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公開番号2024127017
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035844
出願日2023-03-08
発明の名称撮像装置および制御方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 23/74 20230101AFI20240912BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 被写体領域を予め定めた値よりも速いシャッタースピードでストロボ撮影するとき、撮影画像の被写体領域に露出ずれやムラが発生することがある。
【解決手段】 撮影画像の被写体領域に露出ずれやムラが発生しにくくするために、ストロボ撮影におけるシャッターの先幕の幕速を被写体の位置に応じて制御する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
ストロボを用いた撮影が可能な撮像装置であって、
画像を撮像する撮像手段と、
前記画像から被写体を検出する被写体検出手段と、
シャッターの先幕の幕速を変えることのできる先幕制御手段と、を有し、
前記先幕制御手段は、前記画像における前記被写体の領域を予め定めた第1の値よりも速いシャッタースピードでストロボ撮影するとき、前記被写体の前記画像内での位置に応じて前記幕速を変化させることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記先幕制御手段は、前記被写体の下端に対応する領域までは先幕と後幕の幕速をそろえ、それ以降の領域では先幕の幕速を加速することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の値は、先幕と後幕の幕速を同じにしたときに実現できるストロボ同調秒時であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記被写体を前記第1の値よりも速いシャッタースピードでストロボ撮影するときとは、前記被写体が所定の明るさ以上であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記被写体を前記第1の値よりも速いシャッタースピードでストロボ撮影するときとは、前記被写体の動き量が所定の大きさ以上であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記被写体を前記第1の値よりも速いシャッタースピードでストロボ撮影するときとは、前記被写体のブレを抑制したい場合であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記被写体を前記第1の値よりも速いシャッタースピードでストロボ撮影するときとは、レンズの絞りを開放側にしたいときであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記被写体検出手段は、前記画像内の前記被写体の少なくとも第一の部位と前記第一の部位より下部に存在する第二の部位を検出し、
前記先幕制御手段は、前記画像内で前記第二の部位が幕速を加速できる下限より上の領域にある場合は、前記第二の部位の下端から幕速を加速し、前記第一の部位が幕速を加速できる下限より上の領域にある場合は、前記第一の部位の下端から幕速を加速することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記被写体は人物であり、
前記第一の部位は顔および頭部、前記第二の部位は胴体であることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記被写体は乗り物であり、
前記第一の部位は乗り物の全体であり、前記第二の部位は存在しないことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置および制御方法、プログラムに関し、特に、ストロボ撮影時のシャッター制御に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、フォーカルプレーン型のシャッターには、露光を開始させる先幕と露光を終了させる後幕とがあり、それぞれが機械シャッタータイプ(メカシャッター方式)やそれぞれが電子シャッタータイプ(電子シャッター方式)のものが存在する。また、先幕が電子シャッタータイプで後幕が機械シャッタータイプの混合(電子先幕方式)のものがあって、それらのシャッター方式を設定に応じて切り替えて撮像動作を行うことが可能である。
【0003】
フォーカルプレーン型のシャッターを使ってのストロボ撮影では、フォーカルプレーン型のシャッターが撮像素子に対して全画面を開口しているとき、すなわちシャッターの先幕の走行が完了したときにストロボ発光が許可される。そしてストロボ発光の発光後信号の波高値が発光量の最大値に対して、所定の量になるタイミングで後幕を走行させるのが一般的である。こうすることで、シャッターの全開の期間が最も短いシャッター秒時となり、これをストロボ同調秒時という。
【0004】
同調秒時を高速にするには、シャッターの走行速度(電子シャッターでは蓄積電荷のリセット時間や読み出し時間)を短くするという手段がある。特許文献1は、電子先幕方式の撮像装置であって、ストロボ撮影をする時は、先幕の電子シャッターの時間を後幕の機械シャッター時間よりも早くして、発光タイミングを前にずらして同調秒時を早くする方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-060640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ストロボ撮影する時には、先幕と後幕との走行速度、つまり、シャッターの傾きが変わるため、撮像した画像の上部と下部で蓄積時間が変わってしまい、画像の上下で露出がずれるという問題が発生してしまう。
【0007】
また、シャッターの傾きが変わる加速点と被写体の位置関係により、画像の明るさがオーバーになったりムラがでたりするという課題がある。
【0008】
上記課題に鑑み、本発明は高速なストロボ撮影時に撮影画像の被写体領域の露出ずれやムラを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明の撮像装置は、ストロボを用いた撮影が可能な撮像装置であって、画像を取得する取得手段と、シャッター(電子シャッター含む)の先幕の幕速を変えることのできる先幕制御手段と、前記画像から被写体を検出する被写体検出手段を有し、前記先幕制御手段は、被写体領域を予め定めた値よりも速いシャッタースピードでストロボ撮影するとき、前記被写体の前記画像内での位置に応じて前記幕速を変化させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、被写体領域を予め定めた値よりも速いシャッタースピードでストロボ撮影するとき、被写体の画像内での位置に応じて幕速を変化させることで、撮影画像の被写体領域の露出ずれやムラを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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