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公開番号2024126338
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034646
出願日2023-03-07
発明の名称アンテナ取付装置
出願人個人,個人,個人
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01Q 1/12 20060101AFI20240912BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】設置場所についての制約が小さく、俯仰角の微調整が容易なアンテナ取付装置を提供する。
【解決手段】アンテナ取付装置1は、第1の連結手段6と第2の連結手段7を備える。第2の連結手段7は本体側リンク72と支持体側リンク73を備える。更に、アンテナ取付装置1は、本体側リンク72に揺動自在に支持される第1のブロックと、支持体側リンク73に揺動自在に支持される第2のブロックとねじ軸77とを備える。第1のブロックには、ねじ軸77が螺合され、第2のブロックはねじ軸77を回転自在に支持するとともに、ねじ軸77の進退を拘束する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
アンテナ本体の上下方向において離隔した2個の連結点で、前記アンテナ本体に連結されて、前記アンテナ本体をアンテナ支持体に取付けるアンテナ取付装置において、
一方端が、前記アンテナ本体に、前記連結点の一方において、第1の揺動軸周りに揺動自在に支持され、他方端が前記アンテナ支持体に固定される第1の連結手段と、
一方端が、前記アンテナ本体に、前記連結点の他方において、第2の揺動軸周りに揺動自在に支持される本体側リンクと、一方端が、前記本体側リンクの他方端に、第3の揺動軸周りに揺動自在に支持され、他方端が前記アンテナ支持体に、第4の揺動軸周りに揺動自在に支持される支持体リンクとを有する第2の連結手段と、
前記本体側リンクに、第5の揺動軸周りに揺動自在に支持される第1のブロックと、
前記支持体側リンクに、第6の揺動軸周りに揺動自在に支持される第2のブロックと、
前記第1のブロック又は前記第2のブロックの何れか一方に螺合されて、当該一方の前記ブロックに対して進退するとともに、前記第1のブロック又は前記第2のブロックの何れか他方に回転自在に支持され、当該他方の前記ブロックに対する進退が拘束されるねじ軸とを備え、
前記第1ないし第6の揺動軸が互いに平行に配置されている、
アンテナ取付装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記第1のブロックは、前記第1のブロックを貫通するとともに、前記ねじ軸が螺合される雌ねじ穴を備え、
前記第2のブロックは、前記ねじ軸を回転自在に支持するとともに、前記ねじ軸の前記第2のブロックに対する進退を拘束する軸受けを備える、
請求項1に記載のアンテナ取付装置。
【請求項3】
前記第1のブロックは、前記ねじ軸を回転自在に支持するとともに、前記ねじ軸の前記第1のブロックに対する進退を拘束する軸受けを備え、
前記第2のブロックは、前記第2のブロックを貫通するとともに、前記ねじ軸が螺合される雌ねじ穴を備える、
請求項1に記載のアンテナ取付装置。
【請求項4】
前記第1の連結手段が、前記第2の連結手段よりも高所に配置されている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ取付装置。
【請求項5】
前記第2の連結手段が、前記第1の連結手段よりも高所に配置されている、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ取付装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナ本体をアンテナ支持体に取付けるアンテナ取付装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
携帯電話用基地局では、複数の送受信用アンテナを設置して、移動局、つまり携帯電話装置との間で電波の送受を行っている。携帯電話用基地局では、送受信を確実にするために、アンテナの俯仰角を調整する必要がある。そのための装置に係る複数の発明が既に公開されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、アンテナ支持体に固定されるシャフト案内部材と、シャフト案内部材に進退自在に取付けられて、その先端においてアンテナ収納容器を支持するシャフトとを有する仰角調整機構を備えるアンテナ取付装置が開示されている。このアンテナ取付装置においては、シャフトをシャフト案内部材に対して進退させることによって、アンテナの俯仰角を調整することができる。
【0004】
特許文献2には、一端部がアンテナ本体に接続される本体側リンクの他端部と、一端部がアンテナ支持体に接続される支持体側リンクの他端部とを、枢支軸にて枢支連結して構成される屈伸リンク機構を備えるアンテナ取付装置が開示されている。そして、本体側リンクの他端部と支持体側リンクの他端部の枢支軸の周囲にあって互いに重複する部位には、それぞれ複数個の係合孔が穿設されている。このアンテナ取付装置においては、本体側リンクの係合孔と支持体側リンクの係合孔の組み合わせを選択して、選択された係合孔に係合ピンを挿し込むことによって、アンテナ本体を所望の取付角度で固定することができる。
【0005】
特許文献3には、ヒンジ軸を中心に回転動作することによって、支持柱に固定される固定部とアンテナが装着される装着部との間の間隔を調整できるように構成されたアンテナ支持部を備える携帯基地局設置用架台が開示されている。この携帯基地局設置用架台においては、ヒンジ軸を中心にアンテナ支持部を回転動作させることによって、アンテナの俯仰角を調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-223106号公報
登録実用新案第3172757号公報
登録実用新案第3211758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載のアンテナ取付装置においては、シャフトがアンテナ支持体の後方に突出するので、アンテナ支持体の配置が制約されるという問題がある。つまり、アンテナ支持体の後方にシャフトと干渉する物品がある場所には、アンテナ取付装置を据え付けることができないという問題がある。例えば、構造物の壁面に特許文献1に記載のアンテナ取付装置を据え付ける場合には、シャフトとの干渉を回避するために、壁面に凹みを備える必要がある。
【0008】
特許文献2に記載のアンテナ取付装置においては、選択可能なアンテナの俯仰角が係合孔の組合わせによって限定されるので、アンテナの俯仰角を微調整できないという問題がある。また、アンテナの設置後にアンテナの俯仰角する場合には、係合ピンを係合孔から引き抜いて、別の係合孔に挿し込むまでの間、アンテナの重量を一時的に支持する手段を必要とする。そのため、アンテナの設置後にアンテナの俯仰角を変更することが難しい。
【0009】
特許文献3に記載の携帯基地局設置用架台においても、アンテナの設置後にアンテナの俯仰角を変更する場合に、アンテナの重量を一時的に支持する手段を必要とする。そのため、アンテナの設置後にアンテナの俯仰角を変更することが難しい。
【0010】
本発明は上記の状況に鑑みてなされたものであり、設置場所についての制約が小さく、俯仰角の微調整が容易なアンテナ取付装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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