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公開番号
2024123470
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-12
出願番号
2023030911
出願日
2023-03-01
発明の名称
タイヤ成形用金型の検査装置
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
B29C
33/02 20060101AFI20240905BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】異常があるベントプラグを簡易かつ確実に検出することが可能なタイヤ成形用金型の検査装置を提供する。
【解決手段】検査装置10は、ベントホール51bに配置されたベントプラグ60を有するタイヤ成形用金型50の検査装置である。検査装置10は、金型50が載置される載置部22を有する架台20と、載置部22に振動を与える加振装置30と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ベントホールに配置されたベントプラグを有するタイヤ成形用金型の検査装置であって、
前記タイヤ成形用金型が載置される載置部を有する架台と、
前記載置部に振動を与える加振装置と、
を備える、タイヤ成形用金型の検査装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記架台が、
前記載置部を支持する基台部と、
前記載置部と前記基台部との間に配置されるバネと、を含んで構成され、
前記載置部が、前記バネを介して前記基台部により支持される、請求項1記載のタイヤ成形用金型の検査装置。
【請求項3】
前記載置部が、
前記載置部における前記タイヤ成形用金型の載置領域を側方より囲む係止部をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載のタイヤ成形用金型の検査装置。
【請求項4】
前記載置部が、
前記載置部における前記タイヤ成形用金型の載置領域に敷設されたすべり止め部をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載のタイヤ成形用金型の検査装置。
【請求項5】
前記載置部が、
前記ベントプラグを吸着可能な吸着部をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載のタイヤ成形用金型の検査装置。
【請求項6】
前記加振装置が、
前記載置部に与える振動の振動数を調整するコントローラをさらに備える、請求項1又は請求項2に記載のタイヤ成形用金型の検査装置。
【請求項7】
前記加振装置が、
前記載置部への振動の付与期間を設定するタイマーをさらに備える、請求項1又は請求項2に記載のタイヤ成形用金型の検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ成形用金型の検査装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ベントホールに配置されたベントプラグを有するタイヤ成形用金型が知られている。ベントプラグは、ベントホールへのゴムの流入を防止し、タイヤ表面にスピューが発生するのを抑制する。このようなタイヤ成形用金型は、定期的にベントプラグの点検を実施し、異常があるベントプラグを交換する必要がある。ベントプラグの点検に関する技術としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-45893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、異常があるベントプラグを簡易かつ確実に検出することが可能なタイヤ成形用金型の検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)本発明に係るタイヤ成形用金型の検査装置は、ベントホールに配置されたベントプラグを有するタイヤ成形用金型の検査装置であって、前記タイヤ成形用金型が載置される載置部を有する架台と、前記載置部に振動を与える加振装置と、を備える。
【0006】
上記構成のタイヤ成形用金型の検査装置は、載置部に載置した金型に対して加振装置によって振動を加えることで、異常があるベントプラグをベントホールから脱落させることができる。このような検査装置によれば、ベントプラグの点検を1箇所ずつ行う必要がないため、短時間で簡易に行うことができる。さらに、このような検査装置によれば、作業者のスキルに関わらず的確に異常があるベントプラグを検出することができるため、異常があるベントプラグの検出精度を確保することができる。よって、上記構成の検査装置によれば、異常があるベントプラグを簡易かつ確実に検出することができる。
【0007】
(2)本発明の前記(1)の態様のタイヤ成形用金型の検査装置は、前記架台が、前記載置部を支持する基台部と、前記載置部と前記基台部との間に配置されるバネと、を含んで構成され、前記載置部が、前記バネを介して前記基台部により支持されると好ましい。
上記構成のタイヤ成形用金型の検査装置は、載置部を振動させることが可能な架台を簡易に構成することができる。よって、上記構成の検査装置によれば、異常があるベントプラグを簡易かつ確実に検出することができる。
【0008】
(3)本発明の前記(1)又は(2)の態様のタイヤ成形用金型の検査装置は、前記載置部が、前記載置部における前記タイヤ成形用金型の載置領域を側方より囲む係止部をさらに備えると好ましい。
上記構成のタイヤ成形用金型の検査装置は、前記係止部によって、載置部に載置した金型が、検査中の振動でずれて架台から落下することが防止できる。よって、上記構成の検査装置によれば、検査による金型の傷つきを抑制することができる。
【0009】
(4)本発明の前記(1)~(3)の何れかの態様のタイヤ成形用金型の検査装置は、前記載置部が、前記載置部における前記タイヤ成形用金型の載置領域に敷設されたすべり止め部をさらに備えると好ましい。
上記構成のタイヤ成形用金型の検査装置によれば、前記すべり止め部によって、載置部上のセグメントの移動を抑制することができ、これにより、載置部からの落下や載置部との接触・擦れによるセグメントの傷つきを抑制することができる。よって、上記構成の検査装置によれば、検査による金型の傷つきを抑制することができる。
【0010】
(5)本発明の前記(1)~(4)の何れかの態様のタイヤ成形用金型の検査装置は、前記載置部が、前記ベントプラグを吸着可能な吸着部をさらに備えると好ましい。
上記構成のタイヤ成形用金型の検査装置によれば、前記吸着部によって、金型から載置部に脱落したベントプラグを吸着することができる。これにより、金型から脱落したベントプラグが、検査中の振動で飛散するのを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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