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公開番号2024125692
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033685
出願日2023-03-06
発明の名称充放電コネクタ用ホルダ及び充放電システム
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240911BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】本願は、ホルダの姿勢に応じたラッチ部品のホルダへの取り付け作業を、容易に精度よく行うことが可能な充放電コネクタ用ホルダ及び充放電システムを開示する。
【解決手段】本発明は、電動式移動体用の充放電システムの充放電コネクタ用ホルダであって、充放電ケーブルのコネクタが嵌合される嵌合孔を有する嵌合部と、嵌合部を充放電コネクタ用ホルダの取付箇所に応じた複数の姿勢で嵌め込み可能な開口部分を有する基部と、基部に対し着脱可能に固定される、コネクタを係合するためのラッチ部品と、を備え、開口部分は、ラッチ部品を位置合わせするための被当接部分を、複数の姿勢の各々に対応する複数の箇所に有する、充放電コネクタ用ホルダである。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
電動式移動体用の充放電システムの充放電コネクタ用ホルダであって、
充放電ケーブルのコネクタが嵌合される嵌合孔を有する嵌合部と、
前記嵌合部を前記充放電コネクタ用ホルダの取付箇所に応じた複数の姿勢で嵌め込み可能な開口部分を有する基部と、
前記基部に対し着脱可能に固定される、前記コネクタを係合するためのラッチ部品と、を備え、
前記開口部分は、前記ラッチ部品を位置合わせするための被当接部分を、前記複数の姿勢の各々に対応する複数の箇所に有する、
充放電コネクタ用ホルダ。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記開口部分は、
前記嵌合部を少なくとも前記充放電コネクタ用ホルダの取り付け対象物の右側面と左側面の何れにも対応する姿勢で嵌め込み可能であり、
前記充放電コネクタ用ホルダを前記取り付け対象物の右側面に取り付ける場合に前記ラッチ部品を位置合わせするための第1被当接部分と、
前記充放電コネクタ用ホルダを前記取り付け対象物の左側面に取り付ける場合に前記ラッチ部品を位置合わせするための第2被当接部分と、を有する、
請求項1に記載の充放電コネクタ用ホルダ。
【請求項3】
前記開口部分は、
前記嵌合部を前記充放電コネクタ用ホルダの取り付け対象物の正面にも対応する姿勢で嵌め込み可能であり、
前記充放電コネクタ用ホルダを前記取り付け対象物の正面に取り付ける場合に前記ラッチ部品を位置合わせするための第3被当接部分を更に有する、
請求項2に記載の充放電コネクタ用ホルダ。
【請求項4】
前記被当接部分は、前記開口部分の複数箇所で互いに点対称に形成されている、
請求項1に記載の充放電コネクタ用ホルダ。
【請求項5】
前記被当接部分は、前記開口部分の縁に形成される切り欠きである、
請求項1に記載の充放電コネクタ用ホルダ。
【請求項6】
前記切り欠きは、
前記ラッチ部品の第1方向における固定位置を規定する第1の直線状の縁と、
前記ラッチ部品の第2方向における固定位置を規定する第2の直線状の縁と、を有する、
請求項5に記載の充放電コネクタ用ホルダ。
【請求項7】
前記ラッチ部品は、前記開口部分に嵌め込まれた状態の前記嵌合部の前記嵌合孔の方に突出する爪を有する、
請求項1に記載の充放電コネクタ用ホルダ。
【請求項8】
請求項1から7の何れか一項に記載の充放電コネクタ用ホルダを備える充放電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充放電コネクタ用ホルダ及び充放電システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気モータの動力で駆動する電動式自動車等の各種電動式移動体が普及しつつある。これに伴い、駆動用の電気モータへ給電するバッテリ(「メインバッテリ」或いは「走行用バッテリ」とも呼ばれる)の充電等を司る電気設備の開発も盛んに行われている。
【0003】
電動式移動体へ給電してバッテリの充電を行う充電設備、或いは、バッテリの充電とバッテリから外部への放電(給電)の両方を司る充放電設備(例えば、「V2H(Vehicle to Home)」或いは「V2G(Vehicle to Grid)」とも呼ばれる)といった充放電装置には、電動式移動体に着脱される充放電ケーブルが備わっている。充放電ケーブルは、電動式移動体に接続されない状態においては、例えば、巻いた状態でケーブルホルダに保管される。
【0004】
電動式移動体用の充放電装置は、通常、屋外に設置される。よって、電動式移動体に着脱される充放電ケーブルのコネクタは、少なくとも電極の部分が風雨に晒されないように保管されることが望ましい。そこで、電動式移動体用の充放電装置には、例えば、充放電ケーブルのコネクタを着脱可能なホルダが設けられることがある(例えば、特許文献1-4を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平08-033121号公報
特開平10-117405号公報
特開2010-263665号公報
特開2013-093918号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
充放電ケーブルのコネクタを保持するホルダは、利用者の利便性を考慮した箇所に設置されることが好ましい。しかしながら、通常、充放電ケーブルのコネクタには脱落防止用のラッチ機構が存在し、コネクタを保持するホルダにもコネクタのラッチ機構に係合させるための係合部分が用意される。よって、ホルダを様々な箇所に設置可能にするためには、ホルダの姿勢の変化に対応できるように、係合部分をホルダに着脱可能な別部品(以下、「ラッチ部品」という)とし、当該ラッチ部品をホルダに複数の取り付けパターンで取り付け可能にすることが考えられる。
【0007】
ところで、ラッチ部品はコネクタのラッチ機構に係合させるものなので、ホルダに対して精度よく取り付けられる必要がある。しかし、利用者の利便性を考慮したホルダの設置箇所の決定は、多くの場合、充放電装置の設置時に行われる。よって、ホルダの姿勢に応じたラッチ部品のホルダへの取り付け作業も、充放電装置が設置される箇所で実施される。
【0008】
そこで、本願は、ホルダの姿勢に応じたラッチ部品のホルダへの取り付け作業を、容易に精度よく行うことが可能な充放電コネクタ用ホルダ及び充放電システムを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明では、ラッチ部品を位置合わせするための被当接部分を、複数の姿勢の各々に対応する複数の箇所に設けることにした。
【0010】
詳細には、本発明は、電動式移動体用の充放電システムの充放電コネクタ用ホルダであって、充放電ケーブルのコネクタが嵌合される嵌合孔を有する嵌合部と、嵌合部を充放電コネクタ用ホルダの取付箇所に応じた複数の姿勢で嵌め込み可能な開口部分を有する基部と、基部に対し着脱可能に固定される、コネクタを係合するためのラッチ部品と、を備え、開口部分は、ラッチ部品を位置合わせするための被当接部分を、複数の姿勢の各々に対応する複数の箇所に有する、充放電コネクタ用ホルダである。
(【0011】以降は省略されています)

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