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公開番号2024004571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022104223
出願日2022-06-29
発明の名称シート成形口金
出願人東レ株式会社
代理人
主分類B29C 48/305 20190101AFI20240110BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】
本発明は、シート材料の漏れを防止することができるシート成形口金を提供する。
【解決手段】
本発明は、シート材料を供給するダイホッパ、当該ダイホッパの下面に設置された対向する一対のリップ、ならびに当該一対のリップのそれぞれの両端部および上記ダイホッパの下面に固定されて設置された側板を備えたシート成形口金であって、上記側板の下面にはシート厚み方向に延びる溝が形成されており、上記側板の、上記溝によってシート幅方向に分割された2つの部分のうち、シート幅方向の外側にある一方を押付部、他方を被押付部として、上記押付部に、上記溝を形成している壁面のうち上記被押付部にある壁面を押すことで上記被押付部を上記一対のリップへ押しつける押付機構が備えられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シート材料を供給するダイホッパ、当該ダイホッパの下面に設置された対向する一対のリップ、ならびに当該一対のリップのそれぞれの両端部および前記ダイホッパの下面に固定されて設置された側板を備えたシート成形口金であって、
前記側板の下面にはシート厚み方向に延びる溝が形成されており、
前記側板の、前記溝によってシート幅方向に分割された2つの部分のうち、シート幅方向の外側にある一方を押付部、他方を被押付部として、
前記押付部に、前記溝を形成している壁面のうち前記被押付部にある壁面を押すことで前記被押付部を前記一対のリップへ押しつける押付機構が備えられている、
シート成形口金。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記被押付部のシート幅方向の長さをL1[mm]、前記一対のリップと前記被押付部との接合面の最下部から前記押付機構までのシート流れ方向の距離をH1[mm]とすると、0.2≦H1/L1≦1.0である、請求項1のシート成形口金。
【請求項3】
前記側板のシート幅方向の外側の側面に、当該側面から前記溝の底面まで至る切り込みが形成された、請求項1のシート成形口金。
【請求項4】
前記側板と前記リップとの最小接触面圧が20MPa以上である、請求項1のシート成形口金。
【請求項5】
シート材料を供給するダイホッパ、当該ダイホッパの下面に設置された対向する一対のリップ、ならびに当該一対のリップのそれぞれの両端部および前記ダイホッパの下面に固定されて設置された側板を備えたシート成形口金であって、
前記側板のシート幅方向の外側に、当該側板に固定されて、または当該側板を介して前記一対のリップに固定されて押付部材が設置されており、
前記押付部材に、前記側板のシート幅方向の外側の側面を押すことで当該側板を前記一対のリップへ押しつける押付機構が備えられている、
シート成形口金。
【請求項6】
前記側板と前記リップとの接合面から前記側板のシート幅方向の外側の側面までのシート幅方向の距離をL2[mm]、前記一対のリップと前記側板との接合面の最下部から前記押付機構までのシート流れ方向の距離をH2[mm]とすると、0.2≦H2/L2≦1.0である、請求項5のシート成形口金。
【請求項7】
前記側板と前記リップとの最小接触面圧が20MPa以上である、請求項5のシート成形口金。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート成形口金に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
シート成形口金は、押出機などで溶融したシート材料(典型的には溶融樹脂など)を吐出口から吐出して、シートを成形する。シート成形口金は複数の部品でシート材料を流す流路を形成するため、その部品間の接合面からシート材料が漏れてシートに付着し、破れや欠点などを引き起こす問題がある。
【0003】
シート成形口金の部品構成には様々あるが、運用性に優れた一般的なシート成形口金の構造を説明する。図4は一般的なシート成形口金の正面図および下面図である。一般的なシート成形口金は、供給口17からシート材料を供給するダイホッパ3と、ダイホッパ3の下面に設置された対向する一対のリップ1、一対のリップ1のそれぞれの両端部およびダイホッパ3の下面に固定されて設置された側板2から構成されている。一対のリップ1は、シート材料を吐出する吐出口4を形成するため、傷つくとシートに厚みムラを引きこすことから、頻繁に修繕または交換が必要となる。本構造のシート成形口金は、リップ1が小型であることから、リップ1を安価かつ短納期で修繕または交換することができ、運用性に優れている。また、側板2は、締結ボルト5でリップ1との接合面7に、締結ボルト6でダイホッパ3との接合面8に面圧を付与して、シート材料の漏れを防止している。しかし、接合面7の吐出口4付近は、流路が邪魔で締結ボルト5を配置することができないため、面圧が弱く、シート材料が漏れることがある。
【0004】
この吐出口付近からのシート材料の漏れを防止する技術として、リップと側板との間に配置したブロックを押しボルトで押しつける方法がある。特許文献1にこの方法を適用した一例が記載されている。図5は、特許文献1に記載されたシート成形口金の正面図および下面図である。特許文献1には、ダイホッパ3のシート幅方向寸法をリップ1に合わせて一つの面となった接合面7と8に、ブロック9と側板2を設置したシート成形口金が示されている。側板2に設置された押しボルト10でブロック9をリップ1に押しつけることで、締結ボルトが配置できない吐出口4付近も面圧を強くすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-187189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術は、リップとダイホッパとの温度差で生じるシート幅方向の熱膨張差によって接合面7と8との間に段差が生まれ、面圧が弱くなり、シート材料が漏れる懸念がある。
【0007】
そこで本発明は、リップ、側板、ダイホッパとの接合面に十分な面圧を付与して、シート材料の漏れを防止することができるシート成形口金を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[1] 上記課題を解決する本発明の第一のシート成形口金は、シート材料を供給するダイホッパ、当該ダイホッパの下面に設置された対向する一対のリップ、ならびに当該一対のリップのそれぞれの両端部および前記ダイホッパの下面に固定されて設置された側板を備えたシート成形口金であって、
前記側板の下面にはシート厚み方向に延びる溝が形成されており、
前記側板の、前記溝によってシート幅方向に分割された2つの部分のうち、シート幅方向の外側にある一方を押付部、他方を被押付部として、
前記押付部に、前記溝を形成している壁面のうち前記被押付部にある壁面を押すことで前記被押付部を前記一対のリップへ押しつける押付機構が備えられている。
【0009】
本発明の第一のシート成形口金は、下記[2]~[4]のいずれかの態様であることが好ましい。
[2] 上記被押付部のシート幅方向の長さをL1[mm]、上記一対のリップと上記被押付部との接合面の最下部から上記押付機構までのシート流れ方向の距離をH1[mm]とすると、0.2≦H1/L1≦1.0である、上記 [1]のシート成形口金。
[3] 上記側板のシート幅方向の外側の側面に、上記側面から上記溝の底面まで至る切り込みが形成された、上記[1]または[2]のシート成形口金。
[4] 上記側板と上記リップとの最小接触面圧が20MPa以上である、上記[1]~[3]のいずれかのシート成形口金。
【0010】
[5] 上記課題を解決する本発明の第二のシート成形口金は、シート材料を供給するダイホッパ、当該ダイホッパの下面に設置された対向する一対のリップ、ならびに当該一対のリップのそれぞれの両端部および前記ダイホッパの下面に固定されて設置された側板を備えたシート成形口金であって、
前記側板のシート幅方向の外側に、当該側板に固定されて、または当該側板を介して前記一対のリップに固定されて押付部材が設置されており、
前記押付部材に、前記側板のシート幅方向の外側の側面を押すことで当該側板を前記一対のリップへ押しつける押付機構が備えられている。
(【0011】以降は省略されています)

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