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公開番号
2024127733
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023209163
出願日
2023-12-12
発明の名称
インクカートリッジ及びインクカートリッジの再製造方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/175 20060101AFI20240912BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 貼付されたシール部材を容易に剥離可能なインクカートリッジ及びそのようなインクカートリッジの再利用方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 インクを貯留するためのインク貯留部と、前記インク貯留部を大気と連通させるための貫通孔である大気連通孔6と、前記大気連通孔と接続する溝部である大気連通路5と、を有する筐体100と、前記大気連通孔の開口の全領域と、前記大気連通路の全領域と、を覆うシール部材4と、を有するインクカートリッジであって、前記筐体のうち前記シール部材に覆われる領域には、前記大気連通路とは異なる凹部12が形成されており、前記凹部の開口の一部は、前記シール部材から露出していることを特徴とするインクカートリッジ。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを貯留するためのインク貯留部と、前記インク貯留部を大気と連通させるための貫通孔である大気連通孔と、前記大気連通孔と接続する溝部である大気連通路と、を有する筐体と、
前記大気連通孔の開口の全領域と、前記大気連通路の全領域と、を覆うシール部材と、を有するインクカートリッジであって、
前記筐体のうち前記シール部材に覆われる領域には、前記大気連通路とは異なる凹部が形成されており、
前記凹部の開口の一部は、前記シール部材から露出していることを特徴とするインクカートリッジ。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記筐体は、開口を備え内部にインク貯留部を有するインク貯留部材と、前記開口を覆う蓋部材と、を有し、
前記蓋部材に、前記大気連通孔および前記大気連通路が形成され、前記シール部材が貼付されている、請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項3】
前記シール部材は多角形形状をしており、
前記シール部材の全ての角部が前記筐体に貼付されている、請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項4】
前記筐体の前記凹部が形成されている面における短手方向において、前記凹部の長さは前記筐体の長さの1/2以上である、請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項5】
前記筐体のうち、前記凹部が形成されている領域の厚みが、前記凹部が形成されていない領域の厚み以上である、請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項6】
前記凹部の内部には、前記シール部材が貼付される突起部が形成されている、請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項7】
前記大気連通路は、複数の屈曲部を有し、前記大気連通孔から延在している、請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項8】
前記シール部材のうち、前記凹部を覆う領域と、前記大気連通孔および前記大気連通路を覆う領域との間には、前記シール部材を分離するための分離可能部が形成されている、請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項9】
前記筐体のうち、前記シール部材が貼付される面の1/2以上の領域に、前記シール部材が貼付されている、請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項10】
前記筐体には、インクを注入するためのインク注入口が形成されており、
前記インク注入口の全領域が、前記シール部材に覆われている、請求項1に記載のインクカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクカートリッジ及びインクカートリッジの再製造方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置に使用される一般的なインクカートリッジとして、インクが注入されるインク注入口と、インクを供給するインク供給口と、大気連通部とが設けられているものが知られている。インクカートリッジがインクジェット記録装置に取り付けられ、カートリッジ内のインクがインク供給口からインクジェット記録装置の液体吐出ヘッドに供給されることで、画像や文字等の記録がされる。インクカートリッジから液体吐出ヘッドへのインクの供給と同時に、大気連通部からインクカートリッジ内に大気が取り込まれることで、インクの供給をスムーズに行うことができる。また、インクカートリッジの中には、製造時においてインクがインク注入口から注入されるものがある。そのようなインクカートリッジの物流時には、蒸発とインク漏れを防ぐために、インク注入口と大気連通部は、例えばシール部材により覆われている。
【0003】
近年、インクカートリッジのようなプラスチック製品の廃棄による環境問題が重要視されており、インクカートリッジのリサイクルが求められている。例えば、特許文献1には、簡単にリサイクルを行えるように、インク中に溶出することのないシール部材により大気連通部が覆われたインクカートリッジが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-100009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、インクカートリッジの再製造については何ら言及されていない。例えば、インク注入口がシール部材により密封されている場合には、再製造時にインクを再注入するために、シール部材を剥離する必要がある。また、インク注入口が設けられておらず新たにインク注入口を形成する場合も、大気連通部がシール部材により覆われていると、生産性が低下するため、シール部材を剥離する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載のインクカートリッジのように、シール部材を剥離するための工夫が為されていない構成では、シール部材の剥離が困難になる。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑み、貼付されたシール部材を容易に剥離可能なインクカートリッジ及びそのようなインクカートリッジの再製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために本発明のインクカートリッジは、インクを貯留するためのインク貯留部と、前記インク貯留部を大気と連通させるための貫通孔である大気連通孔と、前記大気連通孔と接続する溝部である大気連通路と、を有する筐体と、前記大気連通孔の開口の全領域と、前記大気連通路の全領域と、を覆うシール部材と、を有し、前記筐体のうち前記シール部材に覆われる領域には、前記大気連通路とは異なる凹部が形成されており、前記凹部の開口の一部は、前記シール部材から露出していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
貼付されたシール部材を容易に剥離可能なインクカートリッジ及びそのようなインクカートリッジの再製造方法を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
インクカートリッジの上面図。
インクカートリッジの側面図。
インク貯留部材と蓋部材との接合部を示すインクカートリッジの上面図。
インク貯留部材と蓋部材との接合部を示すインクカートリッジの側面図。
凹部が形成された領域の厚みが厚いインクカートリッジの側面図。
凹部に突起部が形成されたインクカートリッジの上面図。
凹部に突起部が形成されたインクカートリッジの側面図。
凹部の全領域がシール部材に覆われているインクカートリッジの上面図。
凹部の全領域がシール部材に覆われているインクカートリッジの側面図。
シール部材に切込みが形成されたインクカートリッジの上面図。
インク注入口が形成されていないインクカートリッジの上面図。
インク注入口が形成されていないインクカートリッジの側面図。
比較例におけるインクカートリッジの上面図。
比較例におけるインクカートリッジの側面図。
比較例におけるインクカートリッジの上面図。
比較例におけるインクカートリッジの側面図。
物流時におけるインクカートリッジの上面図。
シール部材に分離可能部を有するインクカートリッジの上面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。尚、以下の実施形態は本発明事項を限定するものでなく、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状などは、あくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。尚、同一の構成要素には同一の参照番号を付す。
(【0011】以降は省略されています)
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