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公開番号2024082364
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022196160
出願日2022-12-08
発明の名称ロック装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人
主分類E05B 19/00 20060101AFI20240613BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】部品点数を増加させることなく、スライド部を操作する操作者に対し、操作を行った量を直感的に理解することが出来る操作感触が生成されるようにすること。
【解決手段】ロック装置は、収容部を有する第1の筐体と、第2の筐体と、収容部に収容可能な被収容部材と、収容部に収容された被収容部材を係脱可能に係止するロック機構とを備え、第1の筐体は、操作者からの操作力を受付けてスライドし、ロック位置にある時、収容部に収容された被収容部材を係止し、ロック位置からスライドした時、被収容部材の係止を解除するロック部と、ロック部と一体に設けられ、ロック部がロック位置からスライドした時、ロック部に復帰力を与える第1のバネ部と、を有し、第2の筐体は、ロック部がロック位置から第1の所定量より大きくスライドした時、ロック部に復帰力を与える第2のバネ部を有し、ロック機構は、ロック部と第1のバネ部と第2のバネ部とを有する。
【選択図】図8A
特許請求の範囲【請求項1】
収容部を有する第1の筐体と、
前記第1の筐体と互いに固定される第2の筐体と、
前記収容部に収容可能な被収容部材と、
前記収容部に収容された前記被収容部材を係脱可能に係止するロック機構と
を備え、
前記第1の筐体は、
操作者からの操作力を受付けてスライドし、ロック位置にある時、前記収容部に収容された前記被収容部材を係止し、前記ロック位置からスライドした時、前記被収容部材の係止を解除するロック部と、
前記ロック部と一体に設けられ、前記ロック部が前記ロック位置からスライドした時、前記ロック部に前記ロック位置への復帰力を与える第1のバネ部と、を有し、
前記第2の筐体は、
前記ロック部が前記ロック位置から第1の所定量より大きくスライドした時、前記ロック部に前記ロック位置への復帰力を与える第2のバネ部を有し、
前記ロック機構は、前記ロック部と前記第1のバネ部と前記第2のバネ部とを有する
ことを特徴とするロック装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記ロック機構は、
前記第2の筐体と一体に設けられ、前記ロック部が前記ロック位置から前記第1の所定量よりも大きい第2の所定量より大きくスライドした時、前記ロック部に前記ロック位置への復帰力を与える第3のバネ部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のロック装置。
【請求項3】
前記ロック部は、
前記ロック位置から前記第2の所定量よりも大きい第3の所定量以上スライドした時、前記被収容部材の係止を解除する
ことを特徴とする請求項2に記載のロック装置。
【請求項4】
前記第1の筐体と前記第2の筐体とは一体成形される
ことを特徴とする請求項1に記載のロック装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロック装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、エマージェンシーキーと、エマージェンシーキーを収容するケースと、ケース内に収容されたエマージェンシーキーを係止するスライド部と、スライド部を復帰させるバネとを備える電子キーが開示されている。また、下記特許文献1には、ユーザが電子キーのスライド部を操作することにより、スライド部とエマージェンシーキーとの係止状態が解除され、エマージェンシーキーがケースから挿脱可能になる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2012/132461号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の電子キーは、スライド部を復帰させるバネとして単一の金属製のコイルバネを用いているため、この分だけ部品点数が増加している。また、更に、特許文献1の電子キーのコイルバネは、バネ定数が一定であることによって、スライド部材の操作荷重は操作量に対して一次関数的に変化する。そのため、特許文献1の電子キーは、部品点数を増やす事無く操作荷重特性に特徴的な変化点を設けることは困難である。そのため、特許文献1の電子キーのスライド部を操作する操作者は、操作中に、操作感触の変化を情報源として操作を行った量を直感的に理解することができない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係るロック装置は、収容部を有する第1の筐体と、第1の筐体と互いに固定される第2の筐体と、収容部に収容可能な被収容部材と、収容部に収容された被収容部材を係脱可能に係止するロック機構とを備え、第1の筐体は、操作者からの操作力を受付けてスライドし、ロック位置にある時、収容部に収容された被収容部材を係止し、ロック位置からスライドした時、被収容部材の係止を解除するロック部と、ロック部と一体に設けられ、ロック部がロック位置からスライドした時、ロック部にロック位置への復帰力を与える第1のバネ部と、を有し、第2の筐体は、ロック部がロック位置から第1の所定量より大きくスライドした時、ロック部にロック位置への復帰力を与える第2のバネ部を有し、ロック機構は、ロック部と第1のバネ部と第2のバネ部とを有する。
【発明の効果】
【0006】
一実施形態に係るロック装置によれば、部品点数を増加させることなく、スライド部を操作する操作者に対し、操作を行った量を直感的に理解することが出来る操作感触が生成される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る電子キーの上面側の外観を示す斜視図
一実施形態に係る電子キーの下面側の外観を示す斜視図
一実施形態に係る電子キーの構成を示す分解斜視図
一実施形態に係る電子キーのロック部の配置を示す一部分解斜視図
一実施形態に係る電子キーの右側面図
一実施形態に係る電子キーを図4に示す切り取り線A-Aで切断した断面図
一実施形態に係る電子キーを図4に示す切り取り線B-Bで切断した断面図
一実施形態に係る電子キーが備える中間筐体の下面側の外観を示す斜視図
一実施形態に係る電子キーが備える下側筐体の上面側の外観を示す斜視図
一実施形態に係る電子キーの下側筐体の上方図
図7Bに示す下側筐体の一部を拡大した拡大図
一実施形態に係る電子キーのロック部がロック位置に復帰している時の様子を示す断面図
一実施形態に係る電子キーのロック部がロック位置から第1の所定量離れた位置までスライドした時の様子を示す断面図
一実施形態に係る電子キーのロック部がロック位置から第2の所定量離れた位置までスライドした時の様子を示す断面図
一実施形態に係る電子キーにおけるロック部の操作荷重特性を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
【0009】
(電子キー10の構成)
図1は、一実施形態に係る電子キー10の上面側の外観を示す斜視図である。図2は、一実施形態に係る電子キー10の下面側の外観を示す斜視図である。図3Aは、一実施形態に係る電子キー10の構成を示す分解斜視図である。図3Bは、一実施形態に係る電子キー10のロック部151の配置を示す一部分解斜視図である。
【0010】
なお、以降の説明では、便宜上、図中Z軸方向(筐体100の厚さ方向)を上下方向とし、図中Y軸方向(筐体100の短手方向)を左右方向とし、図中X軸方向(筐体100の長手方向)を前後方向とする。但し、Z軸正方向を上方とし、X軸正方向を前方とし、Y軸正方向を右方とする。上記方向の記載は、電子キー10内部の相対的な位置関係を規定しているものであって、電子キー10の設置方向や使用時の操作方向等を規定するものでは無い。いずれの方向に設置または操作するものであっても本発明の権利範囲に包含されるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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