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公開番号2025106508
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-15
出願番号2025065281,2024540458
出願日2025-04-10,2023-08-07
発明の名称通信方法、中継装置、システム、プログラム、及びチップセット
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04W 48/10 20090101AFI20250708BHJP(電気通信技術)
要約【課題】基地局とユーザ装置との間で中継伝送を行う中継装置を適切に制御する。
【解決手段】移動通信システムで用いる通信方法は、基地局が、中継装置に含まれる制御端末をサポートしていることを示す中継装置サポート情報、又は予約済セルに関する情報をブロードキャストすることと、前記制御端末が、前記中継装置サポート情報の受信に応じて、前記基地局へのアクセスが許可されると判断することと、前記制御端末が、前記基地局からブロードキャストされる前記予約済セルに関する情報を無視することと、を有する。
【選択図】図19
特許請求の範囲【請求項1】
通信方法であって、
基地局が、中継装置に含まれる制御端末をサポートしていることを示す中継装置サポート情報をブロードキャストすることと、
前記制御端末が、前記中継装置サポート情報の受信に応じて、前記基地局へのアクセスが許可されると判断することと、
前記基地局が、特定の用途として予約されているセルを示す予約済セルに関する情報をさらにブロードキャストする場合、前記制御端末が、前記予約済セルに関する情報を無視することと、を有する
通信方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
中継器と制御端末とを有する中継装置であって、
前記制御端末は、
基地局からブロードキャストされる、前記制御端末をサポートしていることを示す中継装置サポート情報を受信する受信部と、
前記中継装置サポート情報の受信に応じて、前記基地局へのアクセスが許可されると判断する制御部と、を有し、
前記受信部が、前記基地局からさらにブロードキャストされる、特定の用途として予約されているセルを示す予約済セルに関する情報を受信する場合、前記制御部は、前記予約済セルに関する情報を無視する
中継装置。
【請求項3】
基地局と、中継器と制御端末とを有する中継装置と、を含むシステムであって、
前記基地局は、
前記制御端末をサポートしていることを示す中継装置サポート情報をブロードキャストする送信部を有し、
前記送信部は、特定の用途として予約されているセルを示す予約済セルに関する情報をさらにブロードキャストし、
前記制御端末は、
前記基地局からブロードキャストされる、前記中継装置サポート情報を受信する受信部と、
前記中継装置サポート情報の受信に応じて、前記基地局へのアクセスが許可されると判断する制御部と、を有し、
前記受信部が、前記基地局からさらにブロードキャストされる前記予約済セルに関する情報を受信する場合、前記制御部は、前記予約済セルに関する情報を無視する
システム。
【請求項4】
中継器と制御端末とを有する中継装置に、
基地局からブロードキャストされる、前記制御端末をサポートしていることを示す中継装置サポート情報を受信する処理と、
前記中継装置サポート情報の受信に応じて、前記基地局へのアクセスが許可されると判断する処理と、
前記基地局からさらにブロードキャストされる、特定の用途として予約されているセルを示す予約済セルに関する情報を受信する場合、前記予約済セルに関する情報を無視する処理と、を実行させる
プログラム。
【請求項5】
中継器と制御端末とを有する中継装置のためのチップセットであって、
基地局からブロードキャストされる、前記制御端末をサポートしていることを示す中継装置サポート情報を受信する処理と、
前記中継装置サポート情報の受信に応じて、前記基地局へのアクセスが許可されると判断する処理と、
前記基地局からさらにブロードキャストされる、特定の用途として予約されているセルを示す予約済セルに関する情報を受信する場合、前記予約済セルに関する情報を無視する処理と、を実行させる
チップセット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムで用いる通信方法、中継装置、システム、プログラム、及びチップセットに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、第5世代(5G)の移動通信システムが注目されている。5Gシステムの無線アクセス技術であるNR(New Radio)は、第4世代の無線アクセス技術であるLTE(Long Term Evolution)に比べて、高周波数帯による広帯域伝送が可能である。
【0003】
ミリ波帯又はテラヘルツ波帯といった高周波数帯の無線信号(電波)は、高い直進性を有するため、基地局のカバレッジの縮小が課題となる。このような課題を解決するために、基地局とユーザ装置との間で無線信号を中継する中継装置の一種であって、ネットワークから制御可能なリピータ装置が注目されている(例えば、非特許文献1参照)。このようなリピータ装置は、例えば、基地局から受信する無線信号を増幅するとともに指向性送信により送信することで、干渉の発生を抑制しつつ基地局のカバレッジを拡張できる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
3GPP寄書:RP-213700、“New SI: Study on NR Network-controlled Repeaters”
【発明の概要】
【0005】
第1の態様に係る通信方法は、移動通信システムで用いる通信方法であって、基地局が、ビームスイーピングによって1つのセルで複数のビームを形成するステップと、前記基地局が、前記複数のビームのうち一部のビームのみをアクセス規制の対象とする場合、ビーム単位でのアクセス規制がされていることを示す第1情報を前記一部のビームでブロードキャストするステップと、を有する。
【0006】
第2の態様に係る通信方法は、移動通信システムで用いる通信方法であって、第1セルを管理する第1ネットワークノードが、前記第1セルにおいて前記第1ネットワークノードとユーザ装置との間で無線信号を中継する中継装置を制御するステップと、前記第1ネットワークノードが、前記中継装置の制御状態に関する制御状態情報を、前記第1セルに隣接する第2セルを管理する第2ネットワークノードと通信するステップと、を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。
データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
第1実施形態に係る中継装置(NCR装置)の適用シナリオの一例を示す図である。
第1実施形態に係る中継装置(NCR装置)の適用シナリオの一例を示す図である。
第1実施形態に係る中継装置(NCR装置)の制御方法の一例を示す図である。
第1実施形態に係る中継装置(NCR装置)を有する移動通信システムにおけるプロトコルスタックの構成例を示す図である。
第1実施形態に係る中継装置(NCR装置)の構成例を示す図である。
実施形態に係る基地局(gNB)の構成例を示す図である。
第1実施形態に係る基地局(gNB)から制御端末(NCR-MT)への下りリンクシグナリングの一例を示す図である。
第1実施形態に係る制御端末(NCR-MT)から基地局(gNB)への上りリンクシグナリングの一例を示す図である。
第1実施形態に係る移動通信システムの全体動作シーケンスの一例を示す図である。
第1実施形態に係るビームスイーピングについて説明するための図である。
実施形態に係るビーム単位アクセス規制について説明するための図である。
実施形態に係るビーム単位アクセス規制の一例を示す図である。
実施形態に係るビーム単位アクセス規制に関するgNBの動作例を示す図である。
実施形態に係るビーム単位アクセス規制に関するUEの動作例を示す図である。
実施形態に係るセル間協調動作の第1動作例について説明するための図である。
実施形態に係るセル間協調動作の第1動作例を示す図である。
実施形態に係るセル間協調動作の第2動作例について説明するための図である。
実施形態に係るセル間協調動作の第2動作例を示す図である。
第2実施形態に係る中継装置について説明するための図である。
第2実施形態に係る中継装置について説明するための図である。
その他の実施形態に係る動作について説明するための図である。
ネットワーク制御リピータのモデルを示す図である。
NCR-MTのC-planeに焦点を当てたプロトコルスタックを示す図である。
マルチビームNCRを示す図である。
マルチビームリピータの管理モデルの選択肢を示す図である。
NCR-MTのCA/DC構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
リピータ装置等の中継装置をネットワークから制御する場合において、具体的にどのようにして中継装置を制御するかについての制御技術は未だ確立しておらず、中継装置を用いて効率的なカバレッジ拡張を行うことは現状では難しい。
【0009】
そこで、本開示は、基地局とユーザ装置との間で中継伝送を行う中継装置を適切に制御可能とすることを目的とする。
【0010】
図面を参照しながら、実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)

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