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公開番号2024125879
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033997
出願日2023-03-06
発明の名称建設機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240911BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】機体の組立において、作業機に対する配線の配策の作業性を向上させた建設機械を提供すること。
【解決手段】掘削作業機は、基端を旋回フレームの底板71に支持された掘削装置と、掘削装置に配策されたワイヤハーネス45と、底板71に立設され、掘削装置の幅方向において対向して設けられた掘削装置の基端を支持する一対の支持板51a,51bと、を備え、左側の支持板51aの前方の縦板53aには、ワイヤハーネス45を挿通させる孔部61が設けられた弾性部材60が配置され、ワイヤハーネス45が弾性部材60を介して左側の支持板51aの前方から一対の支持板51a,51bの間を通って配策されているものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基端が基台から立設された一対の支持板に支持された作業機と、
前記作業機に配策された配線と、
を備え、
前記一対の支持板の一方の支持板の内側から延びる前記配線は、前記一方の支持板の前方と前記一対の支持板の間を通って配策されている、
ことを特徴とする建設機械。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記配線が、前記一方の支持板の外面と内面に沿うように配策されている、
請求項1に記載の建設機械。
【請求項3】
前記一方の支持板の前方で前記基台から立設された縦板を備え、
前記縦板が前記配線を保持する保持部を備える、
請求項2に記載の建設機械。
【請求項4】
前記保持部は、前記縦板の上部に配置されている、
請求項3に記載の建設機械。
【請求項5】
前記保持部は、前記縦板の後部に配置されている、
請求項4に記載の建設機械。
【請求項6】
前記保持部は、前記縦板に設けた凹部に配置されている、
請求項5に記載の建設機械。
【請求項7】
前記一対の支持板には、前記作業機の基端を回動可能に支持する支持ピンが架設され、
前記配線が、前記支持ピンの下方を通って配策されている、
請求項3から請求項6のいずれかに記載の建設機械。
【請求項8】
前記保持部は、前記支持ピンよりも下方に配置されている、
請求項7に記載の建設機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電機機器に電力を給電する配線を備えた建設機械に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば掘削作業機等の建設機械は、左右一対のクローラ式の走行部を有する下部走行体と、下部走行体に旋回可能に接続された上部旋回体と、上部旋回体の旋回フレームに俯仰動可能に設けられた作業機から構成されている。また、このような建設機械では、動作状態をモニタするセンサ類等の電気機器が作業機に取り付けられている。
【0003】
例えば、特許文献1には、オフセットブームを有する作業機を備えた所謂油圧ショベルであって、運転部を構成するキャノピ内に設けられたコントローラと、ブームを駆動するブームシリンダに関する情報を計測する圧力センサとの間をハーネスで接続した構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6411974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された構成においては、旋回フレームの前側に立設された左右の縦板の間に固着された前板の前面にブームを駆動するブームシリンダを取り付けるブームシリンダ取付ブラケットが設けられ、ブームシリンダ取付ブラケットが設けられた前板の前面を前後方向に貫通する貫通孔からハーネスを前側に導出させている。このようなハーネスの配策は、ブームシリンダに付設した圧力センサとコントローラとの接続に関しては、ハーネスの組付けの作業性に問題はないが、一方で、作業機の他の位置に付設されている電気機器へのハーネスの配策に関しては、前板の前面からハーネスを導出すると、ハーネスの組付けの作業性が低下する。さらには、旋回フレームに作業機を組付ける、或いは、作業機を取り外す作業においても作業性が低下する。
【0006】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、機体の組立において、作業機に対する配線の配策の作業性を向上させた建設機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る建設機械は、基端が基台から立設された一対の支持板に支持された作業機と、前記作業機に配策された配線と、を備え、前記一対の支持板の一方の支持板の内側から延びる前記配線は、前記一方の支持板の前方と前記一対の支持板の間を通って配策されている、ことを特徴とするものである。
【0008】
本発明の他の態様に係る建設機械は、前記建設機械において、前記配線が、前記一方の支持板の外面と内面に沿うように配策されている、ものである。
【0009】
本発明の他の態様に係る建設機械は、前記建設機械において、前記一方の支持板の前方で前記基台から立設された縦板を備え、前記縦板が前記配線を保持する保持部を備える、ものである。
【0010】
本発明の他の態様に係る建設機械は、前記建設機械において、前記保持部は、前記縦板の上部に配置されている、ものである。
(【0011】以降は省略されています)

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