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公開番号
2025106090
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-11
出願番号
2025067577,2024532475
出願日
2025-04-16,2023-11-14
発明の名称
予測システム、予測装置、予測方法、制御プログラム、および記録媒体
出願人
京セラ株式会社
,
国立大学法人 東京大学
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20250704BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】対象に薬剤を投与した場合の当該薬剤の効果を精度良く予測する。
【解決手段】予測システムは、取得部と、予測部と、を備える。取得部は、対象の骨が写っている医用画像を含む対象情報を取得する。予測部は、対象情報を含む入力情報、および薬剤に関する薬剤情報、に基づき、薬剤の効果を予測する薬効予測モデルを用いて、骨形成に対する作用および骨吸収に対する作用の少なくともいずれかを有する薬剤の効果に関する薬効予測情報を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
対象の骨が写っている医用画像を含む対象情報を取得する取得部と、
前記対象情報を含む入力情報から、骨形成に対する作用および骨吸収に対する作用の少なくともいずれかを有する薬剤の効果に関する薬効予測情報を出力する予測部と、を備え、
前記予測部は、前記入力情報、および、前記薬剤に関する薬剤情報、に基づき前記薬剤の効果を予測する薬効予測モデルを用いて、前記薬効予測情報を出力する、
予測システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記予測部は、骨形成に対する作用を有する薬剤の効果、および、骨吸収に対する作用を有する薬剤の効果の両方に関する薬効予測情報をそれぞれ出力する、請求項1に記載の予測システム。
【請求項3】
前記入力情報は、前記薬剤情報を含む、
請求項1に記載の予測システム。
【請求項4】
前記薬効予測モデルは、前記薬剤が投与された複数の被検体の各々に関する被検体情報、および前記被検体の各々に投与された前記薬剤に関する前記薬剤情報を説明変数とし、前記被検体の各々における前記薬剤の効果を目的変数とする学習データを用いて学習されている、
請求項1に記載の予測システム。
【請求項5】
前記薬効予測情報は、前記対象の骨の、将来における骨密度と現在の骨密度との差異を示す予測結果、前記対象の骨の骨密度の現在からの変化を示す予測結果、投薬をした場合の予測結果と投薬をしなかった場合の予測結果、および、異なる種類の薬を投薬した場合の予測結果、の少なくともいずれかを含む、
請求項1に記載の予測システム。
【請求項6】
前記対象情報は、対象の骨折危険因子に関する骨折危険因子情報、該対象の骨の骨密度を示す骨密度情報及び該対象の骨の骨代謝状態を示す骨代謝情報の少なくともいずれかをさらに含む、
請求項1に記載の予測システム。
【請求項7】
前記薬剤情報は、少なくとも前記薬剤の名称および/または作用機序に関する情報を含む、
請求項1に記載の予測システム。
【請求項8】
前記薬剤情報は、前記対象の骨の状態を変化させ得る複数種の薬剤の組合せの各々に関する情報を含み、
前記薬効予測情報は、前記複数種の薬剤の組合せの各々の情報を含む、
請求項1に記載の予測システム。
【請求項9】
前記薬効予測情報は、前記対象への前記薬剤の投与を所定期間継続した後における該対象の骨の状態を示す情報、または、該対象の骨に生じる前記所定期間前後での変化を示す情報を含む、
請求項1に記載の予測システム。
【請求項10】
前記薬効予測情報は、前記対象への投与を所定期間継続した後における該対象の骨の状態を変化させ得る薬剤に関する情報を含む、
請求項1に記載の予測システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、骨に作用する薬剤の効果を予測する予測システム、予測装置、予測方法、制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、抗がん剤の効果を予測する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
日本国特開2022-013583号公報
【発明の概要】
【0004】
本開示の一態様に係る予測システムは、対象の骨が写っている医用画像を含む対象情報を取得する取得部と、前記対象情報を含む入力情報から、骨形成に対する作用および骨吸収に対する作用の少なくともいずれかを有する薬剤の効果に関する薬効予測情報を出力する予測部と、を備え、前記予測部は、前記入力情報、および、前記薬剤に関する薬剤情報、に基づき前記薬剤の効果を予測する薬効予測モデルを用いて、前記薬効予測情報を出力する。
【0005】
本開示の一態様に係る予測装置は、対象の骨が写っている医用画像を含む対象情報を取得する取得部と、前記対象情報を含む入力情報から、骨形成に対する作用および骨吸収に対する作用の少なくともいずれかを有する薬剤の効果に関する薬効予測情報を出力する予測部と、を備え、前記予測部は、前記入力情報、および、前記薬剤に関する薬剤情報、に基づき前記薬剤の効果を予測する薬効予測モデルを用いて、前記薬効予測情報を出力する。
【0006】
また、本開示の一態様に係る予測方法は、コンピュータが、対象の骨が写っている医用画像を含む対象情報を取得する取得ステップと、コンピュータが、前記対象情報を含む入力情報から、骨形成に対する作用および骨吸収に対する作用の少なくともいずれかを有する薬剤の効果に関する薬効予測情報を出力する予測ステップと、を含み、前記予測ステップにおいて、前記入力情報、および、前記薬剤に関する薬剤情報、に基づき前記薬剤の効果を予測する薬効予測モデルを用いて、前記薬効予測情報を出力する。
【0007】
また、本開示の各態様に係る予測システムは、1または複数のコンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記予測システムが備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記予測システムをコンピュータにて実現させる予測システムの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本開示の範疇に入る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一態様に係る予測システムの構成例を示す図である。
本開示の別の態様に係る予測システムの構成例を示す図である。
本開示の一態様に係る予測装置の構成の一例を示すブロック図である。
予測部が実行する薬効予測モデルの構成の一例を示す図である。
学習部による学習処理の流れの一例を示すフローチャートである。
予測装置が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
予測装置によって実現する医療サービスの一例を示す図である。
本開示の他の態様に係る予測装置の構成の一例を示すブロック図である。
他の理由による画像の変化の導出根拠に関する情報を含む加工画像の一例である。
他の理由による画像の変化を含めた場合と、除いた場合との両方の場合の解析結果を表示したブラウザ画像の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
対象の骨の状態を改善するための薬剤には、骨形成に作用する薬剤、骨吸収に作用する薬剤、および骨の作り替えのバランスを整える薬剤などがある。これらの薬剤は、単独で、あるいは複数種類の薬剤を組合せて、対象に投与される。
【0010】
本開示の一態様によれば、対象に薬剤を投与した場合の当該薬剤の効果を精度良く予測することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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