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公開番号
2024123714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023031348
出願日
2023-03-01
発明の名称
オリーブ葉麹、オリーブ葉麹エキス及びそれらの製造方法
出願人
国立大学法人 岡山大学
,
日本オリーブ株式会社
,
株式会社 樋口松之助商店
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
,
個人
主分類
C12G
3/022 20190101AFI20240905BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】本発明は、自体、食品(健康食品、機能性食品、機能性表示食品、栄養機能食品、特定保健用食品等を含む)、化粧品、医薬部外品又は医薬品、或いはそれら製品用素材としての幅広い用途に利用可能な、新規なオリーブ葉麹、オリーブ葉麹エキス及びそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】オリーブ葉を麹菌固体培養することにより得られるオリーブ葉麹であって、オリーブ葉が蒸煮したオリーブ葉であることを特徴とするオリーブ葉麹、オリーブ葉麹エキス及びそれらの製造方法により、解決する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
オリーブ葉を麹菌固体培養することにより得られるオリーブ葉麹であって、前記オリーブ葉が蒸煮したオリーブ葉であることを特徴とするオリーブ葉麹。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記麹菌が、Aspergillus属に属する麹菌である、請求項1記載のオリーブ葉麹。
【請求項3】
請求項1記載のオリーブ葉麹を溶媒で抽出することにより得られるオリーブ葉麹エキス。
【請求項4】
アミノ酸総量が10μmol/dry g以上である、請求項3記載のオリーブ葉麹エキス。
【請求項5】
フォスフォセリン、タウリン、サルコシン、α-アミノ-n-酪酸、シスタチオニン、β-アラニン、β-アミノイソ酪酸、γ-アミノ酪酸、5-ヒドロキシ-L-リジン、オルニチン及びカルノシンからなるタンパク質非構成アミノ酸量に対するタンパク質構成アミノ酸量の比(モル比)が、2~30である、請求項3記載のオリーブ葉麹エキス。
【請求項6】
タンパク質構成アミノ酸を10種類以上含有する、請求項3記載のオリーブ葉麹エキス。
【請求項7】
γ-アミノ酪酸を含有する、請求項3記載のオリーブ葉麹エキス。
【請求項8】
オルニチンを含有する、請求項3記載のオリーブ葉麹エキス。
【請求項9】
総ポリフェノール量(TPC)が50μmol GAE/dry g以上であり、抗酸化活性(DPPH)が100μmol TE/dry g以上である、請求項3記載のオリーブ葉麹エキス。
【請求項10】
請求項1又は2記載のオリーブ葉麹或いは請求項3記載のオリーブ葉麹エキスを含有する、食品、化粧品、医薬部外品又は医薬品、或いはそれら製品用素材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オリーブ葉麹、オリーブ葉麹エキス及びそれらの製造方法に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)
【背景技術】
【0002】
オリーブは、我が国において、岡山県瀬戸内市牛窓や香川県小豆島にて有名な地域特産物である。近年の活用法として、オリーブの果実についてはオイル等の用途にて利用され需要が高まっている一方、剪定枝やオリーブ葉の部分については未利用のまま廃棄されるか農作物用肥料として活用される程度である。
【0003】
この点、唯一、非特許文献1では、オリーブ葉を麹菌固体培養することにより、ポリフェノール含有量や抗酸化活性が高い、オリーブ葉麹を得る手法が提案されているが、その余の文献等は見当たらない。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Antioxidants 2022, 11, 1693, pp. 1-14
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、それ自体、食品(健康食品、機能性食品、機能性表示食品、栄養機能食品、特定保健用食品等を含む)、化粧品、医薬品又は医薬部外品又はそれら製品用素材としての幅広い用途に利用可能な、新規なオリーブ葉麹及びそのエキス並びにそれらの製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、オリーブ葉を蒸煮した上で麹菌固体培養することで、アミノ酸成分が大幅に強化された新規なオリーブ葉麹及びそのエキスが得られることを見出すと共に、それらの製造方法を確立することにより、本発明を完成した。具体的には下記の発明を完成した。
【0007】
本発明(1)は、オリーブ葉を麹菌固体培養することにより得られるオリーブ葉麹であって、前記オリーブ葉が蒸煮したオリーブ葉であることを特徴とするオリーブ葉麹である。
本発明(2)は、前記麹菌が、Aspergillus属に属する麹菌である、前記発明(1)のオリーブ葉麹である。
本発明(3)は、前記発明(1)又は(2)のオリーブ葉麹を溶媒で抽出することにより得られるオリーブ葉麹エキスである。
本発明(4)は、アミノ酸総量が10μmol/dry g以上である、前記発明(1)のオリーブ葉麹エキスである。
本発明(5)は、フォスフォセリン(P-Ser)、タウリン(Tau)、サルコシン(Sar)、α-アミノ-n-酪酸(α-ABA)、シスタチオニン(Cysthi)、β-アラニン(β-Ala)、β-アミノイソ酪酸(β-AiBA)、γ-アミノ酪酸(γ-ABA)、5-ヒドロキシ-L-リジン(Hylys)、オルニチン(Orn)及びカルノシン(Car)からなるタンパク質非構成アミノ酸量に対するタンパク質構成アミノ酸量の比(モル比)が、2~30である、前記発明(1)のオリーブ葉麹エキスである。
本発明(6)は、タンパク質構成アミノ酸を10種類以上含有する、前記発明3のオリーブ葉麹エキスである。
本発明(7)は、γ-アミノ酪酸を含有する、前記発明(3)のオリーブ葉麹エキスである。
本発明(8)は、オルニチンを含有する、前記発明(3)のオリーブ葉麹エキスである。
本発明(9)は、総ポリフェノール量(TPC)が50μmol GAE/dry g以上であり、抗酸化活性(DPPH)が100μmol TE/dry g以上である、前記発明(3)のオリーブ葉麹エキスである。
本発明(10)は、前記発明(1)又は(2)のオリーブ葉麹或いは前記発明(3)のオリーブ葉麹エキスを含有する、それ自体、食品(健康食品、機能性食品、機能性表示食品、栄養機能食品、特定保健用食品等を含む)、化粧品、医薬部外品又は医薬品、或いはそれら製品用素材である。
本発明(11)は、オリーブ葉を蒸煮して蒸煮オリーブ葉を調製する工程と、前記蒸煮オリーブ葉を麹菌固体培養してオリーブ葉麹を調製する工程と、を含むことを特徴とするオリーブ葉麹の調製方法である。
本発明(12)は、前記麹菌が、Aspergillus属に属する麹菌である、前記発明(11)の調製方法である。
本発明(13)は、前記蒸煮オリーブ葉を調製する工程において、前記オリーブ葉を切り刻むことなくそのまま用いる、前記発明(11)又は(12)の調製方法である。
本発明(14)は、オリーブ葉を蒸煮して蒸煮オリーブ葉を調製する工程と、前記蒸煮オリーブ葉を麹菌固体培養してオリーブ葉麹を調製する工程と、前記オリーブ葉麹を溶媒で抽出してオリーブ葉麹エキスを得る工程を含むことを特徴とするオリーブ葉麹エキスの調製方法である。
本発明(15)は、アミノ酸総量が10μmol/dry g以上である、前記発明(14)の調製方法である。
本発明(16)は、フォスフォセリン(P-Ser)、タウリン(Tau)、サルコシン(Sar)、α-アミノ-n-酪酸(α-ABA)、シスタチオニン(Cysthi)、β-アラニン(β-Ala)、β-アミノイソ酪酸(β-AiBA)、γ-アミノ酪酸(γ-ABA)、5-ヒドロキシ-L-リジン(Hylys)、オルニチン(Orn)及びカルノシン(Car)からなるタンパク質非構成アミノ酸量に対するタンパク質アミノ酸量の比(モル比)が、2~30である、前記発明(14)又は(15)の調製方法である。
前記発明(17)は、タンパク質構成アミノ酸を10種類以上含有する、前記発明(14)の調製方法である。
本発明(18)は、γ-アミノ酪酸を含有する、前記発明(14)の調製方法である。
本発明(19)は、オルニチンを含有する、前記発明(14)の調製方法である。
本発明(20)は、総ポリフェノール量(TPC)が50μmol GAE/dry g以上であり、抗酸化活性(DPPH)が100μmol TE/dry g以上である、前記発明(14)の調製方法である。
本発明(21)は、前記蒸煮オリーブ葉を調製する工程において、前記オリーブ葉を切り刻むことなくそのまま用いる、前記発明(14)の調製方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明のオリーブ葉麹及びそのエキスは、原料オリーブ葉に元々含まれているポリフェノールに由来する抗酸化活性を維持しつつ、かつ、原料オリーブ葉と比べ、アミノ酸が強化されているため、それ自体、食品(健康食品、機能性食品、機能性表示食品、栄養機能食品、特定保健用食品等を含む)、化粧品、医薬部外品又は医薬品、或いはそれら製品用素材として幅広い用途に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、オリーブ葉抽出液に含まれる主要な化合物の構造を示す図である。
図2は、シャーレ培養オリーブ葉麹MeOH抽出物の成分分析・活性評価を示す図である。
図3は、箱培養オリーブ葉麹MeOH抽出物の成分分析・活性評価を示す図である。
図4は、機械培養オリーブ葉麹MeOH抽出物の成分分析・活性評価を示す図である。
図5は、機械培養、シャーレ培養、箱培養の3種類の培養方法の比較を示す図である。
図6は、シャーレ培養オリーブ葉麹熱水抽出物の成分分析・活性評価を示す図である。
図7は、機械培養オリーブ葉麹熱水抽出物の成分分析・活性評価を示す図である。
図8は、シャーレ培養オリーブ葉麹抽出物のタンパク質構成アミノ酸量を示す図である。
図9は、シャーレ培養オリーブ葉麹抽出物のタンパク質構成アミノ酸以外のアミノ酸量を示す図である。
図10は、機械培養オリーブ葉麹熱水抽出物のアミノ酸分析結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
≪1.オリーブ葉麹・オリーブ葉麹エキスの製造方法≫
本発明の一形態に係るオリーブ葉麹の製造方法は、蒸煮したオリーブ葉を麹菌固体培養する工程を含む。また、本発明の一形態に係るオリーブ葉麹エキスの製造方法は、オリーブ葉麹を溶媒で抽出する工程を含む。以下、各要件を詳述する。
(【0011】以降は省略されています)
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