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公開番号
2024122795
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030553
出願日
2023-02-28
発明の名称
燃料電池装置
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
8/04694 20160101AFI20240902BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】停止時間を短縮する。
【解決手段】燃料電池装置10は改質器11と燃料電池12と燃焼部13と制御装置14とを有する。改質器11は原燃料及び水を水蒸気改質することにより燃料ガスを生成する。燃料電池セル12は燃料ガス及び酸素含有ガスを用いて発電する。燃焼部13は燃料電池セル12において未反応の燃料ガスを燃焼させた熱を用いて改質器11を加熱可能である。制御装置14は停止モードにおいて原燃料及び水の供給を維持しながら失火制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原燃料及び水を水蒸気改質することにより燃料ガスを生成する改質器と、
前記燃料ガス及び酸素含有ガスを用いて発電する燃料電池セルと、
前記燃料電池セルにおいて未反応の前記燃料ガスを燃焼させた熱を用いて前記改質器を加熱可能な燃焼部と、
前記改質器、前記燃料電池セル、及び前記燃焼部の運転停止状態へ切替える停止モードにおいて、前記原燃料及び前記水の供給を維持しながら、前記燃焼部を失火させる失火制御を行う制御装置と、を備える
燃料電池装置。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記失火制御において、前記原燃料の供給量を、前記燃焼部の再着火を抑制可能な量に低減させる
請求項1に記載の燃料電池装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記燃焼部の失火後に、前記停止モードの開始時点の前記原燃料の供給量を上限として、前記原燃料の供給量を増加させる
請求項2に記載の燃料電池装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記燃焼部の温度が所定の温度以下に低下した後に前記原燃料の供給量を増加させる
請求項3に記載の燃料電池装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記停止モードにおいて、前記改質器に供給する水に対する前記原燃料の比であるS/Cを前記停止モードの開始以前より上昇させる
請求項1から4のいずれか1項に記載の燃料電池装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池装置に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
燃料電池装置は一般的に高温で運転されている。運転を停止させる場合にも、安定的な停止状態に遷移させるのに時間がかかる。運転状態から安定的な停止状態に遷移させるまでの停止時間の短縮化が望まれており、短縮化のための運転停止方法が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-080192号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明以外の方法によっても、停止時間の短縮化が求められている。
【0005】
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、本開示の構成を用いない構成に比べて停止時間を短縮化することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点による燃料電池装置は、
原燃料及び水を水蒸気改質することにより燃料ガスを生成する改質器と、
前記燃料ガス及び酸素含有ガスを用いて発電する燃料電池セルと、
前記燃料電池セルにおいて未反応の前記燃料ガスを燃焼させた熱を用いて前記改質器を加熱可能な燃焼部と、
前記改質器、前記燃料電池セル、及び前記燃焼部の運転停止状態へ切替える停止モードにおいて、前記原燃料及び前記水の供給を維持しながら、前記燃焼部を失火させる失火制御を行う制御装置と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、燃料電池装置の停止時間が短縮化される
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る燃料電池装置の概略構成を示す構成図である。
図1の制御部が実行する停止処理を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。以下の図面に示す構成要素において、同じ構成要素には同じ符号を付す。
【0010】
図1に示すように、本開示の一実施形態に係る燃料電池装置10は、改質器11、燃料電池セル12、燃焼部13、及び制御装置14を含んで構成される。燃料電池装置10は、更に、温度センサ15、第1の調整機構16、第2の調整機構17、及び第3の調整機構18を含んで構成されてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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