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公開番号2024125103
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023033216
出願日2023-03-03
発明の名称仕分けシステム及び仕分け方法
出願人西部電機株式会社
代理人個人
主分類B65G 1/137 20060101AFI20240906BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 仕分け作業の効率を高めることに適した仕分け方法等を提供する。
【解決手段】 仕分けシステム1は、複数の作業場所において、ケースに対して商品の仕分け作業を行うためのものである。各作業場所における仕分け作業は、手元商品保管部にある商品を、運送先が決定されたケースに仕分ける作業である。第1作業場所において仕分け作業が終わった場合に、搬送機23は、仕分け作業後のケースを作業場所からケース待機部16に搬出し、手元商品保管部5にある商品を商品待機部3に搬出する。制御装置29は、第1作業場所において次に仕分け作業を行う運送先及び商品の種類を決定する。搬送機23は、決定された運送先に運送するケースをケース待機部16から第1作業場所に搬入し、決定された種類の商品を商品待機部3から手元商品保管部5に搬入する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のケースに対して商品の仕分け作業を行うための仕分けシステムであって、
前記仕分けシステムは、搬送機と、制御装置と、ケース待機部を備え、
前記仕分け作業は、複数の作業場所において行われ、
前記各作業場所では、作業者は、手元商品保管部にある商品を、運送先が決定されたケースに仕分ける作業を行い、
前記作業場所の少なくとも一つにおいて仕分け作業が終わった場合に、
前記搬送機は、仕分け作業後の前記ケースを当該作業場所から前記ケース待機部に搬出し、
前記制御装置は、当該作業場所において次に仕分け作業を行う運送先を決定し、
前記搬送機は、決定された運送先に運送するケースを前記ケース待機部から前記作業場所に搬入する、仕分けシステム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御装置は、仕分け作業が終わった当該作業場所において次の仕分け作業を行う運送先を、他の前記作業場所における仕分け作業の進捗に応じて決定する、請求項1記載の仕分けシステム。
【請求項3】
前記ケース待機部には、運送先が決定していないフリーケースと、運送先が決定している運送先決定ケースが存在し、
前記搬送機は、
前記ケース待機部に決定された運送先に対応する運送先決定ケースが存在しないならば、前記フリーケースを搬入して当該運送先への運送先決定ケースとし、
前記ケース待機部に決定された運送先に対応する運送先決定ケースが存在するならば、当該運送先決定ケースを搬入する、請求項2記載の仕分けシステム。
【請求項4】
複数のケースに対して商品の仕分け作業を行うための仕分けシステムであって、
前記仕分けシステムは、搬送機と、制御装置と、商品待機部を備え、
前記仕分け作業は、複数の作業場所において行われ、
前記各作業場所では、作業者は、手元商品保管部にある商品を、運送先が決定されたケースに仕分ける作業を行い、
前記作業場所の少なくとも一つにおいて仕分け作業が終わった場合に、
前記搬送機は、仕分け作業後の前記手元商品保管部にある商品を前記商品待機部に搬出し、
前記制御装置は、当該作業場所において次に仕分け作業を行う商品の種類を決定し、
前記搬送機が、決定された種類の商品を前記商品待機部から前記手元商品保管部に搬入する、仕分けシステム。
【請求項5】
前記制御装置は、当該作業場所において次の仕分け作業を行う商品の種類を、他の前記作業場所における仕分け作業の進捗に応じて決定する、請求項4記載の仕分けシステム。
【請求項6】
複数のケースに対して商品の仕分け作業を行うための仕分け方法であって、
前記仕分け作業は、複数の作業場所において行われ、
前記各作業場所では、作業者は、手元商品保管部にある商品を、運送先が決定されたケースに仕分ける作業を行い、
前記作業場所の少なくとも一つにおいて仕分け作業が終わった場合に、
前記仕分けシステムが備える搬送機が、仕分け作業後の前記ケースを当該作業場所からケース待機部に搬出し、及び/又は、仕分け作業後の前記手元商品保管部にある商品を商品待機部に搬出する搬出ステップと、
前記仕分けシステムが備える制御装置が、当該作業場所において次に仕分け作業を行う運送先及び/又は商品の種類を決定する決定ステップと、
前記搬送機が、決定された運送先に運送するケースを前記ケース待機部から前記作業場所に搬入し、及び/又は、決定された種類の商品を前記商品待機部から前記手元商品保管部に搬入する搬入ステップを含み、
前記決定ステップにおいて、前記制御装置は、仕分け作業が終わった当該作業場所において次の仕分け作業を行う運送先及び/又は商品の種類を、他の前記作業場所における仕分け作業の進捗に応じて決定する、仕分け方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仕分けシステム及び仕分け方法に関し、特に、複数のケースに対して商品の仕分け作業を行うための仕分けシステム等に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
仕分け作業は、運送先に対応するケースに、当該運送先に送る商品を仕分ける作業である。仕分け作業には、通常、摘み取り方式と種まき方式がある。
【0003】
摘み取り方式は、ケースに商品をピックアップする作業である。一般に、摘み取り作業は、商品点数(商品の種類の数)が運搬先の数よりも多い場合に採用されている。
【0004】
種まき方式は、商品をケースに配る作業である。一般に、種まき作業は、運搬先の数が商品点数よりも多い場合に採用されている。
【0005】
摘み取り方式と種まき方式は、ケースと商品の一方を静止し、他方を動かすイメージで捉えられる。摘み取り方式では、作業者は、商品棚にケースを運びつつ商品棚にある商品を摘み取る。種まき方式では、商品を積んだ台車を運びつつ並べられたケースに配る。
【0006】
特許文献1は、種まき方式による仕分け作業の一例を示す。種まき方式による仕分け作業は、一度にすべてのケースを対象として商品を各ケースに投入することで行っている。
【0007】
図43乃至図47を参照して、従来の種まき方式による仕分け作業の一例を説明する。この例では、12か所の運送先に、商品a、b及びcを予め定められた数に仕分ける。各運送先に対応するケースには、各ケースに投入する商品と個数を表示する表示器が存在する。
【0008】
図43は、仕分け作業の前の状態を示す。仕分けシステムは、商品棚201と、商品入力部203を備える。商品棚201には、商品aが17個、商品bが22個、商品cが4個存在する。
【0009】
図44は、商品aの仕分け作業を行う前の状態を示す。作業者は、商品入力部203に対して商品aを入力すると、各表示器は、商品aを投入するか否か、及び、投入する場合の個数を表示する。作業者は、表示器の表示に従い、各ケースに商品aを投入する。
【0010】
図45は、商品aの仕分け作業の後の状態を示す。作業者が商品入力部203に対して商品aを投入したこと及び次に投入する商品bを入力すると、各表示器は、商品bを投入するか否か及び投入する場合の個数を表示する。作業者は、表示器の表示に従い、各ケースに商品bを投入する。
(【0011】以降は省略されています)

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