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公開番号2024125330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-18
出願番号2024097673,2024068904
出願日2024-06-17,2007-05-17
発明の名称表示装置
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類G02F 1/1368 20060101AFI20240910BHJP(光学)
要約【課題】暗画像を挿入して擬似的にインパルス駆動に近づける方法において、消費電力の
増大や、発光時の負荷の増大などの問題が低減された表示装置およびその駆動方法を提供
することを課題とする。
【解決手段】1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割して階調を表現する表示装
置であって、1フレーム期間は、少なくとも第1のサブフレーム期間と、第2のサブフレ
ーム期間とに分割され、最大の階調を表示するときの第1のサブフレーム期間における輝
度をLmax1とし、最大の階調を表示するときの第2のサブフレーム期間における輝度
をLmax2としたとき、1フレーム期間において、(1/2)Lmax2<Lmax1
<(9/10)Lmax2を満たすように設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割して階調を表現する表示装置であって、
前記1フレーム期間は、少なくとも第1のサブフレーム期間と、第2のサブフレーム期間とに分割され、
最大の階調を表示するときの前記第1のサブフレーム期間における第1の輝度をLmax1とし、最大の階調を表示するときの前記第2のサブフレーム期間における第2の輝度をLmax2としたとき、前記1フレーム期間において、(1/2)Lmax2<Lmax1<(9/10)Lmax2を満たす、表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装置およびその駆動方法に関する。具体的には、半導体装置およびその駆動方
法に関する。さらに具体的には、表示装置およびその駆動方法、特にホールド駆動による
動画像の画質を向上する方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、薄型の表示装置に対する関心が高まっている。CRTディスプレイに代わり、液晶
ディスプレイ、プラズマディスプレイ、プロジェクションディスプレイなどが開発され、
普及してきた。さらに、フィールドエミッションディスプレイ、無機エレクトロルミネセ
ンスディスプレイ、有機エレクトロルミネセンスディスプレイ、電子ペーパーなどが、次
世代の表示装置として開発が進められている。
【0003】
上述したような表示装置に備えられた表示部には、画像を構成する最小単位である画素が
並置される。そして、それぞれの画素が、画像データにしたがった輝度で発光することで
、表示部に画像が形成される。
【0004】
このような表示装置を用いて動画像を表示させるときは、異なる画像を、1秒間に数十回
、素早く表示させることで行う。この、画像を表示する周期のことを、1フレーム期間と
呼ぶ。
【0005】
ここで、表示装置の駆動方法は、画素の輝度が、1フレーム期間内に、どのような時間的
分布を持っているかという観点でも分類できる。アクティブマトリクス型の表示装置に代
表されるホールド駆動は、1フレーム期間内で、画素の輝度は一定である。一方、CRT
に代表されるインパルス駆動は、1フレーム期間内に一度強く発光した後、画素の輝度は
直ちに減衰して発光しなくなる。インパルス駆動時、1フレーム期間の大半は非発光状態
である。
【0006】
近年の研究により、ホールド駆動には、動画像表示時に輪郭がぼやけたり、動きが不自然
に見えてしまうという、本質的問題が存在することが明らかになってきている。この問題
は、インパルス駆動の表示装置には存在しない。また、このようなホールド駆動特有の問
題を解決するため、1フレーム期間内に一定の期間、何も表示しない黒画像を表示するこ
とで、擬似的にインパルス駆動に近づける方法が公開されている。(例えば、特許文献1
、特許文献2)また、擬似的にインパルス駆動を実現する別の方法として、非特許文献1
が公開されている。これは、1フレーム期間を2つのサブフレーム期間に分け、低階調領
域では1フレームの中の後側に位置するサブフレームのみを発光させ、高階調領域では1
フレームの中の後側に位置するサブフレームを発光させつつ、1フレームの中の前側に位
置するサブフレームを発光させることで、擬似的にインパルス駆動を実現する方法である

【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平9-325715
特開2000-200063
SID’05 DIGEST,60.2,pp1734,(2005)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1、特許文献2における、黒画像を挿入して擬似的にインパルス駆動に近づける
方法は、動画像の画質向上に効果的であるが、黒挿入によって平均輝度が低下する問題が
ある。また、低下した平均輝度を、黒画像を挿入する前の輝度に戻すためには、画素の瞬
間の輝度を大きくする必要があり、そうすると、消費電力の増大や、発光時の負荷の増大
を招くという問題がある。
【0009】
また、非特許文献1によって公開されている方法においては、明るい階調を表示した後に
、また明るい階調を表示する場合において、動画像の画質向上の効果が小さい。特に、最
高輝度近傍の輝度で表示される動画像の画質向上の効果は、ほとんど期待できない。なぜ
なら、この場合は、明るい輝度で光り続けるため、ホールド駆動と同じような駆動となっ
てしまうからである。
【0010】
したがって、筆者らはこのような問題に鑑み、黒画像を挿入して擬似的にインパルス駆動
に近づける方法において、消費電力の増大や、発光時の負荷の増大などの問題が低減され
た表示装置およびその駆動方法を提供することを課題とした。また、明るい階調を表示す
る場合においても、動画像の画質向上の効果の大きい表示装置およびその駆動方法を提供
することを課題とした。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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