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公開番号
2024126875
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035593
出願日
2023-03-08
発明の名称
シート給送装置、及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
B65H
1/04 20060101AFI20240912BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】エアの吹き付け動作を行う捌きモードにあって、シートの姿勢が乱れることを低減すること。
【解決手段】シート給送装置は、手差しされた複数のシートを支持する支持部を有し、装置本体に対して開閉方向に移動する開閉部と、支持部に支持されたシートを給送する給送部と、開閉部が開閉方向に移動したことを検知する開閉移動検知部と、支持部に支持された複数のシートにエアを吹き付けてシートを捌く捌き部と、給送部によりシートを給送する際に捌き部によるエアの吹き付け動作を行う捌きモードを実行する制御部と、を備え、制御部は、捌きモードにおいて、開閉移動検知部により開閉部が開閉方向に移動したことが検知された場合に(S12のYes)、吹き付け動作を停止する(S13)。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
手差しされた複数のシートを支持する支持部を有し、装置本体に対して開閉方向に移動する開閉部と、
前記支持部に支持されたシートを給送する給送部と、
前記開閉部が前記開閉方向に移動したことを検知する開閉移動検知部と、
前記支持部に支持された複数のシートにエアを吹き付けてシートを捌く捌き部と、
前記給送部によりシートを給送する際に前記捌き部によるエアの吹き付け動作を行う捌きモードを実行する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記捌きモードにおいて、
前記開閉移動検知部により前記開閉部が前記開閉方向に移動したことが検知された場合に、前記吹き付け動作を停止する、
ことを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記捌きモードにおいて、
前記捌き部により前記吹き付け動作を開始してから所定時間が経過した後に前記給送部による給送動作を開始し、
前記吹き付け動作を開始してから所定時間が経過する前に、前記開閉移動検知部により前記開閉部が前記開閉方向に移動したことが検知された場合に、前記吹き付け動作を停止する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記捌きモードにおいて、
前記捌き部により前記吹き付け動作を開始してから所定時間が経過した後に前記給送部による給送動作を開始し、
前記給送動作を開始してから、前記開閉移動検知部により前記開閉部が前記開閉方向に移動したことが検知された場合に、前記吹き付け動作を停止する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記開閉移動検知部は、前記開閉部が前記装置本体に対して閉じられた閉位置と、前記閉位置から開かれた開位置と、を検知する開閉検知センサである、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記給送部は、
前記支持部に支持されたシートを給送する給送ローラと、
前記給送ローラを、前記支持部に支持されたシートに当接させる当接位置と、前記支持部に支持されたシートから離間させる離間位置と、前記開閉部が閉じられることで前記装置本体に格納される格納位置と、に移動可能に支持するローラ支持部と、を備え、
前記開閉検知センサは、前記ローラ支持部及び前記装置本体の一方に固定されたフラグ部と、前記ローラ支持部及び前記装置本体の他方に固定され、前記フラグ部を検知した場合と検知していない場合とで出力信号を変化させる第1信号出力部と、を有するオンオフセンサである、
ことを特徴とする請求項4に記載のシート給送装置。
【請求項6】
前記開閉移動検知部は、前記開閉部の移動量に応じて出力信号を変化させる変位検知センサである、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項7】
前記変位検知センサは、前記開閉部に押圧されて移動される移動部と、前記移動部の位置に応じて出力信号を変化させる第2信号出力部と、を有するプッシュセンサである、
ことを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
【請求項8】
前記開閉部が前記本体に対して閉じられた閉位置と、前記閉位置から開かれた開位置と、を検知する開閉検知センサを備える、
ことを特徴とする請求項6に記載のシート給送装置。
【請求項9】
給送方向に直交する幅方向に移動可能であり、前記支持部に支持されたシートの前記幅方向の位置を規制する側端規制板を備え、
前記捌き部は、ファンと、前記ファンから送風されるエアを前記側端規制板の内部を通るように案内してシートの側方に吹き付けるダクトと、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項10】
請求項1乃至9の何れか1項に記載のシート給送装置と、
前記シート給送装置により給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、手差しにより支持部に支持された複数のシートにエアを吹き付けて捌く捌き部を備えたシート給送装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置には、シートに画像を形成する画像形成部にシートを給送するシート給送装置として、手差しトレイや給紙カセット等が備えられ、或いは給送デッキ等が外付けされている。また、近年、多様な種類のシートに画像を形成する要望が増え、コート紙のような表面が平滑なシートが用いられることがある。このような表面が平滑なシートからなるシート束が上記のようなシート給送装置にセットされると、シート同士の密着力が高いため、シートの分離ができずに給送不良を生じる虞がある。そのため、セットされたシート束にエアを吹き付けてシートを浮上させてシートを捌く、所謂エア捌きを行うものが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-23747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、画像形成装置にあって、ユーザが手差しによりシートをセットする手差しトレイは、装置本体から外側に開いてからシートをセットするため、ユーザが接触する可能性がある。このため、エア捌きを行いながらシートを給送している際に、ユーザが手差しトレイに接触すると、エア捌きによって浮上したシートの姿勢が乱れる虞がある。このように姿勢が乱れたシートを給送すると、斜行を生じて紙詰まりを発生させる原因になるという問題がある。
【0005】
そこで本発明は、エアの吹き付け動作を行う捌きモードにあって、紙詰まりの発生を低減することが可能なシート給送装置、及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、手差しされた複数のシートを支持する支持部を有し、装置本体に対して開閉方向に移動する開閉部と、前記支持部に支持されたシートを給送する給送部と、前記開閉部が前記開閉方向に移動したことを検知する開閉移動検知部と、前記支持部に支持された複数のシートにエアを吹き付けてシートを捌く捌き部と、前記給送部によりシートを給送する際に前記捌き部によるエアの吹き付け動作を行う捌きモードを実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記捌きモードにおいて、前記開閉移動検知部により前記開閉部が前記開閉方向に移動したことが検知された場合に、前記吹き付け動作を停止する、ことを特徴とするシート給送装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、エアの吹き付け動作を行う捌きモードにあって、紙詰まりの発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。
第1の実施の形態に係る画像形成システムの制御系を示すブロック図である。
第1の実施の形態に係る手差し給送部の構成を示す模式図である。
第1の実施の形態に係る手差し給送部でエア吹き付け動作を行った状態を示す模式図である。
ピックアップローラが離間位置に位置する状態の手差し給送部を示す側面断面図である。
昇降プレート検知センサがONになった状態の手差し給送部を示す側面断面図である。
手差しトレイが閉じられた状態の手差し給送部を示す側面断面図である。
第1の実施の形態に係る給紙トレイが持上げられた場合におけるシートの姿勢を説明する模式図である。
第1の実施の形態に係る捌きモードにおけるシート給送制御を示すフローチャートである。
第1の実施の形態に係るエア吹き付け停止判定処理を示すフローチャートである。
第2の実施の形態に係る画像形成システムの制御系を示すブロック図である。
(a)は閉じられた状態の給紙トレイと開閉移動検知センサとを示す側方模式図である。(b)は開かれた状態の給紙トレイと開閉移動検知センサとを示す側方模式図である。(c)は持ち上げられた状態の給紙トレイと開閉移動検知センサとを示す側方模式図である。
第2の実施の形態に係る捌きモードにおけるシート給送制御を示すフローチャートである。
第2の実施の形態に係るエア吹き付け停止判定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明に係る第1の実施の形態を詳細に説明する。まず、画像形成装置201とそれに接続されるシート給送装置としての手差し給送部235とを備えた画像形成システム600について、図1を用いて説明する。図1は、第1の実施の形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。
【0010】
[画像形成システムの概略構成]
図1に示すように、画像形成システム600は、画像形成装置201と、手差し給送部235と、画像形成装置201に接続された給送デッキ800とを備えている。給送デッキ800は、画像形成装置201の図1中の右側に接続され、画像形成装置201にシートSを給送可能に構成されている。また、手差し給送部235も画像形成装置201にシートSを給送可能に構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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