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公開番号2024123965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031819
出願日2023-03-02
発明の名称感光性ペースト
出願人株式会社村田製作所
代理人個人,個人,個人
主分類G03F 7/031 20060101AFI20240905BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】フォトマスクを介して活性エネルギー線を照射して現像した時に、配線パターンの幅がフォトマスクの幅に近い感光性ペーストを提供する。
【解決手段】感光性ペーストは、無機粉末と、光重合性モノマーと、アルカリ可溶性ポリマーと、ジフェニルスルフィド基を有するオキシムエステル系開始剤と、を含む。
【選択図】図3B
特許請求の範囲【請求項1】
無機粉末と、
光重合性モノマーと、
アルカリ可溶性ポリマーと、
ジフェニルスルフィド基を有するオキシムエステル系開始剤と、
を含む感光性ペースト。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記無機粉末は、導電性粉末を有する、請求項1に記載の感光性ペースト。
【請求項3】
前記無機粉末は、Agを有する、請求項1または2に記載の感光性ペースト。
【請求項4】
前記AgのD50は、5.0μm以下である、請求項3に記載の感光性ペースト。
【請求項5】
前記オキシムエステル系開始剤は、=N-O-CO-R

基を有し、


は、炭素数1以上3以下のアルキル基である、請求項1または2に記載の感光性ペースト。
【請求項6】
前記オキシムエステル系開始剤は、式(1):
TIFF
2024123965000017.tif
37
114
で表される、請求項1または2に記載の感光性ペースト。
[式中:


は、炭素原子数1以上3以下のアルキル基であり;


は、1価の有機基であり;


は、それぞれ独立して、1価の有機基であり;
Xは、それぞれ独立して、2価の有機基であり;
mは、1以上5以下の整数であり;
nは、0以上5以下の整数である。]
【請求項7】


は、メチル基であり、


は、メチル基であり、


は、-O-CH

CH

-OHであり、
Xは、-CO-であり、
mは、1であり、
nは、1である、請求項6に記載の感光性ペースト。
【請求項8】
活性エネルギー線を照射した際の厚みDμmと幅Lμmとの比D/Lは0.6以上であるという特性を有し、
前記幅Lは、請求項1に記載の感光性ペーストより形成された感光性ペースト膜上にフォトマスクを設け、前記活性エネルギー線を照射して現像した際の、前記フォトマスクの開口部の幅と前記感光性ペースト膜の硬化部分の幅との間の差異であり、
前記厚みDは、第1面および前記第1面と反対側の第2面を有する透光性を有する基板の前記第1面上に、請求項1に記載の感光性ペーストを塗布して乾燥することにより形成された感光性ペースト膜に対して、前記透光性を有する基板の前記第1面の法線方向から活性エネルギー線を照射したのち現像して形成された前記感光性ペースト膜の硬化部分の厚みである、請求項1に記載の感光性ペースト。
【請求項9】
さらに有機溶剤を有する、請求項1または2に記載の感光性ペースト。
【請求項10】
請求項2に記載の感光性ペーストを絶縁シート上に塗布して、感光性ペースト膜を形成する工程と、
前記感光性ペースト膜の一部に活性エネルギー線を照射する工程と、
前記感光性ペースト膜の未硬化の部分を除去して配線パターンを形成する工程と、を備える、配線パターンの形成方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感光性ペーストに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、感光性ペーストにおいて、高遮蔽系の重合開始剤として、オキシムエステル系の化合物を用いてきた。例えば、特開2017-182901号公報(特許文献1)には、無機粉末と、光重合性モノマーと、アルカリ可溶性ポリマーと、オキシムエステル系開始剤等の感光剤とを含む感光性ペーストが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-182901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来技術に記載されているオキシムエステル系開始剤を含む感光性ペーストに、紫外線等の活性エネルギー線を照射して配線パターンを形成すると、特に、厚みの大きな配線パターンを形成する場合に、配線パターンの幅も広くなってしまうことがあった。これは、活性照射方向に活性エネルギー線が広がるだけでなく、照射方向に垂直な方向にも活性エネルギー線が広がり、配線パターンの幅が広くなってしまうためと考えられている。
【0005】
そこで、本発明の目的の1つは、フォトマスクを介して活性エネルギー線を照射して現像した時に、配線パターンの幅がフォトマスクの幅に近い感光性ペーストを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本開示の一態様によると、
無機粉末と、
光重合性モノマーと、
アルカリ可溶性ポリマーと、
ジフェニルスルフィド基を有するオキシムエステル系開始剤と、
を含む感光性ペーストを提供することにある。
【0007】
上記態様を有することにより、エネルギー線の照射方向に垂直な方向への活性エネルギー線の広がりを低減できつつ、照射方向への活性エネルギー線の広がりが大きいラジカルを形成できる感光性ペーストを提供することができる。
【0008】
本開示の一態様である配線パターンの形成方法は、
導電性を有する上記の感光性ペーストを絶縁シート上に塗布して、感光性ペースト膜を形成する工程と、
前記感光性ペースト膜の一部に活性エネルギー線を照射する工程と、
前記感光性ペースト膜の未硬化の部分を除去して配線パターンを形成する工程と、を備える。
【0009】
前記実施形態によれば、所望の形状を有する配線パターンが得られる。
【0010】
本開示の一態様である電子部品の製造方法は、
導電性を有する上記の感光性ペーストを絶縁シート上に塗布して、感光性ペースト膜を形成する工程と、
前記感光性ペースト膜の一部に活性エネルギー線を照射する工程と、
前記感光性ペースト膜の未硬化の部分を除去して、配線パターンを形成する工程と、
前記配線パターン上に絶縁シートを積層する工程と、
前記配線パターンおよび前記絶縁シートを焼成して、複数の前記絶縁シートの焼結体としての複数の絶縁層、および、前記配線パターンの焼結体としての内部配線を得る工程と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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