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公開番号
2024125263
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-18
出願番号
2024013824
出願日
2024-02-01
発明の名称
自動縦断レビューのためのシステム及び方法
出願人
ジーイー・プレシジョン・ヘルスケア・エルエルシー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
6/46 20240101AFI20240910BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】医用イメージングデータの縦断レビューを自動的に実行するためにコンピュータで実施される方法を提供する。
【解決手段】イメージングモダリティの医用イメージングシステムで取得された被検体の第1の画像ボリュームを、コンピューティング装置で得ることと、イメージングモダリティ又は異なるイメージングモダリティの医用イメージングシステム又は別の医用イメージングシステムで取得された被検体の第2の画像ボリュームを、コンピューティング装置で得ることであって、第1の画像ボリュームは第2の画像ボリュームよりも前の時点で取得されたものである、第2の画像ボリュームをコンピューティング装置で得ることとを含み、更に、コンピューティング装置によって、第2の画像ボリュームを第1の画像ボリュームに自動的に位置合わせして、位置合わせされた画像ボリュームを生成することを含んでいる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
1つ又は複数のプロセッサによって医用イメージングデータの縦断レビューを自動的に実行するためにコンピュータで実施される方法であって、
イメージングモダリティの医用イメージングシステムで取得された被検体の第1の画像ボリュームを、コンピューティング装置で得ること、
前記イメージングモダリティ又は異なるイメージングモダリティの前記医用イメージングシステム又は別の医用イメージングシステムで取得された被検体の第2の画像ボリュームを、前記コンピューティング装置で得ることであって、前記第1の画像ボリュームは前記第2の画像ボリュームよりも前の時点で取得されたものである、第2の画像ボリュームを前記コンピューティング装置で得ること、及び
コンピューティング装置によって、前記第2の画像ボリュームを前記第1の画像ボリュームに自動的に位置合わせして、位置合わせされた画像ボリュームを生成すること
を含む、コンピュータで実施される方法。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記第1の画像ボリュームは画像保存通信システム(PACS)から取得され、前記コンピューティング装置は、前記PACS、及び前記医用イメージングシステム又は前記別の医用イメージングシステムのオペレータコンソールから分離されており、前記第2の画像ボリューム及び前記第1の画像ボリュームを自動的に位置合わせすることは、前記第1の画像ボリュームと前記第2の画像ボリュームとの間でレジストレーション及び変換を実行することを含む、請求項1に記載のコンピュータで実施される方法。
【請求項3】
前記コンピューティング装置によって、レジストレーション後の前記第1の画像ボリューム及び前記第2の画像ボリュームに基づいて、提示用の1つ又は複数の差分画像を生成することを更に含む、請求項2記載のコンピュータで実施される方法。
【請求項4】
前記第1の画像ボリュームは画像保存通信システム(PACS)から取得され、前記コンピューティング装置は、前記医用イメージングシステム又は前記別の医用イメージングシステムのオペレータコンソールを含み、前記第2の画像ボリューム及び前記第1の画像ボリュームを自動的に位置合わせすることは、前記第1の画像ボリュームと前記第2の画像ボリュームとの間でレジストレーション及び変換を実行することを含み、前記コンピューティング装置によって、前記位置合わせされた画像ボリュームを前記PACSに転送することを更に含む、請求項1に記載のコンピュータで実施される方法。
【請求項5】
前記コンピューティング装置によって、レジストレーション後の前記第1の画像ボリューム及び前記第2の画像ボリュームに基づいて、提示用の1つ又は複数の差分画像を生成することを更に含む、請求項4に記載のコンピュータで実施される方法。
【請求項6】
前記第1の画像ボリュームは、前記医用イメージングシステム又は前記別の医用イメージングシステムのオペレータコンソールから取得され、前記コンピューティング装置は前記オペレータコンソールであり、前記第2の画像ボリューム及び前記第1の画像ボリュームを自動的に位置合わせすることは、前記第1の画像ボリュームと前記第2の画像ボリュームとの間でレジストレーション、変換、及び画像オーバーレイを実行することを含み、前記位置合わせされた画像ボリュームを、前記コンピューティング装置によって、画像保存通信システム(PACS)に転送することを更に含む、請求項1に記載のコンピュータで実施される方法。
【請求項7】
前記第1の画像ボリュームは非造影コンピュータ断層撮影(CT)を利用して取得され、前記第2の画像ボリュームはCT血管造影又はCT灌流を利用して取得されたものである、請求項6に記載のコンピュータで実施される方法。
【請求項8】
前記コンピューティング装置によって、レジストレーション後の前記第1の画像ボリューム及び前記第2の画像ボリュームに基づいて、1つ又は複数の差分画像を生成することと、前記コンピューティング装置によって、前記1つ又は複数の差分画像を、前記第1の画像ボリュームから得られた位置合わせされた非造影画像に重ねることとを更に含む、請求項7に記載のコンピュータで実施される方法。
【請求項9】
医用イメージングデータの縦断レビューを自動的に実行するシステムであって、
プロセッサ実行可能ルーチンをエンコードする1つ又は複数のメモリ、及び
前記1つ又は複数のメモリにアクセスし、前記プロセッサ実行可能ルーチンを実行するように構成された1つ又は複数のプロセッサであって、前記ルーチンは、前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに
イメージングモダリティの医用イメージングシステムで取得された被検体の第1の画像ボリュームを、コンピューティング装置で得ること、
前記イメージングモダリティ又は異なるイメージングモダリティの前記医用イメージングシステム又は別の医用イメージングシステムで取得された前記被検体の第2の画像ボリュームを、前記コンピューティング装置で得ることであって、前記第1の画像ボリュームは前記第2の画像ボリュームよりも前の時点で取得されたものである、第2の画像ボリュームを前記コンピューティング装置で得ること、及び
前記コンピューティング装置によって、前記第2の画像ボリュームを前記第1の画像ボリュームに自動的に位置合わせして、位置合わせされた画像ボリュームを生成すること
を実行させる、1つ又は複数のプロセッサ
を含む、システム。
【請求項10】
前記第1の画像ボリュームは画像保存通信システム(PACS)から得られ、前記コンピューティング装置は、前記PACS、及び前記医用イメージングシステム又は前記別の医用イメージングシステムのオペレータコンソールから分離されており、前記第2の画像ボリューム及び前記第1の画像ボリュームを自動的に位置合わせすることは、前記第1の画像ボリュームと前記第2の画像ボリュームとの間でレジストレーション及び変換を実行することを含む、請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
本明細書に開示される主題は、イメージングシステムに関し、より詳細には、自動縦断レビューのためのシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 3,900 文字)
【0002】
コンピュータ断層撮影(CT)では、X線放射線が、スキャンされる関心物体又は関心対象物(人間の患者、手荷物、又は他の物体など)に照射され、放射線の一部が検出器に入射し、画像データが収集される。デジタルX線システムでは、光検出器が、検出器表面の個別の画素領域に入射した放射線の量又は強度を表す信号を生成する。この信号を処理して画像が生成され、画像を表示し精査することができる。このようなシステムによって生成された画像によって、被検体の体内の内部構造及び器官を識別し検査することができる。CTイメージングシステムでは、一連の検出器素子又はセンサを含む検出器アレイが、ガントリが撮影されている被検体又は物体の周囲を移動する際に様々な位置から同様の信号を生成し、ボリュメトリック画像再構成を実行することができる。
【0003】
医用イメージングの分野、例えば、CTスキャナ(又は他の種類のイメージングスキャナ)を使用する分野では、治療又は治療方針の経過の間など、同一患者に対して異なる時期に行われる少なくとも2つのスキャンを含むフォローアップ検査を実行することが一般的である。このような検査は、医療に対する生理学的反応を監視する又は評価するために使用することができ、更に患者の治療を計画するのに役立つ。フォローアップスキャンの解析では、レビューする人は関連する組織領域又は臓器の画像値を比較することができる。
【0004】
実際には、画像フォローアップ検査は、異なるプロトコル及び/又はパラメータを用いて実施されることがある。従って、取得される画像の特性は、検査間で大きく異なり、更に、同じ患者の連続するスキャンの間でさえも大きく異なることがあり、これらの画像の特性は、数ヶ月の間隔をおいて、及び/又は、異なるスキャナを用いて取得されることがある。このような画像特性の違いは、患者のフォローアップ画像を評価する際に問題となる恐れがある。更に、放射線科医が現在の画像を類似の条件又はパラメータで得られた以前の画像と比較するための自動化ワークフローは存在しない。更に、以前の画像の条件又はパラメータにアクセスするための照会機能はない。
【発明の概要】
【0005】
当初の特許請求された主題の範囲に対応する特定の実施形態を以下に要約する。これらの実施形態は、特許請求される主題の範囲を限定することを意図するものではなく、これらの実施形態は、主題の可能な形態の簡単な要約を提供することのみを意図するものである。実際、本主題は、以下に示す実施形態に類似する又は異なる様々な形態を包含するものである。
【0006】
一実施形態では、1つ又は複数のプロセッサによって医用イメージングデータの縦断レビューを自動的に実行するためにコンピュータで実施される方法が提供される。本方法は、イメージングモダリティの医用イメージングシステムで取得された被検体の第1の画像ボリュームをコンピューティング装置で得ることを含んでいる。また、本方法は、前記イメージングモダリティ又は異なるイメージングモダリティの前記医用イメージングシステム又は別の医用イメージングシステムで取得された被検体の第2の画像ボリュームを前記コンピューティング装置で得ることを含んでおり、前記第1の画像ボリュームは前記第2の画像ボリュームよりも前の時点で取得されたものである。本方法は、更に、コンピューティング装置によって、前記第2の画像ボリュームを前記第1の画像ボリュームに自動的に位置合わせして、位置合わせされた画像ボリュームを生成することを含んでいる。
【0007】
別の実施形態では、医用イメージングデータの縦断レビューを自動的に実行するシステムが提供される。本システムは、プロセッサ実行可能ルーチンをエンコードする1つ又は複数のメモリを含んでいる。また、本システムは、前記1つ又は複数のメモリにアクセスし、前記プロセッサ実行可能ルーチンを実行するように構成された1つ又は複数のプロセッサを含んでおり、前記ルーチンは、前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに複数の動作を実行させる。これらの動作には、イメージングモダリティの医用イメージングシステムで取得された被検体の第1の画像ボリュームをコンピューティング装置で得ることが含まれる。また、これらの動作には、前記イメージングモダリティ又は異なるイメージングモダリティの前記医用イメージングシステム又は別の医用イメージングシステムで取得された前記被検体の第2の画像ボリュームを前記コンピューティング装置で得ることが含まれており、前記第1の画像ボリュームは前記第2の画像ボリュームよりも前の時点で取得されたものである。これらの動作には、更に、前記コンピューティング装置によって、前記第2の画像ボリュームを前記第1の画像ボリュームに自動的に位置合わせして、位置合わせされた画像ボリュームを生成することが含まれる。
【0008】
他の実施形態では、非一時的コンピュータ可読媒体であって、コンピュータ可読媒体は、1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに、複数の動作を実行させるプロセッサ実行可能コードを含む。これらの動作には、イメージングモダリティの医用イメージングシステムで取得された被検体の第1の画像ボリュームのメタデータをコンピューティング装置で得ることが含まれる。また、これらの動作には、前記イメージングモダリティ又は別のイメージングモダリティの前記医用イメージングシステム又は別の医用イメージングシステムで取得された被検体の第2の画像ボリュームを前記コンピューティング装置で得ることを含み、前記第1の画像ボリュームは前記第2の画像ボリュームよりも前の時点で取得されたものである。これらの動作には、更に、前記コンピューティング装置によって、前記第2の画像ボリュームを前記第1の画像ボリュームに自動的に位置合わせして、前記メタデータに基づいて、前記第2の画像ボリュームの位置合わせされた画像ボリュームを生成することが含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
開示された主題のこれらの特徴、態様、及び利点、並びに他の特徴、態様、及び利点は、以下の発明を実施するための形態を添付図面を参照しながら読むことで、より理解することができる。添付図面では、同様の符号は図面全体にわたって同様の部品を表している。
本明細書で説明されるコンピュータ断層撮影(CT)イメージングシステムの透視図及びブロック図を組み合わせた図である。
本開示の態様による、医用イメージングシステムのスキャナのオペレータコンソールと画像保存通信システム(PACS)と通信するコンピューティング装置の概略図である。
本開示の態様に従って、医用イメージングデータの縦断レビューを自動的に実行するための方法のフローチャートである。
本開示の態様に従って、(例えば、画像ボリュームのメタデータを利用して)医用イメージングデータの縦断レビューを自動的に実行する方法のフローチャートである。
本開示の態様に従って、(例えば、オペレータコンソール及びPACSから分離したコンピューティング装置を利用する)イメージングデータの縦断レビューの自動化ワークフローの概略図である。
本開示の態様に従って、(例えば、オペレータコンソール及びPACSから分離したコンピューティング装置を利用して1つ又は複数の差分画像を生成する)イメージングデータの縦断レビューの自動化ワークフローの概略図である。
本開示の態様に従って、(例えば、スキャナのオペレータコンソールを利用した)イメージングデータの縦断レビューの自動化ワークフローの概略図である。
本開示の態様に従って、(例えば、スキャナのオペレータコンソールを利用して1つ又は複数の差分画像を生成する)イメージングデータの縦断レビューの自動化ワークフローの概略図である。
本開示の態様に従って、(例えば、スキャナのオペレータコンソールを利用してオーバーレイする)イメージングデータの縦断レビューの自動化ワークフローの概略図である。
開示された技術での使用に適した磁気共鳴イメージング(MRI)システムの概略図である。
開示された技術での使用に適した核医学イメージングシステムの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の1つ又は複数の具体的な実施形態が記載される。これらの実施形態を簡潔に説明することを考えているので、実際の実装の全ての特徴を本明細書に記載しているわけではない。どのような実際の実装の開発でも、様々なエンジニアリングプロジェクト又はデザインプロジェクトのように、実装に固有の多数の決定を行って開発者の特定の目標(実装ごとに異なると考えられるシステム関連の制約及びビジネス関連の制約の順守など)を達成しなければならないことを理解すべきである。更に、このような開発努力は複雑で時間がかかるかもしれないが、本開示の利益を有する当業者にとっては、日常的な、設計、製作、及び製造の業務であることを理解すべきである。
(【0011】以降は省略されています)
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