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公開番号
2024126983
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035790
出願日
2023-03-08
発明の名称
光学装置、撮像装置および制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
17/18 20210101AFI20240912BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】適切なフォーカスガイドを撮像装置に表示させる。
【解決手段】光学装置111は、デフォーカス量に応じたフォーカスガイドを表示可能な撮像装置132に着脱可能および通信可能に装着され、光学系を有する。該光学装置は、光学系の状態を検出する検出手段107、134と、フォーカスガイドにおけるデフォーカス量に対する合焦判定範囲を撮像装置に設定させるための設定用情報を撮像装置に送信する制御手段111とを有する。制御手段は、光学系の状態の変化に応じて、撮像装置に合焦判定範囲を変更させるための設定用情報を撮像装置に送信する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
デフォーカス量に応じたフォーカスガイドを表示可能な撮像装置に着脱可能および通信可能に装着され、光学系を有する光学装置であって、
前記光学系の状態を検出する検出手段と、
前記フォーカスガイドにおける前記デフォーカス量に対する合焦判定範囲を前記撮像装置に設定させるための設定用情報を前記撮像装置に送信する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記光学系の状態の変化に応じて、前記撮像装置に前記合焦判定範囲を変更させるための前記設定用情報を前記撮像装置に送信することを特徴とする光学装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記撮像装置は、前記デフォーカス量をAF合焦判定範囲に収めるオートフォーカス制御を行い、
前記制御手段は、前記AF合焦判定範囲とは異なる前記合焦判定範囲を前記撮像装置に設定させるための前記設定用情報を前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項3】
前記光学系の状態は、ズーム状態であり、
前記光学装置は、前記ズーム状態の変化に応じてピント変動を補正するズームピント補正制御を行い、
前記制御手段は、前記ズーム状態の変化の前よりも広い前記合焦判定範囲を前記撮像装置に設定させるための前記設定用情報を前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項4】
前記光学系の状態は、マニュアルフォーカス操作により変化するフォーカス状態であり、
前記制御手段は、前記フォーカス状態の変化の前よりも狭い前記合焦判定範囲を前記撮像装置に設定させるための前記設定用情報を前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項5】
前記設定用情報は、許容錯乱円径に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項6】
前記設定用情報は、焦点深度に対する前記合焦判定範囲の比率に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項7】
前記設定用情報は、所定の合焦判定範囲に対して乗じる又は加減する値に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記光学系の状態の変化が終了することに応じて、前記撮像装置に前記光学系の状態が変化する前の前記合焦判定範囲を設定させるための通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
【請求項9】
光学系を有する光学装置が着脱可能および通信可能に装着される撮像装置であって、
デフォーカス量に応じたフォーカスガイドを表示可能な表示手段と、
前記光学装置から受信した設定用情報を用いて、前記フォーカスガイドにおける前記デフォーカス量に対する合焦判定範囲を設定する設定手段とを有し、
前記設定手段は、前記光学系の状態の変化に応じた前記設定用情報を前記光学装置から受信することにより前記合焦判定範囲を変更することを特徴とする撮像装置。
【請求項10】
前記撮像装置は、前記デフォーカス量をAF合焦判定範囲に収めるオートフォーカス制御を行い、
前記設定手段は、前記AF合焦判定範囲とは異なる前記合焦判定範囲を設定することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像に用いられる光学装置および撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザがマニュアルフォーカス操作を行う際に被写体に対するレンズの非合焦(前ピン、後ピン)状態や合焦状態を示すピント情報を表示するフォーカスガイド機能を有するカメラが特許文献1に開示されている。また特許文献2には、交換レンズごとの許容錯乱円径δと開放F値の情報に基づいて、その交換レンズを用いた撮像において合焦状態と判定する合焦判定範囲を設定するカメラが開示されている。さらに特許文献3には、AF(オートフォーカス制御)において、カメラに対するユーザの操作や撮像モードに基づいて合焦判定範囲を設定するカメラが開示されている。
【0003】
また、ズームが可能な光学機器においては、ズームに伴うピント変動を補正するためにフォーカスレンズを駆動するズームピント補正機能を有するものがある。ただし、ズームピント補正機能においては、ズームに対するフォーカスレンズの駆動の時間的な遅れによりピントずれ(以下、ズームピント補正遅れという)が発生する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-365710号公報
特許第5979902号公報
特開2020-67521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ズームピント補正遅れが発生している期間にピント状態が検出されるとフォーカスガイド機能により非合焦状態が表示され、その後フォーカスレンズが合焦位置に到達するとフォーカスガイド機能により合焦状態が表示される。このように、ズームピント補正遅れによって一時的に非合焦状態が表示された後に合焦状態が表示されると、ユーザに光学機器が低品位であるかのような印象を与えるおそれがある。
【0006】
一方、一般的な撮像においては合焦状態と判定可能なピント状態であっても4Kや8K等の高精細撮像では合焦状態とは判定できない場合があり、このような高精細撮像に適切な合焦判定範囲の設定も求められる。
【0007】
本発明は、適切なフォーカスガイドを撮像装置に表示させることを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面としての光学装置は、デフォーカス量に応じたフォーカスガイドを表示可能な撮像装置に着脱可能および通信可能に装着され、光学系を有する。該光学装置は、光学系の状態を検出する検出手段と、フォーカスガイドにおけるデフォーカス量に対する合焦判定範囲を撮像装置に設定させるための設定用情報を撮像装置に送信する制御手段とを有する。制御手段は、光学系の状態の変化に応じて、撮像装置に合焦判定範囲を変更させるための設定用情報を撮像装置に送信することを特徴とする。
【0009】
また本発明の他の一側面としての撮像装置は、光学系を有する光学装置が着脱可能および通信可能に装着される。該撮像装置は、デフォーカス量に応じたフォーカスガイドを表示可能な表示手段と、光学装置から受信した設定用情報を用いて、フォーカスガイドにおけるデフォーカス量に対する合焦判定範囲を設定する設定手段とを有する。設定手段は、光学系の状態の変化に応じた設定用情報を光学装置から受信することにより合焦判定範囲を変更することを特徴とする。
【0010】
また本発明の他の一側面としての撮像装置は、光学系を通して撮像を行う。該撮像装置は、デフォーカス量に応じたフォーカスガイドを表示可能な表示手段と、光学系の状態を検出する検出手段と、フォーカスガイドにおけるデフォーカス量に対する合焦判定範囲を設定する設定手段とを有する。設定手段は、光学系の状態の変化に応じて合焦判定範囲を変更することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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