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公開番号2025004695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023104554
出願日2023-06-26
発明の名称自律神経分析装置、自律神経分析方法及び自律神経分析システム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類A61B 5/18 20060101AFI20250107BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】車両内における生体情報の判定精度を向上させることが可能である。
【解決手段】車両の車両状態を計測する車両状態計測部110と、車両内の人物の生体情報を計測するセンサー部310と、車両状態と、生体情報と、に基づいて、人物の自律神経の状態を推定する制御部と、を備え、制御部は、車両状態に基づいて、自律神経の状態の推定に用いる判定指標を変更する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車両状態を計測する車両状態計測部と、
前記車両内の人物の生体情報を計測するセンサー部と、
前記車両状態と、前記生体情報と、に基づいて、前記人物の自律神経の状態を推定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記車両状態に基づいて、前記自律神経の状態の推定に用いる判定指標を変更する
自律神経分析装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記車両状態に基づいて、前記判定指標の比較対象としての第1判定閾値を当該第1判定閾値よりも小さい値の第2判定閾値に変更する
請求項1に記載の自律神経分析装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車両状態として前記車両が走行中であることを示す場合、前記第1判定閾値を前記第2判定閾値に変更する
請求項2に記載の自律神経分析装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記車両状態として前記車両が走行中であることを示す場合、前記生体情報から時系列解析により前記人物の心拍間隔のばらつき度合いを求め、前記判定指標としての前記心拍間隔のばらつき度合いと、前記第2判定閾値と、に基づいて前記自律神経の状態を推定する
請求項2に記載の自律神経分析装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記車両状態として、前記車両が停車中であることを示し、且つ前記車両のエンジンがオン状態であることを示す場合、前記生体情報から時系列解析により前記人物の心拍間隔のばらつき度合いを求め、前記判定指標としての前記心拍間隔のばらつき度合いと、前記第2判定閾値と、に基づいて前記自律神経の状態を推定する
請求項2に記載の自律神経分析装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記車両状態として、前記車両が停車中であることを示し、且つ前記車両のエンジンがオフ状態であることを示す場合、前記生体情報から周波数解析により前記人物の交感神経の活性度を求め、前記判定指標としての前記人物の交換神経の活性度に基づいて、前記自律神経の状態を推定する
請求項1に記載の自律神経分析装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記生体情報に基づいて、前記自律神経の状態として前記人物の睡眠状態を判定する
請求項6に記載の自律神経分析装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記睡眠状態として前記人物が覚醒中であると判定する場合、前記判定指標の比較対象としての第3判定閾値を第4判定閾値に変更し、
前記第4判定閾値は、前記第3判定閾値よりも大きい値が設定される
請求項7に記載の自律神経分析装置。
【請求項9】
前記センサー部は、ミリ波センサーから構成されている
請求項1に記載の自律神経分析装置。
【請求項10】
前記センサー部は、光学センサーから構成されている
請求項1に記載の自律神経分析装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自律神経分析装置、自律神経分析方法及び自律神経分析システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、心拍、血圧、体温等の生体情報は、人体の生体状態を示す指標としてさまざまなところで利用されており、例えば、車両内の乗員の生体情報を取得し、活用する技術が検討されている。例えば、特許文献1には、車両内で運転手が安静状態のときに運転手の生体情報を測定し、その測定結果を利用する技術が開示されている。
【0003】
また、例えば、特許文献2には、車両の運転手の健康状態をモニタリングするために、運転手の業務状態とその運転手の心拍等の生体情報とに基づいて事故リスクの推定モデルを生成している。特許文献2では、この事故リスクの推定モデルにより運転手が事故に遭遇するリスクを推定することが可能になることが開示されている。
【0004】
なお、生体情報の1つである心拍は、ミリ波レーダーにより測定可能であることも一般的に知られている。例えば、特許文献3には、ミリ波を人体に照射し、人体から反射した反射波を計測することで、測定対象の人体に負担をかけることなく心拍を求める技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5668524号
特開2022-187790
特許第6843093号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載された技術は、車両内の運転手の安静状態における心拍のみを計測し、活動状態の心拍を計測していない。このため、特許文献1においては、走行中の運転手の生体情報が正確に反映されていない。
【0007】
また、特許文献2に記載された技術において使用される事故リスクの推定モデルは、運転手の業務状態とその運転手の心拍等の生体情報とに基づいて生成されているが、車両が道路を走行中に生じる振動が運転手の心拍等の生体情報の計測に影響を与えることは考慮されていない。よって、特許文献2に記載された技術においては、そのような推定モデルによる運転手の健康状態の判定精度はよくない。
【0008】
また、例えば、特許文献3に記載のような技術により計測された心拍の精度は、車両内等の振動の大きい環境下では、振動の影響により悪化する可能性もある。
【0009】
このように、上述した従来の技術では、車両内等の振動の大きい環境において心拍等の生体情報の判定精度はよくない。このため、車両内等の振動の大きい環境における生体情報の判定精度には改善の余地がある。
【0010】
そこで、本開示は、車両内等の振動の大きい環境における生体情報の判定精度を向上させることが可能な自律神経分析装置、自律神経分析方法及び自律神経分析システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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