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公開番号2024123683
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031294
出願日2023-03-01
発明の名称リユース管理方法、プログラム、リユース管理装置、及びデータ構造
出願人三井化学株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B29B 17/02 20060101AFI20240905BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】インク除去済み樹脂がリユース可能であるか否かの判断に寄与することができるリユース管理方法、プログラム、リユース管理装置、及びデータ構造を提供する。
【解決手段】リユース管理方法は、インクによる印刷を有する回収された回収樹脂からインクを除去するインク除去工程と、インク除去工程で回収樹脂からインクが除去されることで得られたインク除去済み樹脂に対して、インク除去工程で回収樹脂からインクを除去した結果に関するインク除去結果情報を付与するインク除去結果情報付与工程と、インク除去済み樹脂のリユースの適否をインク除去結果情報に基づいて判定するリユース適否判定工程と、リユース適否判定工程での判定結果を示す判定結果情報をインク除去済み樹脂に付与する判定結果情報付与工程と、を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
インクによる印刷を有する回収された回収樹脂から前記インクを除去するインク除去工程と、
前記インク除去工程で前記回収樹脂から前記インクを除去した結果に関するインク除去結果情報を取得するインク除去結果情報取得工程と、
前記インク除去工程で前記回収樹脂から前記インクが除去されることによって得られたインク除去済み樹脂のリユースの適否を前記インク除去結果情報に基づいて判定するリユース適否判定工程と、
前記リユース適否判定工程での判定結果を示す判定結果情報を前記インク除去済み樹脂に付与する判定結果情報付与工程と、を含む
リユース管理方法。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記インク除去済み樹脂を特定可能なインク除去済み樹脂情報を前記インク除去済み樹脂に付与するインク除去済み樹脂情報付与工程を含む
請求項1に記載のリユース管理方法。
【請求項3】
前記回収樹脂を特定可能な回収樹脂情報を前記回収樹脂に付与する回収樹脂情報付与工程を含み、
前記回収樹脂情報は、更新されることによって前記インク除去済み樹脂情報として用いられる
請求項2に記載のリユース管理方法。
【請求項4】
前記回収樹脂情報は、前記回収樹脂の回収元を特定可能な回収元情報及び/又は前記回収樹脂のロットを特定可能な回収樹脂ロット情報を含む
請求項3に記載のリユース管理方法。
【請求項5】
前記インク除去結果情報は、前記インク除去工程での前記インクの除去量に関するインク除去量情報を含む
請求項1に記載のリユース管理方法。
【請求項6】
前記インク除去結果情報は、前記インク除去工程での前記インクの除去に要する費用を示す費用情報を含み、
前記費用は、前記インク除去量情報に基づいて算出される
請求項5に記載のリユース管理方法。
【請求項7】
前記インク除去結果情報を前記インク除去済み樹脂に付与するインク除去結果情報付与工程を含む
請求項1に記載のリユース管理方法。
【請求項8】
前記判定結果の理由を示す理由情報を前記判定結果情報に含める
請求項1に記載のリユース管理方法。
【請求項9】
前記回収樹脂に対して前記インク除去工程が行われた履歴に関する履歴情報を前記インク除去済み樹脂に付与する履歴情報付与工程を含む
請求項1に記載のリユース管理方法。
【請求項10】
前記履歴情報が付与された前記インク除去済み樹脂が前記回収樹脂として用いられる場合、前記履歴情報付与工程は、前記インク除去工程が行われる毎に前記履歴情報を更新する
請求項9に記載のリユース管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、リユース管理方法、プログラム、リユース管理装置、及びデータ構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コンピュータシステムにより実行されるリサイクル品の認証方法が開示されている。特許文献1に記載の認証方法は、樹脂製品の製造主体におけるリサイクル樹脂の流入量の情報を取得する第1取得工程と、製造主体又は異なる製造主体におけるリサイクル樹脂を使用した樹脂製品の流出量の情報を取得する第2取得工程と、流出量と流入量との情報に基づく認証条件を満たす場合、樹脂製品に認証を付与する認証工程と、を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/092278号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、PET(POLY ETHYLENE TEREPHTHALATE)ボトルのラベルを製造したり、食品包装(例えば、軟包材フィルム)を製造したりする過程で、ロール状に巻き回されたシート状樹脂に対してインクを用いた印刷が行われる。
【0005】
本番の印刷が行われる前には、各種装置及び各種段取り等の調整のために、シート状樹脂に対してテスト用の印刷が行われる。テスト用の印刷が行われたシート状樹脂は、実際の製品には使用されない。
【0006】
そこで、テスト用の印刷が行われたシート状樹脂からインクを除去して再びテスト用の印刷(すなわち、リユース)を行いたいというニーズがある。
【0007】
しかし、リユースを行うにあたり、シート状樹脂の回収元(例えば、テスト用の印刷を行う業者)へ、インクを除去したシート状樹脂を返却する必要があるため、インクを除去したシート状樹脂がリユースに適していないにも拘わらず、そのようなシート状樹脂が回収元に返却されるようなことがないように注意する必要がある。また、リユース回数の情報を管理して、リユース回数の限度に達した場合は、リユースではなく、樹脂の再生(すなわち、リサイクル)が行われることになる。
【0008】
そのため、インクが除去されたシート状樹脂がリユース可能であるか否かを判断可能に管理することが求められている。
【0009】
本開示の技術は、上記事情を鑑みてなされたものであり、本開示の技術に係る一つの実施形態は、インク除去済み樹脂がリユース可能であるか否かの判断に寄与することができるリユース管理方法、プログラム、リユース管理装置、及びデータ構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の技術に係る第1の態様は、インクによる印刷を有する回収された回収樹脂から前記インクを除去するインク除去工程と、前記インク除去工程で前記回収樹脂から前記インクを除去した結果に関するインク除去結果情報を取得するインク除去結果情報取得工程と、前記インク除去工程で前記回収樹脂から前記インクが除去されることによって得られたインク除去済み樹脂のリユースの適否を前記インク除去結果情報に基づいて判定するリユース適否判定工程と、前記リユース適否判定工程での判定結果を示す判定結果情報を前記インク除去済み樹脂に付与する判定結果情報付与工程と、を含むリユース管理方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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