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公開番号2024126231
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034479
出願日2023-03-07
発明の名称加熱調理システム、加熱調理器、および、端末装置のためのアプリケーションプログラム
出願人リンナイ株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類F24C 3/12 20060101AFI20240912BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】自動調理においてエネルギー消費量に対するユーザの意識を向上させ得る技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する加熱調理システムは、メニューに対応するレシピデータに従ってメニューの自動調理を実行可能な加熱部と、メニューを示すメニュー情報と、メニューの自動調理において消費されるエネルギー消費量に関するエネルギー消費量情報と、を表示する表示部と、を備える。これにより、加熱調理システムは、メニューの自動調理におけるエネルギー消費量をユーザに認識させることができる。これにより、自動調理におけるエネルギー消費量に対するユーザの意識が向上し得る。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
メニューに対応するレシピデータに従って前記メニューの自動調理を実行可能な加熱部と、
前記メニューを示すメニュー情報と、前記メニューの前記自動調理において消費されるエネルギー消費量に関するエネルギー消費量情報と、を表示する表示部と、
を備える、加熱調理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
さらに、
前記自動調理において加熱される加熱対象物に関する加熱対象物情報を取得する加熱対象物情報取得部と、
取得された前記加熱対象物情報に基づいて前記エネルギー消費量を算出するエネルギー消費量算出部と、
を備える、
請求項1に記載の加熱調理システム。
【請求項3】
前記加熱対象物情報は、前記自動調理において加熱される食材の量に関する情報を含む、請求項2に記載の加熱調理システム。
【請求項4】
前記加熱対象物情報は、前記自動調理において加熱される調理器具に関する情報を含む、請求項2に記載の加熱調理システム。
【請求項5】
前記加熱部は、第1の加熱部と、前記第1の加熱部とは異なる第2の加熱部と、を含み、
前記自動調理が、前記第1の加熱部および前記第2の加熱部の何れか一方を使用することで実行可能であり、
前記レシピデータは、前記第1の加熱部を利用して前記メニューの前記自動調理を実行する第1のレシピデータと、前記第2の加熱部を利用して前記メニューの前記自動調理を実行する第2のレシピデータと、を含み、
前記表示部は、前記エネルギー消費量情報として、
前記第1のレシピデータに従って実行される前記自動調理において前記第1の加熱部で消費される第1のエネルギー消費量に関する第1のエネルギー消費量情報と、
前記第2のレシピデータに従って実行される前記自動調理において前記第2の加熱部で消費される第2のエネルギー消費量に関する第2のエネルギー消費量情報と、
を表示する、
請求項1に記載の加熱調理システム。
【請求項6】
前記加熱部は、第1の加熱部と、前記第1の加熱部とは異なる第2の加熱部と、を含み、
前記自動調理が、前記第1の加熱部と前記第2の加熱部の何れか一方を使用することで実行可能であり、
前記レシピデータは、前記第1の加熱部を利用して前記メニューの前記自動調理を実行する第1のレシピデータと、前記第2の加熱部を利用して前記メニューの前記自動調理を実行する第2のレシピデータと、を含み、
前記表示部は、
前記第1のレシピデータに従って実行される前記自動調理において前記第1の加熱部で消費される第1のエネルギー消費量に関する第1のエネルギー消費量情報と、前記第2のレシピデータに従って実行される前記自動調理において前記第2の加熱部で消費される第2のエネルギー消費量に関する第2のエネルギー消費量情報と、のうち、よりエネルギー消費量が小さいものを前記エネルギー消費量情報として表示し、よりエネルギー消費量が大きいものを前記エネルギー消費量情報として表示しない、
請求項1に記載の加熱調理システム。
【請求項7】
前記加熱部は、第1の加熱部と、前記第1の加熱部とは異なる第2の加熱部と、を含み、
前記自動調理が、前記第1の加熱部と前記第2の加熱部の両方を使用することで実行可能であり、
前記レシピデータは、前記第1の加熱部と前記第2の加熱部を利用して前記メニューの前記自動調理を実行する第3のレシピデータを含み、
前記表示部は、前記エネルギー消費量情報として、
前記第3のレシピデータに従って実行される前記自動調理において前記第1の加熱部で消費される第1のエネルギー消費量に関する第1のエネルギー消費量情報と、
前記第3のレシピデータに従って実行される前記自動調理において前記第2の加熱部で消費される第2のエネルギー消費量に関する第2のエネルギー消費量情報と、
を表示する、
請求項1に記載の加熱調理システム。
【請求項8】
メニューに対応するレシピデータに従って前記メニューの自動調理を実行可能な加熱部と、
前記メニューを示すメニュー情報と、前記メニューの前記自動調理において消費されるエネルギー消費量に関するエネルギー消費量情報と、を表示する表示部と、
を備える、加熱調理器。
【請求項9】
加熱部と通信可能な端末装置のためのアプリケーションプログラムであって、
前記加熱部は、メニューに対応するレシピデータに従って前記メニューの自動調理を実行可能であり、
前記アプリケーションプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、前記メニューを示すメニュー情報と、前記メニューの前記自動調理において消費されるエネルギー消費量に関するエネルギー消費量情報と、を表示する表示部として機能させる、アプリケーションプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、加熱調理システム、加熱調理器、および、端末装置のためのアプリケーションプログラムに関する。特に、自動調理を実行可能な加熱部のための技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、加熱部を有する加熱調理器と、加熱調理器とワイヤレス通信網を介して通信可能な端末装置と、を備える加熱調理システムが開示されている。加熱調理システムでは、端末装置においてメニューが決定されると、加熱部が当該メニューの自動調理を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-165548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動調理では、メニューに適した加熱を加熱部が自動的に実行する。このため、ユーザが自ら加熱部を操作する調理に比べると、ユーザは、自動調理において消費されるエネルギー消費量を認識しにくい。このため、自動調理では、エネルギー消費量に対するユーザの意識が低下しやすい。本明細書では、自動調理においてエネルギー消費量に対するユーザの意識を向上させ得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する加熱調理システムは、メニューに対応するレシピデータに従って前記メニューの自動調理を実行可能な加熱部と、前記メニューを示すメニュー情報と、前記メニューの前記自動調理において消費されるエネルギー消費量に関するエネルギー消費量情報と、を表示する表示部と、を備える。
【0006】
上述した加熱調理システムでは、メニュー情報と、メニューの自動調理において消費されるエネルギー消費量に関するエネルギー消費量情報と、が表示される。これにより、加熱調理システムは、メニューの自動調理におけるエネルギー消費量をユーザに認識させることができる。これにより、自動調理におけるエネルギー消費量に対するユーザの意識が向上し得る。
【0007】
本技術の第2の態様では、加熱調理システムは、前記自動調理において加熱される加熱対象物に関する加熱対象物情報を取得する加熱対象物情報取得部と、取得された前記加熱対象物情報に基づいて前記エネルギー消費量を算出するエネルギー消費量算出部と、を備えてもよい。
【0008】
同じメニューの自動調理を実行する場合でも、加熱される食材の量や、加熱される調理器具などが異なる場合には、エネルギー消費量が異なるものとなる。上記の構成では、自動調理において加熱される加熱対象物に関する加熱対象物情報を事前に取得して、加熱対象物情報に基づいてエネルギー消費量を算出するので、エネルギー消費量を正確に算出することができる。
【0009】
本技術の第3の態様では、前記加熱対象物情報は、前記自動調理において加熱される食材の量に関する情報を含んでもよい。
【0010】
自動調理におけるエネルギー消費量は、食材の量に応じて変化する。このような構成によると、食材の量に関する情報に基づいて、エネルギー消費量をより正確に算出することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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