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公開番号2024080653
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2023200528
出願日2023-11-28
発明の名称ドアストッパー
出願人株式会社マーナ
代理人個人
主分類E05F 5/00 20170101AFI20240606BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】 ペダル部を踏んでストッパー部材を下降するだけでロックが掛かり、閉まるドアを静止するとともに、ドアを僅かに開ける方向に押すだけで、ロックを解除してストッパー部材を元の状態に収容できるドアストッパーを提供すること。
【解決手段】 ドア1の内側に着脱自在に取り付けられるケース本体Aと、ケース本体Aに上下動可能に収容され、下部に設けたペダル部40を踏むことにより、下端部45が床面2に接触するまで下降するストッパー部材Bと、下降するストッパー部材Bをケース本体Aに戻す方向に付勢する弾性部材Cと、弾性部材Cの付勢に抗してストッパー部材Bの下降状態を維持するロック機構Dと、を備えることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ドアの内側に着脱自在に取り付けられるケース本体と、
ケース本体に上下動可能に収容され、下部に設けたペダル部を踏むことにより、下端部が床面に接触するまで下降するストッパー部材と、
下降するストッパー部材をケース本体に戻す方向に付勢する弾性部材と、
弾性部材の付勢に抗してストッパー部材の下降状態を維持するロック機構と、を備えることを特徴とするドアストッパー。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
ロック機構は、ケース本体に設けられ、上下方向に複数段の歯が形成された係止歯部と、ストッパー部材に設けられ、係止歯部の歯と係止可能な係止爪と、を有し、
係止歯部の歯と、ストッパー部材の係止爪との係止は、ストッパー部材の下降時だけに許容することを特徴とする請求項1に記載のドアストッパー。
【請求項3】
係止歯部は、ケース本体の取り付け面と反対側内面に沿って設けられ、
係止爪は、ストッパー部材に対して弾性変形可能に設けられることを特徴とする請求項2に記載のドアストッパー。
【請求項4】
係止歯部は、ケース本体の取り付け面に対して上方に向かうほど取り付け面から離れるように、複数段の歯が傾斜状態で設けられることを特徴とする請求項3に記載のドアストッパー。
【請求項5】
ストッパー部材は、ケース本体の取り付け面に沿って上下方向に延びるスライド基体と、スライド基体の下端からドアと反対側に張り出すペダル部と、ペダル部の下部に揺動可能に設けられる床面接地部と、を有することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のドアストッパー。
【請求項6】
ストッパー部材は、ケース本体の取り付け面に沿って上下方向に延びるスライド基体と、スライド基体の下端からドアと反対側に張り出すペダル部と、ペダル部の下部に弾性変形可能に設けられる床面接地部と、を有することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のドアストッパー。
【請求項7】
スライド基体は、ケース本体に対して上下方向にガイドされるスライド側面と、背面側上部から突設されるストッパー凸部と、係止爪が突設され、弾性変形可能な爪支持板部と、を有することを特徴とする請求項5に記載のドアストッパー。
【請求項8】
スライド基体は、ケース本体に対して上下方向にガイドされるスライド側面と、背面側上部から突設されるストッパー凸部と、係止爪が突設され、弾性変形可能な爪支持板部と、を有することを特徴とする請求項6に記載のドアストッパー。
【請求項9】
係止歯部は、複数段の歯の両脇に沿って前後方向に立設されるガイド側壁を有し、
スライド基体は、係止歯部のガイド側壁に対して上下方向にガイドされるスライド側面と、背面側上部から突設されるストッパー凸部と、係止爪が突設され、弾性変形可能な爪支持板部と、を有することを特徴とする請求項5に記載のドアストッパー。
【請求項10】
係止歯部は、複数段の歯の両脇に沿って前後方向に立設されるガイド側壁を有し、
スライド基体は、係止歯部のガイド側壁に対して上下方向にガイドされるスライド側面と、背面側上部から突設されるストッパー凸部と、係止爪が突設され、弾性変形可能な爪支持板部と、を有することを特徴とする請求項6に記載のドアストッパー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアが閉じるのを静止するドアストッパーに関し、とくに、ドアの内側に取り付けて使用するドアストッパーに関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ドアクローザーによって閉じるドアを所望の位置で静止するドアストッパーは周知であり、ドアストッパーとして、例えば、1本の棒状体の基端をドアに対して回動自在に取り付け、待機時は、基端から上方にドアに沿うように収容し、使用時は、棒状体を回動させて先端を床面に当接させ、床面とドア面の間で適宜の角度で傾斜させて配置することにより、突っ張り棒のようにドアを静止するものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1記載のドアストッパーでは、ドアが閉まるのを確実に静止するために、ドアに取り付けるドアストッパーの高さや角度を適切に微調整することが必要であり、ドアストッパーの高さや角度を微調整する機構は、構造が複雑になるため、コスト高となる、という問題があった。
【0004】
このような問題に対処するために、ドアの面に沿って固定されるベース板の下端からドアが閉まる方向に延在する下向きの平坦面である傾斜面と、左右方向に延在する中心軸上に中心軸部材を具備し、かつ傾斜面に当接して移動可能なローラーと、傾斜面の上端がローラーの初期位置となるように中心軸部材を略上方に弾性的に付勢するための弾性部材と、を備え、使用時には、ローラーを弾性部材の弾性力に抗して傾斜面に沿って下方に移動させ床面に当接させると、ドアが閉まろうとする力によりローラーが傾斜面と床面との間で圧縮力を受けてドアを静止するドアストッパーが知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3089200号公報
実用新案登録第3194940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献2記載のドアストッパーでは、ローラーが傾斜面と床面との間で適切に圧縮力を受けるように、ドアに対するドアストッパーのおおまかな高さを予め設定する高さ調節機構を別途必要とする、という問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、ペダル部を踏んでストッパー部材を下降するだけでロックが掛かり、閉まるドアを静止するとともに、ドアを僅かに開ける方向に押すだけで、ロックを解除してストッパー部材を元の状態に収容できるドアストッパーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するため、ドアストッパーとして、ドアの内側に着脱自在に取り付けられるケース本体と、ケース本体に上下動可能に収容され、下部に設けたペダル部を踏むことにより、下端部が床面に接触するまで下降するストッパー部材と、下降するストッパー部材をケース本体に戻す方向に付勢する弾性部材と、弾性部材の付勢に抗してストッパー部材の下降状態を維持するロック機構と、を備えることを特徴とする構成を採用する。
【0009】
さらに、ドアストッパーの実施形態として、ロック機構は、ケース本体に設けられ、上下方向に複数段の歯が形成された係止歯部と、ストッパー部材に設けられ、係止歯部の歯と係止可能な係止爪と、を有し、係止歯部の歯と、ストッパー部材の係止爪との係止は、ストッパー部材の下降時だけに許容することを特徴とする構成、また係止歯部は、ケース本体の取り付け面と反対側内面に沿って設けられ、係止爪は、ストッパー部材に対して弾性変形可能に設けられることを特徴とする構成、また係止歯部は、ケース本体の取り付け面に対して上方に向かうほど取り付け面から離れるように、複数段の歯が傾斜状態で設けられることを特徴とする構成、またストッパー部材は、ケース本体の取り付け面に沿って上下方向に延びるスライド基体と、スライド基体の下端からドアと反対側に張り出すペダル部と、ペダル部の下部に揺動可能に設けられる床面接地部と、を有することを特徴とする構成、またストッパー部材は、ケース本体の取り付け面に沿って上下方向に延びるスライド基体と、スライド基体の下端からドアと反対側に張り出すペダル部と、ペダル部の下部に弾性変形可能に設けられる床面接地部と、を有することを特徴とする構成、またスライド基体は、ケース本体に対して上下方向にガイドされるスライド側面と、背面側上部から突設されるストッパー凸部と、係止爪が突設され、弾性変形可能な爪支持板部と、を有することを特徴とする構成、また係止歯部は、複数段の歯の両脇に沿って前後方向に立設されるガイド側壁を有し、スライド基体は、係止歯部のガイド側壁に対して上下方向にガイドされるスライド側面と、背面側上部から突設されるストッパー凸部と、係止爪が突設され、弾性変形可能な爪支持板部と、を有することを特徴とする構成を採用する。
【発明の効果】
【0010】
本発明のドアストッパーは、上記構成を採用することにより、ペダル部を踏んでストッパー部材を下降すると、弾性部材の付勢に抗してストッパー部材の下降状態をロック機構により維持し、ストッパー部材の下端部が床面に接触することで閉まるドアを静止することができる。
また、本発明のドアストッパーは、ドアを僅かに開ける方向に押すと、ロック機構による下降状態をリリースし、ストッパー部材を弾性部材の付勢により元の状態に収容し、ドアを閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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