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公開番号2024124888
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023032854
出願日2023-03-03
発明の名称処理装置、処理方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240906BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 印刷制御パラメータを設定する際のユーザの負担を軽減する。
【解決手段】 画像形成装置100は、メディアセンサ270で検知された用紙の特徴量(例えば、坪量および表面性等)に基づいて、当該用紙の種類を判別し、判別した用紙の種類に基づいて、当該用紙の印刷制御パラメータを用紙データベースに登録される情報として設定する。また、画像読込装置170で検知された調整用チャートに基づいて、当該調整用チャートが印刷されている用紙の印刷制御パラメータを設定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
用紙の特徴が反映された情報である用紙情報を、当該用紙から検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記用紙情報に基づいて、用紙に印刷を行う際に用いる印刷制御パラメータの少なくとも1つを用紙データベースに登録される情報として設定する設定手段と、
を有することを特徴とする処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記検知手段は、用紙が給紙された後、印刷される前に、当該用紙から前記用紙情報を検知する第1の検知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記設定手段は、前記第1の検知手段により検知された前記用紙情報に基づいて、用紙の種類を特定することと、当該種類の用紙に対する前記印刷制御パラメータの少なくとも1つを設定することと、を行うことを特徴とする請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記検知手段は、用紙に印刷されている印刷情報を光学的に読み込むことにより前記用紙情報を検知する第2の検知手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
【請求項5】
印刷手段を有し、
前記印刷手段は、前記印刷情報を用紙に印刷することを特徴とする請求項4に記載の処理装置。
【請求項6】
前記検知手段は、用紙が給紙された後、印刷される前に、当該用紙から前記用紙情報を検知する第1の検知手段と、
用紙に印刷されている印刷情報を光学的に読み込むことにより前記用紙情報を検知する第2の検知手段と、を有し、
前記第2の検知手段は、前記第1の検知手段で前記用紙情報を検知した用紙に印刷された印刷情報を前記用紙情報として検知することを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
【請求項7】
印刷手段を有し、
前記印刷手段は、前記第1の検知手段により検知された前記用紙情報に基づいて前記設定手段により設定された前記印刷制御パラメータに基づく前記印刷情報を用紙に印刷することを特徴とする請求項6に記載の処理装置。
【請求項8】
前記印刷制御パラメータは、用紙の種類ごとに設定され、
前記設定手段により設定される前記印刷制御パラメータは、前記検知手段で前記用紙情報を検知した用紙と同種の用紙を印刷する際に用いる印刷制御パラメータであることを特徴とする請求項1または2に記載の処理装置。
【請求項9】
用紙の特徴が反映された情報である用紙情報を、当該用紙から検知する検知工程と、
前記検知工程により検知された前記用紙情報に基づいて、用紙に印刷を行う際に用いる印刷制御パラメータの少なくとも1つを用紙データベースに登録される情報として設定する設定工程と、
を有することを特徴とする処理方法。
【請求項10】
請求項1または2に記載の処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処理装置、処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
用紙の搬送経路上に用紙の表面性や坪量といった用紙の特徴量を測定する紙種検知センサ(メディアセンサ)を備えた画像形成装置がある。このような画像形成装置は、印刷ジョブに基づいて給紙した用紙の特徴量をメディアセンサで測定し、測定した用紙の特徴量に基づいて、予め記憶された用紙データベース(メディアライブラリ)から用紙の種類を特定する。そして、画像形成装置は、特定した用紙の種類に対応する印刷制御パラメータを用いて、当該用紙に対する印刷を行う。
【0003】
特許文献1には、基本用紙(デフォルトの用紙)の種類だけでなく、多種多様な種類の用紙に対しても印刷制御パラメータを用いた印刷を行うための技術が開示されている。特許文献1に記載の画像形成装置は、予め用意されている基本用紙の印刷制御パラメータを複製し、複製した印刷制御パラメータをユーザが変更することにより、ユーザ定義用紙(ユーザが独自に設定した用紙の種類)の印刷制御パラメータを設定する。特許文献1に記載の画像形成装置では、ユーザ定義用紙の複製元となる基本用紙の種類をメディアセンサで測定して特定し、その基本用紙の情報の印刷制御パラメータをユーザに設定させることでユーザ定義メディアを作成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-26815号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、用紙情報を用紙データベースに登録する際に、測定によって特定されている印刷制御パラメータであっても、その印刷制御パラメータをユーザが手動で設定する必要がある。したがって、印刷制御パラメータを設定する際にユーザに負担がかかる。
【0006】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、用紙情報を用紙データベースに登録する際に、ユーザにかかる負担を軽減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の処理装置は、用紙の特徴が反映された情報である用紙情報を、当該用紙から検知する検知手段と、前記検知手段により検知された前記用紙情報に基づいて、用紙に印刷を行う際に用いる印刷制御パラメータの少なくとも1つを用紙データベースに登録される情報として設定する設定手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、用紙情報を用紙データベースに登録する際に、ユーザにかかる負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の概略構成を示す図である。
画像形成装置の内部構成を示す図である。
定着部の構成を示す図である。
メディアセンサの構成を示す図である。
用紙種類選択画面を示す図である。
用紙種類選択画面に対する操作後に表示される画面を示す図である。
ユーザ定義用紙を登録するための画面を示す図である。
図6Aに続いて表示される画面を示す図である。
図6Bに続いて表示される画面を示す図である。
ユーザ定義用紙を登録する際の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は一例であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また以下の実施形態において、同一の構成については同じ符号を付して詳細な説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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