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公開番号2024126976
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035783
出願日2023-03-08
発明の名称二次電池
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/04 20060101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極体の破損を抑制可能な二次電池を提供する。
【解決手段】二次電池1は、電極体100と、
電極体100を収容する収容ケース200と、を備え、
収容ケース200は、底壁部212を有し上方に向けて開口する開口部211を有する本体部210と、底壁部212に対向し開口部211を閉塞する蓋部220とを含み、
底壁部212は、電極体10に向けて突出する第1突出部215を有し、
蓋部220は、電極体100に向けて突出する第2突出部225を有し、
電極体100は、第1突出部215との間および第2突出部225との間の各々に絶縁部材を介在させた状態で、第1突出部215および第2突出部225によって挟持されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電極体と、
前記電極体を収容する収容ケースと、を備え、
前記収容ケースは、底壁部を有し上方に向けて開口する開口部を有する本体部と、前記底壁部に対向し前記開口部を閉塞する蓋部とを含み、
前記底壁部は、前記電極体に向けて突出する第1突出部を有し、
前記蓋部は、前記電極体に向けて突出する第2突出部を有し、
前記電極体は、前記第1突出部との間および前記第2突出部との間の各々に絶縁部材を介在させた状態で、前記第1突出部および前記第2突出部によって挟持されている、二次電池。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記電極体は、正極集電タブおよび負極集電タブが設けられた上面部を有し、
前記第2突出部は、前記正極集電タブと前記負極集電タブとの間に配置されている、請求項1に記載の二次電池。
【請求項3】
前記第2突出部の弾性率は、前記第1突出部の弾性率よりも大きい、請求項2に記載の二次電池。
【請求項4】
前記第2突出部には、前記収容ケースの収容空間に連通する貫通孔が設けられており、
前記蓋部は、前記収容空間が位置する側とは反対側に位置する外表面を有し、
前記外表面は、前記第2突出部に対応する箇所に下方に向けて凹む凹部を有し、
前記凹部を封止する封止部材をさらに備えた、請求項3に記載の二次電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、二次電池に関し、特に、車両に搭載される二次電池に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の二次電池として、特開2015-204292号公報(特許文献1)には、電極体と当該電極体を収容するケースの底壁部との間にボトムリテーナを配置し、ボトムリテーナを電極体を支持する支持部と、ケースの底壁部と接触する接触部とを含むように構成する技術が開示されている。
【0003】
ケースの底壁部に接触する接触部を具備するボトムリテーナを配置することにより、当該接触部が持続的に電極体を上方へ押し付け、これにより電極体の自重および振動による電極体の分解を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-204292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成のように、接触部からの反力によって電極体を上方に押し付けるだけでは、電極体の固定が不十分となり、振動により電極体が破損することが懸念される。
【0006】
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、電極体の破損を抑制可能な二次電池を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に基づく二次電池は、電極体と、上記電極体を収容する収容ケースと、を備える。上記収容ケースは、底壁部を有し上方に向けて開口する開口部を有する本体部と、上記底壁部に対向し上記開口部を閉塞する蓋部とを含む。上記底壁部は、上記電極体に向けて突出する第1突出部を有する。上記蓋部は、上記電極体に向けて突出する第2突出部を有する。上記電極体は、上記第1突出部との間および上記第2突出部との間の各々に絶縁部材を介在させた状態で、上記第1突出部および上記第2突出部によって挟持されている。
【0008】
上記構成によれば、収容ケースの底壁部に設けられた第1突出部と、蓋部に設けられた第2突出部とによって電極体を挟持することにより、電極体を安定して保持することができる。これにより、二次電池に振動が負荷された場合に電極体が破損することを抑制することができる。
【0009】
上記本開示に基づく二次電池にあっては、上記電極体は、正極集電タブおよび負極集電タブが設けられた上面部を有していてもよい。この場合には、上記第2突出部は、上記正極集電タブと上記負極集電タブとの間に配置されていてもよい。
【0010】
上記構成によれば、二次電池に振動が負荷された場合に、正極集電タブおよび負極集電タブの移動を抑制し、正極集電タブおよび負極集電タブが蓋部に衝突することを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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