TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024125735
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-19
出願番号
2023033757
出願日
2023-03-06
発明の名称
計測装置及び計測方法
出願人
株式会社ミツトヨ
代理人
弁理士法人片山特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
G01D
5/244 20060101AFI20240911BHJP(測定;試験)
要約
【課題】複数の検出部を備えたロータリーエンコーダを備えた計測装置において、検出部によるスケールに対する読み取り動作時のピークの消費電力を低減することを目的とする。
【解決手段】計測装置は、回転軸回りに配置され、複数のパターンが周方向に沿って配列されて形成されたスケールパターンを有するロータリースケールと、それぞれロータリースケールと対向させて配置され、スケールパターンからパターンを読み取る複数の検出部とを備えたロータリーエンコーダと、ロータリーエンコーダを制御する制御装置とを備える。制御装置は、第1のタイミングで一部の検出部にパターンの第1の読み取りを実行させ、前記第1のタイミングと異なる他のタイミングで他の検出部にパターンの他の読み取りを実行させる。そして、第1の読み取りにおける読み取り結果と、他の読み取りにおける読み取り結果とに基づいて計測結果を算出する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸回りに配置され、複数のパターンが周方向に沿って配列されて形成されたスケールパターンを有するロータリースケールと、前記回転軸回りに広がり、それぞれ前記ロータリースケールと対向させて配置され、それぞれ前記スケールパターンから前記パターンを読み取る複数の検出部とを備えたロータリーエンコーダと、
当該ロータリーエンコーダを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、第1のタイミングで前記複数の検出部に含まれる検出部のうちの一部の検出部に前記パターンの第1の読み取りを実行させるとともに、前記第1のタイミングと異なる他のタイミングで前記複数の検出部に含まれる検出部のうちの前記一部の検出部と異なる他の検出部に前記パターンの他の読み取りを実行させ、前記第1の読み取りにおける読み取り結果と、前記他の読み取りにおける読み取り結果とに基づいて計測結果を算出する、
計測装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記第1の読み取りを実行する前記一部の検出部は、複数の検出部を含み、
当該複数の検出部は、前記ロータリースケールの一回転分をn等分(nは2以上の自然数)した位置に配置された、
請求項1に記載の計測装置。
【請求項3】
前記他の読み取りを実行する前記他の検出部は、複数の検出部を含み、
当該複数の検出部は、前記ロータリースケールの一回転分をn等分(nは2以上の自然数)した位置に配置された、
請求項1に記載の計測装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記第1の読み取りを実行する前記一部の検出部を読み取り可能にする状態と、前記他の読み取りを実行する前記他の検出部を読み取り可能にする状態とを切り替える切替回路を備えた、
請求項1に記載の計測装置。
【請求項5】
回転軸回りに配置され、複数のパターンが周方向に沿って配列されて形成されたスケールパターンを有するロータリースケールと、前記回転軸回りに広がり、それぞれ前記ロータリースケールと対向させて配置され、それぞれ前記スケールパターンから前記パターンを読み取る複数の検出部とを備えたロータリーエンコーダを有する計測装置を用いた計測であって、
第1のタイミングで前記複数の検出部に含まれる検出部のうちの一部の検出部によって前記パターンの第1の読み取りを実行する工程と、
前記第1のタイミングと異なる他のタイミングで前記複数の検出部に含まれる検出部のうちの前記一部の検出部と異なる他の検出部によって前記パターンの他の読み取りを実行する工程と、
前記第1の読み取りにおける読み取り結果と、前記他の読み取りにおける読み取り結果とに基づいて計測結果を算出する工程と、
を含む計測方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本件は、計測装置及び計測方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特定の軸回りの回転角度を検出したり、回転速度を検出したりすることができる計測装置が知られている。このような計測装置にはロータリーエンコーダを備えている。ロータリーエンコーダは、複数のパターンが周方向に配列されたスケールと、このスケールと対向配置された検出部(検出ヘッド)を備えている。検出部は、計測装置における検出精度を高めるために、複数設けられる場合がある(例えば、特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2019/039344
特開2001-012967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複数の検出部を備える従来のロータリーエンコーダでは、装備された複数の検出部が同時にスケールに対する読み取り動作(サンプリング)を行う。そして、各検出部で読み取られた検出値の平均値を算出する等して計測装置における計測値を得ている。
【0005】
しかしながら、このような従来のロータリーエンコーダでは、スケールに対する読み取り動作時におけるピークの消費電流が大きくなるという問題があった。
【0006】
1つの側面では、本発明は、複数の検出部を備えたロータリーエンコーダを備えた計測装置において、検出部によるスケールに対する読み取り動作時のピークの消費電力を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様では、計測装置は、回転軸回りに配置され、複数のパターンが周方向に沿って配列されて形成されたスケールパターンを有するロータリースケールと、前記回転軸回りに広がり、それぞれ前記ロータリースケールと対向させて配置され、それぞれ前記スケールパターンから前記パターンを読み取る複数の検出部とを備えたロータリーエンコーダと、当該ロータリーエンコーダを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、第1のタイミングで前記複数の検出部に含まれる検出部のうちの一部の検出部に前記パターンの第1の読み取りを実行させるとともに、前記第1のタイミングと異なる他のタイミングで前記複数の検出部に含まれる検出部のうちの前記一部の検出部と異なる他の検出部に前記パターンの他の読み取りを実行させ、前記第1の読み取りにおける読み取り結果と、前記他の読み取りにおける読み取り結果とに基づいて計測結果を算出する。
【0008】
上記構成の計測装置において、前記第1の読み取りを実行する前記一部の検出部は、複数の検出部を含み、当該複数の検出部は、前記ロータリースケールの一回転分をn等分(nは2以上の自然数)した位置に配置された態様とすることができる。
【0009】
また、上記構成の計測装置において、前記他の読み取りを実行する前記他の検出部は、複数の検出部を含み、当該複数の検出部は、前記ロータリースケールの一回転分をn等分(nは2以上の自然数)した位置に配置された態様とすることができる。
【0010】
さらに、上記構成の計測装置において、前記制御装置は、前記第1の読み取りを実行する前記一部の検出部を読み取り可能にする状態と、前記他の読み取りを実行する前記他の検出部を読み取り可能にする状態とを切り替える切替回路を備えた態様とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ミツトヨ
校正用データの取得方法、測定値の補正方法、および表面性状測定機
9日前
株式会社高橋型精
採尿具
16日前
スガ試験機株式会社
環境試験機
18日前
株式会社トプコン
測量装置
1か月前
株式会社トプコン
測量装置
22日前
株式会社アトラス
計量容器
29日前
日本精機株式会社
補助計器システム
10日前
中国電力株式会社
短絡防止具
8日前
アルファクス株式会社
積層プローブ
8日前
株式会社トプコン
測量システム
23日前
株式会社関電工
内径測定装置。
16日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
8日前
積水樹脂株式会社
建築物用浸水測定装置
22日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
18日前
トヨタ自動車株式会社
校正システム
23日前
上海海事大学
河川水位監視システム
1か月前
個人
レーザ距離計の計測用フォルダ
1か月前
倉敷紡績株式会社
フィルム測定装置
16日前
三菱電機株式会社
絶縁検査装置
22日前
株式会社XMAT
測定装置および方法
16日前
ミツミ電機株式会社
流体センサ
16日前
TDK株式会社
磁気検出システム
1か月前
矢崎総業株式会社
電流センサ
18日前
矢崎総業株式会社
電流センサ
18日前
株式会社豊田自動織機
物体検出装置
2日前
住友金属鉱山株式会社
金属異物の評価方法
8日前
豊田合成株式会社
センサの冷却構造
1か月前
株式会社SUBARU
ナビゲーション装置
22日前
株式会社島津製作所
分析装置
22日前
エスペック株式会社
高電圧試験装置
8日前
株式会社トプコン
測量システム及び測定方法
23日前
横河電機株式会社
ガス測定装置
8日前
ローム株式会社
センサ
8日前
株式会社デンソー
温度推定装置
8日前
株式会社バンザイ
車両用速度計試験機
8日前
上野精機株式会社
位置検出装置
2日前
続きを見る
他の特許を見る