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公開番号2024126479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034870
出願日2023-03-07
発明の名称ETC車載器およびその制御方法
出願人JRCモビリティ株式会社
代理人個人
主分類G07B 15/00 20110101AFI20240912BHJP(チェック装置)
要約【課題】消費電力を削減可能なETC車載器及びその制御方法を提供する。
【解決手段】ETCゲート路側機5と通信を行うアンテナ11及びRF部12と、アンテナ11及びRF部12を介してETCゲート路側機5と料金収受処理を行なう通常モードと、休止状態となるスリープモードとを備えるCPU14と、ETCゲート路側器5からの送信波を受信するための受信処理をアンテナ11及びRF部12に間欠的に行なわせ、アンテナ11及びRF部12が前記送信波を受信した場合にはCPU14へ割込信号を出力して、CPU14をスリープモードから通常モードへ切り替えるFPGA13と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載され、ETCゲート路側機と通信を行なって有料道路の通行料金を支払うための料金収受処理を行なうETC車載器であって、
前記ETCゲート路側機と通信を行う通信手段と、
前記通信手段を介して前記ETCゲート路側機と前記料金収受処理を行なう通常モードと、休止状態となるスリープモードとを備えるCPUと、
前記ETCゲート路側器からの送信波を受信するための受信処理を前記通信手段に間欠的に行なわせ、前記通信手段が前記送信波を受信した場合には前記CPUへ割込信号を出力して、前記CPUを前記スリープモードから前記通常モードへ切り替えるCPU補助演算手段と、
を備える、ことを特徴とするETC車載器。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記CPU補助演算手段が、前記料金収受処理の終了後に前記CPUを前記通常モードから前記スリープモードへ切り替える、
ことを特徴とする請求項1に記載のETC車載器。
【請求項3】
前記CPU補助演算手段が、前記車両の位置情報を取得する外部装置からETCゲート付近であることを知らせる判定信号を受信した場合に、前記CPUへ割込信号を出力して、前記CPUを前記スリープモードから前記通常モードへ切り替える、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のETC車載器。
【請求項4】
前記CPU補助演算手段が、前記車両の停車を知らせる停車信号を受信した場合に、前記通信手段の受信処理を停止させる、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のETC車載器。
【請求項5】
車両に搭載され、ETCゲート路側機と通信を行なって有料道路の通行料金を支払うための料金収受処理を行なうETC車載器の制御方法であって、
前記料金収受処理を行なうCPUをスリープモードに切り替えるステップと、
前記ETCゲート路側機からの送信波を受信するための受信処理を通信手段に間欠的に行なわせるステップと、
前記通信手段が前記送信波を受信した場合には前記CPUへ割込信号を出力し、前記CPUを前記スリープモードから前記料金収受処理を行なう通常モードへと切り替えるステップと、
を備える、ことを特徴とするETC車載器の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高速道路等の有料道路において、無線を介して自動で通行料金の収受を行う技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、高速道路等の有料道路において、料金所付近の渋滞の解消および緩和を図るためETC(Electronic Toll Collection)システムが導入されつつある。
【0003】
このETCシステムは、無線通信機能を有し、ユーザー固有の情報等が記憶されたICカードが着脱自在に設けられたETC車載器を車両に搭載し、このETC車載器と有料道路等の料金所のゲートに設けられた路側機(ETCゲート路側機)との間で無線通信を行い、当該車両の通行料金を電子的に徴収するものである。
【0004】
ETC車載器は、本来、車両がETCゲートに近接したときだけ、路側機の間で電波送受信を行うものであるが、従来は車両がETCゲートを通過するタイミングがわからないため、常時受信しており、無効な電力を消費していた(図4(b)参照)。
【0005】
特許文献1には、VICS、ETC及びGPSの各システム別に無線回路が収納されている無線ユニットとカーナビゲーション装置とを接続した構成を有する車載用複合ユニットが開示されている。この車載用複合ユニットによれば、GPSで検出された位置情報に基づいて、自動車が料金徴収所に近接したときだけ電源が自動投入されるようにしているので、通常走行時におけるETC車載電源の電力消費がなく、その分、車載電源の電力消費量を低減することが可能になるという効果がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-337348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の車載用複合ユニットにおいて、自動車が料金所のごく近傍に達した時にETC用の無線回路に電源が入るようにするためには、カーナビゲーション装置の電源を常に入れておく必要があり、車載用複合ユニット全体としての低消費電力化には至っていなかった。
【0008】
一方、車両のEV化に伴い、車両の装着機器の低消費電力化がますます必要とされている。
【0009】
本発明は、消費電力を削減可能なETC車載器及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両に搭載され、ETCゲート路側機と通信を行なって有料道路の通行料金を支払うための料金収受処理を行なうETC車載器であって、前記ETCゲート路側機と通信を行う通信手段と、前記通信手段を介して前記ETCゲート路側機と前記料金収受処理を行なう通常モードと、休止状態となるスリープモードとを備えるCPUと、前記ETCゲート路側器からの送信波を受信するための受信処理を前記通信手段に間欠的に行なわせ、前記通信手段が前記送信波を受信した場合には前記CPUへ割込信号を出力して、前記CPUを前記スリープモードから前記通常モードへ切り替えるCPU補助演算手段と、を備える、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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