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公開番号2025096610
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025068007,2024028116
出願日2025-04-17,2022-03-23
発明の名称液体吐出装置および液体吐出装置の組み立て方法
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B41J 2/165 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】組立における信頼性を向上させることができる液体吐出装置および液体吐出装置の組み立て方法を提供する。
【解決手段】液体吐出装置は、ヘッドと、保持部と、第1固定部材と、第2固定部材とを備える。ヘッドは、液体を吐出する第1面を有する。保持部は、ヘッドを保持する。第1固定部材は、第1面を覆うキャップを取り外し可能に固定する。第2固定部材は、ヘッドと保持部とを固定する。第1固定部材および第2固定部材は、ヘッドの厚み方向に沿って互いに反対側に向かって設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する第1面を有するヘッドと、
前記ヘッドを保持する保持部と、
前記第1面を覆うキャップを取り外し可能に固定する第1固定部材と、
前記ヘッドと前記保持部とを固定する第2固定部材と
を備え、
前記第1固定部材および前記第2固定部材は、前記ヘッドの厚み方向に沿って互いに反対側に向かって設けられている
液体吐出装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
液体を吐出する第1面を有するヘッドと、
前記ヘッドを保持する保持部と、
前記第1面を覆うキャップを取り外し可能に固定する第1固定部材と、
前記ヘッドと前記保持部とを固定する第2固定部材と
を備え、
前記第1固定部材は、前記保持部から前記第1面が位置する方向に取り外し可能に設けられている
液体吐出装置。
【請求項3】
前記第1固定部材および前記第2固定部材は、前記ヘッドの厚み方向に沿ってともに同じ側に向かって設けられている
請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
先端に前記保持部が位置するロボットアームを備える
請求項1~3のいずれか1つに記載の液体吐出装置。
【請求項5】
液体を吐出する第1面を有するヘッドと、
前記ヘッドを保持する保持部と、
前記第1面を覆うキャップを取り外し可能に固定する第1固定部材と、
前記ヘッドと前記保持部とを固定する第2固定部材と
を備え、
前記ヘッドは、
前記第1面および前記第1面に対向する第2面を有するノズルプレートと、
前記第2面上に位置し、前記ヘッドの厚み方向に積層した複数のリザーバプレートを有する流路部材と、
前記流路部材を挟んで前記ノズルプレートとは反対側に位置し、各リザーバプレートよりも厚みが大きいベースプレートと
を備え、
前記ベースプレートは、前記第1固定部材を取り付ける第1孔と、前記第2固定部材を取り付ける第2孔とを有する
液体吐出装置。
【請求項6】
前記流路部材は、前記第2孔に対応する位置に前記第2固定部材から離れて位置する第1貫通部を有する
請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記ヘッドに固定され、前記第1面を覆う前記キャップをさらに備え、
前記キャップは、前記第2孔に対応する位置に前記第2固定部材から離れて位置する第2貫通部を有する
請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
液体を吐出する第1面を有するヘッドに、前記第1面を覆うキャップを取り付ける工程と、
前記キャップを取り付けた前記ヘッドを保持部に固定する工程と、
前記保持部に固定された前記ヘッドからキャップを取り外す工程と
を含む液体吐出装置の組み立て方法。
【請求項9】
前記キャップは、取り外し可能な第1固定部材を用いて前記ヘッドに固定され、
前記ヘッドは、第2固定部材を用いて前記保持部に固定され、
前記第1固定部材および前記第2固定部材は、前記ヘッドの厚み方向に沿ってともに同じ側に向かって設けられている
請求項8に記載の液体吐出装置の組み立て方法。
【請求項10】
前記キャップは、取り外し可能な第1固定部材を用いて前記ヘッドに固定され、
前記ヘッドは、第2固定部材を用いて前記保持部に固定され、
前記第1固定部材および前記第2固定部材は、前記ヘッドの厚み方向に沿って互いに反対側に向かって設けられている
請求項8に記載の液体吐出装置の組み立て方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、液体吐出装置および液体吐出装置の組み立て方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出装置として、インクジェット記録方式を利用したインクジェットプリンタやインクジェットプロッタが知られている。このようなインクジェット方式の液体吐出装置には、液体を吐出させるための液体吐出ヘッドが搭載されている。
【0003】
かかる液体吐出ヘッドには、液体吐出面をキャップで保護し、輸送や搬送を行うものが知られている(たとえば、特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-74038号公報
特開2009-184210号公報
【発明の概要】
【0005】
実施形態の一態様に係る液体吐出装置は、ヘッドと、保持部と、第1固定部材と、第2固定部材とを備える。ヘッドは、液体を吐出する第1面を有する。保持部は、前記ヘッドを保持する。第1固定部材は、前記第1面を覆うキャップを取り外し可能に固定する。第2固定部材は、前記ヘッドと前記保持部とを固定する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る液体吐出装置の説明図(その1)である。
図2は、実施形態に係る液体吐出装置の説明図(その2)である。
図3Aは、第1の実施形態に係る液体吐出装置の要部の構成を示す斜視図である。
図3Bは、図3Aに示す液体吐出装置を別方向から見た斜視図である。
図4は、第1の実施形態に係る液体吐出装置からキャップが取り外された状態を示す斜視図である。
図5は、第1の実施形態の変形例1に係る液体吐出装置からキャップが取り外された状態を示す斜視図である。
図6は、第1の実施形態の変形例2に係る液体吐出装置の一例を示す斜視図である。
図7は、図6に示す液体吐出装置からキャップが取り外された状態を示す斜視図である。
図8は、第2固定部材の近傍を示す平面図である。
図9は、第2固定部材の近傍を示す断面図である。
図10は、第1固定部材の近傍を示す断面図である。
図11は、第2の実施形態に係る液体吐出装置の要部の構成を示す図である。
図12は、第2の実施形態の変形例に係る液体吐出装置の要部の構成を示す図である。
図13は、第1の実施形態に係る液体吐出装置の組み立て方法の一例を示す図である。
図14は、第1の実施形態の変形例に係る液体吐出装置の組み立て方法の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する液体吐出装置および液体吐出装置の組み立て方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0008】
<プリンタの構成>
まず、図1および図2を参照して実施形態に係る液体吐出装置1の一例であるプリンタの概要について説明する。図1および図2は、実施形態に係るプリンタの説明図である。具体的には、図1は、プリンタの概略的な側面図であり、図2は、プリンタの概略的な平面図である。実施形態に係るプリンタは、たとえば、カラーインクジェットプリンタである。
【0009】
図1に示すように、液体吐出装置1は、給紙ローラ2と、ガイドローラ3と、塗布機4と、ヘッドケース5と、複数の搬送ローラ6と、複数のフレーム7と、複数のヘッド8と、搬送ローラ9と、乾燥機10と、搬送ローラ11と、センサ部12と、回収ローラ13とを備える。搬送ローラ6は、搬送部の一例である。
【0010】
さらに、液体吐出装置1は、給紙ローラ2、ガイドローラ3、塗布機4、ヘッドケース5、複数の搬送ローラ6、複数のフレーム7、複数のヘッド8、搬送ローラ9、乾燥機10、搬送ローラ11、センサ部12および回収ローラ13を制御する制御部14を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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