TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025106507
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-15
出願番号2025065277,2024006039
出願日2025-04-10,2022-04-01
発明の名称通信制御方法、ユーザ装置、プロセッサ、ネットワーク装置、移動通信システム及びプログラム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04W 4/06 20090101AFI20250708BHJP(電気通信技術)
要約【課題】改善されたマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を実現する通信制御方法及び基地局を提供する。
【解決手段】基地局gNBからユーザ装置UEに対してMBSを提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、基地局が、MBSシステム情報ブロックをブロードキャストすることと、MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報をMBS制御チャネルで送信することと、を含み、MBSシステム情報ブロックは、MBS制御チャネルの受信をユーザ装置が行うためのサーチスペース識別子を含み、サーチスペース識別子は、MBS制御チャネルと対応付けられた物理下りリンク制御チャネルにおいてユーザ装置が復号対象とするリソース範囲であるサーチスペースを示す。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワーク装置からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、
前記ネットワーク装置が、MBSシステム情報ブロックをブロードキャストすることと、
前記ネットワーク装置が、MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報をMBS制御チャネルで送信することと、を有し、
前記MBSシステム情報ブロックは、前記MBS制御チャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペースに関する情報を含み、
前記サーチスペースに関する情報は、ControlResourceSetIDを特定する情報を含む
通信制御方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供するネットワーク装置と通信するユーザ装置であって、
MBSシステム情報ブロックを前記ネットワーク装置から受信する受信部を備え、
前記受信部は、MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報をMBS制御チャネルで受信し、
前記MBSシステム情報ブロックは、前記MBS制御チャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペースに関する情報を含み、
前記サーチスペースに関する情報は、ControlResourceSetIDを特定する情報を含む
ユーザ装置。
【請求項3】
マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供するネットワーク装置と通信するユーザ装置を制御するプロセッサであって、
MBSシステム情報ブロックを前記ネットワーク装置から受信する処理と、
MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報をMBS制御チャネルで受信する処理と、を実行し、
前記MBSシステム情報ブロックは、前記MBS制御チャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペースに関する情報を含み、
前記サーチスペースに関する情報は、ControlResourceSetIDを特定する情報を含む
プロセッサ。
【請求項4】
ユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供するネットワーク装置であって、
MBSシステム情報ブロックをブロードキャストする送信部を備え、
前記送信部は、MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報をMBS制御チャネルで送信し、
前記MBSシステム情報ブロックは、前記MBS制御チャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペースに関する情報を含み、
前記サーチスペースに関する情報は、ControlResourceSetIDを特定する情報を含む
ネットワーク装置。
【請求項5】
ネットワーク装置からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムであって、
前記ネットワーク装置は、MBSシステム情報ブロックをブロードキャストし、
前記ネットワーク装置は、MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報をMBS制御チャネルで送信し、
前記MBSシステム情報ブロックは、前記MBS制御チャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペースに関する情報を含み、
前記サーチスペースに関する情報は、ControlResourceSetIDを特定する情報を含む
移動通信システム。
【請求項6】
マルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供するネットワーク装置と通信するユーザ装置を制御するためのプログラムであって、
MBSシステム情報ブロックを前記ネットワーク装置から受信する処理と、
MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報をMBS制御チャネルで受信する処理と、を前記ユーザ装置に実行させ、
前記MBS情報ブロックは、前記MBS制御チャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペースに関する情報を含み、
前記サーチスペースに関する情報は、ControlResourceSetIDを特定する情報を含む
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムで用いる通信制御方法及び基地局に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、第5世代(5G)の移動通信システムが注目されている。5Gシステムの無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)であるNR(New Radio)は、第4世代の無線アクセス技術であるLTE(Long Term Evolution)に比べて、高速・大容量かつ高信頼・低遅延といった特徴を有する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP技術仕様書「3GPP TS 38.300 V16.2.0 (2020-07)」
【発明の概要】
【0004】
第1の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、前記基地局が、MBSシステム情報ブロックをブロードキャストすることと、前記基地局が、MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報をMBS制御チャネルで送信することと、を有し、前記MBSシステム情報ブロックは、前記MBS制御チャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペース識別子を含み、前記サーチスペース識別子は、前記MBS制御チャネルと対応付けられた物理下りリンク制御チャネルにおいて前記ユーザ装置が復号対象とするリソース範囲であるサーチスペースを示す。
【0005】
第2の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、前記基地局が、MBSシステム情報ブロックのスケジューリングに用いる所定システム情報ブロックをブロードキャストすることと、前記基地局が、前記MBSシステム情報ブロックをブロードキャストすることと、前記基地局が、MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報をMBS制御チャネルで送信することと、を有し、前記所定システム情報ブロックは、前記MBS制御チャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペース識別子を含み、前記サーチスペース識別子は、前記MBS制御チャネルと対応付けられた物理下りリンク制御チャネルにおいて前記ユーザ装置が復号対象とするリソース範囲であるサーチスペースを示す。
【0006】
第3の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、前記基地局が、MBSシステム情報ブロックをブロードキャストすることと、前記基地局が、MBSトラフィックチャネルのスケジューリング情報と前記MBSトラフィックチャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペース識別子とをMBS制御チャネルで送信することと、を有し、前記サーチスペース識別子は、前記MBSトラフィックチャネルと対応付けられた物理下りリンク制御チャネルにおいて前記ユーザ装置が復号対象とするリソース範囲であるサーチスペースを示す。
【0007】
第4の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、セルを管理する前記基地局が、前記セルと異なる隣接セルにおけるMBS送信に関する通知メッセージを前記第1セルにおいてユーザ装置に送信することを有し、前記通知メッセージは、前記セルと異なる隣接セルに設けられる所定チャネルの受信を前記ユーザ装置が行うためのサーチスペース識別子を含み、前記サーチスペース識別子は、前記隣接セルに設けられる前記所定チャネルと対応付けられた物理下りリンク制御チャネルにおいて前記ユーザ装置が復号対象とするリソース範囲であるサーチスペースを示すサーチスペース識別子を含み、前記所定チャネルは、前記隣接セルに設けられるMBS制御チャネル又はMBSトラフィックチャネルである。
【0008】
第5の態様に係る通信制御方法は、基地局からユーザ装置に対してマルチキャスト・ブロードキャストサービス(MBS)を提供する移動通信システムで用いる通信制御方法であって、セルを管理する前記基地局が、前記MBSのためのMBSシステム情報ブロックをブロードキャストすることと、前記基地局が、前記セルにおいて複数のMBS制御チャネルを送信することと、を有し、前記MBSシステム情報ブロックは、前記複数のMBS制御チャネルのそれぞれの変更通知用RNTI(Radio Network Temporary Identifier)を含み、前記変更通知用RNTIは、対応するMBS制御チャネルの内容が変更されたことを示す変更通知を前記ユーザ装置が受信するために用いるRNTIである。
【0009】
第6の態様に係る基地局は、第1の態様乃至第5の態様のいずれかの通信制御方法を実行するプロセッサを備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。
実施形態に係るUE(ユーザ装置)の構成を示す図である。
実施形態に係るgNB(基地局)の構成を示す図である。
データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
実施形態に係る下りリンクの論理チャネル(Logical channel)とトランスポートチャネル(Transport channel)との対応関係を示す図である。
実施形態に係るMBSデータの配信方法を示す図である。
実施形態に係るチャネルの対応関係を示す図である。
実施形態に係る移動通信システムの第1動作例を示す図である。
実施形態に係る移動通信システムの第2動作例を示す図である。
実施形態に係る移動通信システムの第3動作例を示す図である。
実施形態に係る移動通信システムの第4動作例における動作環境の一例を示す図である。
実施形態に係る移動通信システムの第4動作例を示す図である。
実施形態に係る移動通信システムの第5動作例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

京セラ株式会社
構造体
2か月前
京セラ株式会社
流路部材
14日前
京セラ株式会社
照明装置
2か月前
京セラ株式会社
照明装置
1か月前
京セラ株式会社
手術器具
20日前
京セラ株式会社
手術器具
1か月前
京セラ株式会社
試料保持具
1か月前
京セラ株式会社
試料保持具
1か月前
京セラ株式会社
試料保持具
1か月前
京セラ株式会社
会議システム
15日前
京セラ株式会社
電磁波抑制材料
1か月前
京セラ株式会社
伝熱部材および電子装置
7日前
京セラ株式会社
発光装置および照明装置
14日前
京セラ株式会社
液体吐出ヘッドおよび記録装置
15日前
京セラ株式会社
電源制御装置及び電源制御方法
1か月前
京セラ株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1か月前
京セラ株式会社
電源制御装置及び電源制御方法
1か月前
京セラ株式会社
設定方法、プログラム及び端末装置
1か月前
京セラ株式会社
電力管理装置及び電力管理システム
1か月前
京セラ株式会社
配線基板およびそれを用いた実装構造体
15日前
京セラ株式会社
積層セラミックコンデンサおよび実装構造体
27日前
京セラ株式会社
交通通信システム、端末装置、及びプログラム
21日前
京セラ株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、及びプログラム
1か月前
京セラ株式会社
照明装置
2か月前
京セラ株式会社
複素誘電率の測定装置、複素誘電率の測定方法および共振器
1か月前
京セラ株式会社
ユーザ装置
12日前
京セラ株式会社
画像処理装置
29日前
京セラ株式会社
積層型電子部品
1か月前
京セラ株式会社
積層型電子部品
1か月前
京セラ株式会社
積層型電子部品
15日前
京セラ株式会社
電子部品収納用パッケージ、多数個取り配線基板および電子装置
1か月前
京セラ株式会社
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
2か月前
京セラ株式会社
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
2か月前
京セラ株式会社
配線板および電子装置
1か月前
京セラ株式会社
発光装置及び照明装置
1か月前
京セラ株式会社
コネクタ及び電子機器
2か月前
続きを見る