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公開番号2024126630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035153
出願日2023-03-08
発明の名称端子台およびエレベータ装置
出願人三菱電機ビルソリューションズ株式会社,三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 9/28 20060101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子間の絶縁距離を確保しつつ小型化も可能な端子台を得る。
【解決手段】回転電機3側の面21aと、回転電機3側の面21aと対向する外部電源側の面22と、を有し、回転電機3側の面21aから外部電源側の面22まで貫通する端子用貫通孔5を有し、端子用貫通孔5の各々に端子6を挿入可能である第一の絶縁板4aを備え、端子用貫通孔5は、第一の貫通孔100と、第一の貫通孔100以外の端子用貫通孔5のうち第一の貫通孔100に最も近い第二の貫通孔101と、を含み、第一の絶縁板4aは、回転電機3側の面21aにおいて、第一の貫通孔100と第二の貫通孔101との間に凹部23を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第一の面と、前記第一の面と対向する第二の面と、を有し、前記第一の面から前記第二の面まで貫通する第一の複数の貫通孔を有し、前記第一の複数の貫通孔の各々に端子を挿入可能である第一の絶縁板を備え、
前記第一の複数の貫通孔は、第一の貫通孔と、前記第一の貫通孔以外の前記第一の複数の貫通孔のうち前記第一の貫通孔に最も近い第二の貫通孔と、を含み、
前記第一の絶縁板は、前記第一の面において、前記第一の貫通孔と前記第二の貫通孔との間に第一の凹部を有する
端子台。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第一の面と接触する接触面と、前記接触面と対向する対向面と、を有し、前記接触面から前記対向面まで貫通する第二の複数の貫通孔を有し、前記第二の複数の貫通孔の各々に前記端子を挿入可能である第二の絶縁板を備え、
前記第二の絶縁板は、前記接触面に、前記第一の絶縁板の前記第一の凹部と篏合する凸部を有する
請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記接触面に平行な断面における前記第二の複数の貫通孔の各々の形状は、
導電性材料で形成された固定部材によって前記端子と前記第一の絶縁板とが固定され、前記端子が前記第二の複数の貫通孔に挿入された状態において、
前記固定部材と前記第二の複数の貫通孔の各々の側壁との間に空間を有するように形成されている
請求項2に記載の端子台。
【請求項4】
前記第一の絶縁板は、
前記第一の面に、前記第一の面を平面視で見たときに前記第一の貫通孔を内部に含む固定部材用凹部を有し、
前記固定部材用凹部は、前記第一の面に平行な断面において、前記第二の貫通孔に最も近い側壁部に、前記第一の貫通孔の中心と前記第二の貫通孔の中心とを結ぶ直線と垂直な第一の直線部を有し、
導電性材料で形成され、前記第一の面と平行な断面における外形の一部に直線部を有し、前記第一の貫通孔に挿入された前記端子と前記第一の絶縁板とを固定する固定部材を、前記固定部材用凹部の第一の直線部と前記固定部材の直線部が接触するように前記固定部材用凹部内に配置可能である
請求項1から3のいずれか一項に記載の端子台。
【請求項5】
前記第一の絶縁板は、
前記第一の面に、前記第一の面を平面視で見たときに前記第一の貫通孔を内部に含む固定部材用凹部を有し、
前記固定部材用凹部は、前記第一の面に平行な断面において、前記第二の貫通孔に最も近い側壁部に、前記第一の貫通孔の中心と前記第二の貫通孔の中心とを結ぶ直線とのなす角が60度より大きく90度以下である第一の直線部を有し、
導電性材料で形成され、前記第一の面と平行な断面における外形が正六角形であり、前記第一の貫通孔に挿入された前記端子と前記第一の絶縁板とを固定する固定部材を、前記固定部材用凹部の第一の直線部と前記外形の一辺である前記固定部材の直線部が接触するように前記固定部材用凹部内に配置可能である
請求項1から3のいずれか一項に記載の端子台。
【請求項6】
前記固定部材用凹部は、前記第一の面に平行な断面において、前記第二の貫通孔に最も近い側壁部と対向する側壁部に、前記第一の直線部に平行な第二の直線部を有し、
前記固定部材は、前記端子を挿入可能な貫通孔を有し、
前記第一の直線部と前記第二の直線部との間の距離は、
前記第一の面と平行な断面において、前記固定部材の貫通孔の中心と前記固定部材の外周上の点を結ぶ線分のうち最も長い線分の長さの2倍よりも小さく、前記固定部材の直線部と垂直な直線が交わる前記固定部材の外周上の2点を結ぶ線分のうち最も長い線分の長さ以上である
請求項4に記載の端子台。
【請求項7】
前記第一の絶縁板は、
前記第二の面において、前記第一の貫通孔と前記第二の貫通孔との間に第二の凹部を有する
請求項1から3のいずれか1項に記載の端子台。
【請求項8】
回転電機と、
前記回転電機と電気的に接続された端子台と、
を備え、
前記端子台は、
第一の面と、前記第一の面と対向する第二の面と、を有し、前記第一の面から前記第二の面まで貫通する第一の複数の貫通孔を有し、前記第一の複数の貫通孔の各々に端子を挿入可能である第一の絶縁板を備え、
前記第一の複数の貫通孔は、第一の貫通孔と、前記第一の貫通孔以外の前記第一の複数の貫通孔のうち前記第一の貫通孔に最も近い第二の貫通孔と、を含み、
前記第一の絶縁板は、前記第一の面において、前記第一の貫通孔と前記第二の貫通孔との間に第一の凹部を有する
エレベータ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の配線と複数の配線とを電気的に接続するために使用される端子台および端子台を備えたエレベータ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来の端子台は、複数のボルト挿入孔を有する平らな絶縁ボードを備えている。そして、絶縁ボードの各ボルト挿入孔には、端子であるボルトがそれぞれ挿入される。(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-041771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の従来の端子台では、端子台を小型化するために端子間の距離を小さくすると、隣り合う端子間の絶縁距離が足りなくなって短絡してしまう恐れがあった。
【0005】
本開示は上記の課題を解決するためになされたものであり、端子間の絶縁距離を確保しつつ小型化も可能な端子台を得るものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る端子台は、第一の面と、第一の面と対向する第二の面と、を有し、第一の面から第二の面まで貫通する第一の複数の貫通孔を有し、第一の複数の貫通孔の各々に端子を挿入可能である第一の絶縁板を備え、第一の複数の貫通孔は、第一の貫通孔と、第一の貫通孔以外の第一の複数の貫通孔のうち第一の貫通孔に最も近い第二の貫通孔と、を含み、第一の絶縁板は、第一の面において、第一の貫通孔と第二の貫通孔との間に第一の凹部を有する。
【0007】
本開示に係るエレベータ装置は、回転電機と、回転電機と電気的に接続された端子台と、を備え、端子台は、第一の面と、第一の面と対向する第二の面と、を有し、第一の面から第二の面まで貫通する第一の複数の貫通孔を有し、第一の複数の貫通孔の各々に端子を挿入可能である第一の絶縁板を備え、第一の複数の貫通孔は、第一の貫通孔と、第一の貫通孔以外の第一の複数の貫通孔のうち第一の貫通孔に最も近い第二の貫通孔と、を含み、第一の絶縁板は、第一の面において、第一の貫通孔と第二の貫通孔との間に第一の凹部を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、端子間の絶縁距離を確保しつつ端子台を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1におけるエレベータの回転電機周辺の構成を示す図である。
実施の形態1における端子台の側断面図である。
実施の形態1における第一の絶縁板を示す図である。
実施の形態1における端子台を端子箱から取り出した状態を示す図である。
実施の形態1における導電部間の空間距離を説明する図である。
実施の形態1における導電部間の沿面距離を説明する図である。
実施の形態2における第一の絶縁板を示す図である。
実施の形態2における端子台を端子箱から取り出した状態を示す図である。
実施の形態2における第一の絶縁板の切り欠きと端子固定用ナットの位置関係を示す図である。
実施の形態3における端子台の側断面図である。
実施の形態3における第二の絶縁板を示す図である。
実施の形態3における端子固定用ナット間の空間距離を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
実施の形態1における端子台1aを含むエレベータの回転電機3周辺の構成を説明する。図1は実施の形態1におけるエレベータの回転電機3周辺の構成を示す図である。図1において、端子台1aは端子箱2の中に配置され、端子箱2は回転電機3の側面に設置される。端子台1aは、回転電機3に電力供給を行うために使用され、回転電機3の内部配線と外部電源とを電気的に接続する。なお、図示を省略しているが、外部電源は、図1において端子箱2よりも紙面の手前側に設置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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