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公開番号2024126098
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034267
出願日2023-03-07
発明の名称建設機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240912BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】機体の組立て時における制御弁装置の取付を容易化することができ、組立て作業の効率を向上させた建設機械を提供すること。
【解決手段】コントロールバルブ組付けユニット60は、掘削作業機1の組立作業において、コントロールバルブ50と、コントローラとコントロールバルブ50とを接続するハーネス80を、予め一体としてユニット化したものであり、コントロールバルブ50と、コントロールバルブ50を支持する支持板61と、コントロールバルブ50を駆動する信号を供給する駆動信号供給線としてのハーネス80と、ハーネス80の配策を案内するガイド部材62とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の油圧アクチュエータと、
前記複数の油圧アクチュエータの各々に対して圧油の給排を制御する制御弁装置と、
前記制御弁装置を支持する支持板と、
前記制御弁装置を駆動する信号を供給する複数の駆動信号供給線と、
前記支持板に配設され、前記複数の駆動信号供給線を案内するガイド部材
を備える建設機械。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記制御弁装置は、前記複数の駆動信号供給線の各々を接続する複数のポートを有し、
平面視において前記ガイド部材は、前記複数のポートの側方に配置される、
請求項1に記載の建設機械。
【請求項3】
前記ガイド部材は、前記複数のポートの下方に配置されている
請求項2に記載の建設機械。
【請求項4】
前記ガイド部材は、前記複数の駆動信号供給線を保持する保持部を有し、
前記保持部が前記制御弁装置の側部に配置されたパイロット圧が入力される油圧ポートの上方に配置されている、
請求項3に記載の建設機械。
【請求項5】
前記ガイド部材は、前記支持板から立ち上がる一対の柱部と、一対の柱部の間を掛け渡す梁部を有し、前記保持部は前記梁部に配置されている、
請求項4記載の建設機械。
【請求項6】
前記複数のポートは、前記制御弁装置の異なる側面に対をなすように列設され、
前記ガイド部材は、前記制御弁装置の異なる側面のそれぞれに対向するように一対設けられている、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の建設機械。
【請求項7】
前記複数の駆動信号供給線は、当該複数の駆動信号供給線を束ねた幹線部と、前記幹線部から1本の駆動信号供給線に分岐した枝線部とを形成し、
前記保持部は、前記枝線部の分岐位置とは異なる位置において、前記幹線部を前記ガイド部材に保持させる、
請求項4に記載の建設機械。
【請求項8】
前記支持板には、開口部が設けられている、
請求項1に記載の建設機械。
【請求項9】
前記複数の駆動信号供給線は、電気信号を伝送する電気信号線である、
請求項1に記載の建設機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、油圧アクチュエータを備えた建設機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば掘削作業機等の建設機械には、左右一対のクローラ式の走行部を有する下部走行体と、下部走行体に旋回可能に接続された上部旋回体と、上部旋回体の旋回フレームに俯仰動可能に設けられた作業機から構成されている。また、このような建設機械では、油圧により走行部および作業機を動作させている。
【0003】
例えば特許文献1には、作業機を動作させる油圧アクチュエータと、コントロールバルブ(制御弁装置)と、油圧アクチュエータとコントロールバルブと接続する複数の油圧配管と、コントロールバルブに接続され、コントロールバルブにパイロット圧を供給するための操作用配管とを備えた建設機械が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4941089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
掘削作業機のように、油圧によりアクチュエータを駆動して作業機を動作させる建設機械では、コントロールバルブに複数の動作用油圧配管および複数の操作用配管(コントロールバルブへ駆動信号を供給する駆動信号供給線)が接続される。機体を組立てる際には、まず、いずれの配管等も接続されていないコントロールバルブを旋回フレームの所定の位置に固定し、次に、コントロールバルブに設けられた複数のポートの各々に、対応する各配管等を接続する作業が行われる。
【0006】
特許文献1に開示された建設機械では、複数の配管をそれぞれの役割を考慮して上下に分けて配策するため、コントロールバルブを一対のパイプフレームに支持させ、コントロールバルブ下方のパイプフレームの枠内に配管の配策スペースを確保するようにしている。しかしながら、旋回フレーム内の縦方向のスペースに余裕がない場合には、コントロールバルブの下方に配管の配策スペースを確保することが困難となる。また、特許文献1の構成では、油圧配管の一部および操作用配管などの役割の異なる配管を、同じ配策スペースに通している。このため、コントロールバルブへの各配管の組付け時において、配管の交錯による作業効率の低下、および、配管交錯時に意図せずに加えられた曲げ荷重もしくは摩擦などによる細い配管または配線の損傷が問題となるため、配管等の接続作業が煩雑なものとなっていた。
【0007】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、機体の組立て時における制御弁装置の取付を容易化することができ、組立て作業の効率を向上させた建設機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る建設機械は、複数の油圧アクチュエータと、前記複数の油圧アクチュエータの各々に対して圧油の給排を制御する制御弁装置と、前記制御弁装置を支持する支持板と、前記制御弁装置を駆動する信号を供給する複数の駆動信号供給線と、前記支持板に配設され、前記複数の駆動信号供給線を案内するガイド部材を備えるものである。
【0009】
本発明の他の態様に係る建設機械は、前記建設機械において、前記制御弁装置は、前記複数の駆動信号供給線の各々を接続する複数のポートを有し、平面視において前記ガイド部材は、前記複数のポートの側方に配置される、ものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る建設機械は、前記建設機械において、前記ガイド部材は、前記複数のポートの下方に配置されている、ものである。
(【0011】以降は省略されています)

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