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公開番号2024122728
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030437
出願日2023-02-28
発明の名称シート排出装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類B65H 31/34 20060101AFI20240902BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】積載部に積載可能なシートの枚数を増加させることができるシート排出装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート排出装置は、シートを排出する排出部と、排出部によって排出されたシートを積載する積載部と、積載部に積載されたシートに当接可能な移動部材であって、第1位置と、第2位置と、第2位置よりも第1位置から離れた第3位置と、に移動可能な移動部材と、移動部材の位置を検知する検知部と、排出部を制御する制御部と、を備える。移動部材は、積載部に積載されたシートの高さが増大することで第1位置から第2位置及び第3位置に向けて移動する。制御部は、移動部材が第2位置に到達したことが検知部によって検知された際に、排出部によるシートの排出を規制する第1モード、移動部材が第2位置と第3位置との間に位置した状態でも排出部によるシートの排出を継続可能な第2モードで、排出部を制御する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
シートを排出する排出部と、
前記排出部によって排出されたシートを積載する積載部と、
前記積載部に積載されたシートに当接可能な移動部材であって、第1位置と、第2位置と、前記第2位置よりも前記第1位置から離れた第3位置と、に移動可能な移動部材と、
前記移動部材の位置を検知する検知部と、
前記排出部を制御する制御部と、を備え、
前記移動部材は、前記積載部に積載されたシートの高さが増大することで前記第1位置から前記第2位置及び前記第3位置に向けて移動し、
前記制御部は、前記移動部材が前記第2位置に到達したことが前記検知部によって検知された際に、前記排出部によるシートの排出を規制する第1モード、前記移動部材が前記第2位置と前記第3位置との間に位置した状態でも前記排出部によるシートの排出を継続可能な第2モードで、前記排出部を制御する、
ことを特徴とするシート排出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第2モードにおいて、前記移動部材が前記第2位置に到達したことが前記検知部によって検知されてから、前記排出部によって所定枚数のシートが前記積載部に排出された後に、前記排出部によるシートの排出が規制される、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記排出部によって排出されるシートの種類、シート搬送方向におけるシートの長さ、前記シート排出装置の周囲の温度及び/又は湿度、の少なくともいずれか1つに応じて、前記第1モード及び前記第2モードのいずれかを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項4】
前記排出部によって排出されるシートの種類をユーザによって指定可能な操作部と、
前記シート搬送方向におけるシートの長さを検知するシート長さ検知部と、
前記シート排出装置の周囲の温度及び/又は湿度を検知する環境センサと、を更に備える、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート排出装置。
【請求項5】
前記排出部によって排出されるシートの種類を検知するメディアセンサと、
前記シート搬送方向におけるシートの長さを検知するシート長さ検知部と、
前記シート排出装置の周囲の温度及び/又は湿度を検知する環境センサと、を更に備える、
ことを特徴とする請求項3に記載のシート排出装置。
【請求項6】
前記所定枚数は、一定である、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート排出装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記排出部によって排出されるシートの種類、シート搬送方向におけるシートの長さ、前記シート排出装置の周囲の温度及び/又は湿度、の各条件に応じて、前記所定枚数を決定する、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート排出装置。
【請求項8】
前記検知部は、光を発する発光部と、前記発光部から発せられた光を受光する受光部と、を有し、
前記移動部材は、前記積載部に積載されたシートに当接可能な当接部と、前記当接部と一体に移動すると共に、前記発光部から前記受光部へ向けて発せられた光を遮蔽可能な遮光部と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項9】
前記移動部材は、回動軸を中心に前記第1位置から前記第2位置及び前記第3位置に向かって回動可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
【請求項10】
前記移動部材は、前記第1位置において、前記積載部に積載されたシートの高さが所定高さ未満では、前記積載部に積載されたシートに当接しない、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを排出するシート排出装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、排出口から排出されて外部トレイに積載されたシートの積載量を検知する積載量検知装置を有する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。積載量検知装置は、排出ローラ対の上側に設けられており、光センサと、回転軸から排紙空間に延出するアーム状の回転子と、回転軸から上方へ延出されたアーム状の検出子と、を有している。外部トレイに積載されたシートによって回転子が上方へ押し上げられると、検出子も回転軸を中心に回転する。外部トレイの水平載置面に積載されたシートの積載高さが所定の高さ以上となると、検出子が光センサの光路から退避し、光センサの信号レベルがLOWからHIGHになる。画像形成装置の制御部は、光センサからの信号レベルがHIGHを維持している場合に、外部トレイの水平載置面におけるシートが最大積載量に達したと判定し、印刷動作を中断する。
【0003】
また、制御部は、A4サイズを超えるサイズのシートが印刷される場合には、シートの印刷枚数をカウントする。そして、制御部は、印刷枚数のカウント値が閾値Tに到達すると、外部トレイの傾斜載置面に積載されたシートの積載量が最大積載量に達したと判定し、排出ローラ対にシートが挟持された状態で、排出ローラ対の駆動を停止させる。これにより、検出子が退避位置に維持され、光センサの信号レベルがHIGHを維持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-121826号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1に記載の積載量検知装置では、A4サイズを超えるサイズのシートが印刷される場合には、印刷枚数のカウント値が閾値Tに到達したことに基づいて、光センサの信号レベルをHIGHに維持させ、印刷動作を中断させていた。すなわち、光センサの信号レベルがHIGHになると、直ちに印刷動作を中断させていた。しかしながら、例えば排出されるシートの種類等によっては、光センサの信号レベルがHIGHとなっても、外部トレイにシートを排出可能な場合があり、外部トレイに積載可能なシート枚数に改善の余地があった
【0006】
そこで、本発明は、積載部に積載可能なシートの枚数を増加させることができるシート排出装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、シート排出装置において、シートを排出する排出部と、前記排出部によって排出されたシートを積載する積載部と、前記積載部に積載されたシートに当接可能な移動部材であって、第1位置と、第2位置と、前記第2位置よりも前記第1位置から離れた第3位置と、に移動可能な移動部材と、前記移動部材の位置を検知する検知部と、前記排出部を制御する制御部と、を備え、前記移動部材は、前記積載部に積載されたシートの高さが増大することで前記第1位置から前記第2位置及び前記第3位置に向けて移動し、前記制御部は、前記移動部材が前記第2位置に到達したことが前記検知部によって検知された際に、前記排出部によるシートの排出を規制する第1モード、前記移動部材が前記第2位置と前記第3位置との間に位置した状態でも前記排出部によるシートの排出を継続可能な第2モードで、前記排出部を制御する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、積載部に積載可能なシートの枚数を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図。
シート排出装置を示す斜視図。
(a)は待機位置に位置する満載検知部材を示す断面図、(b)は待機位置に位置する満載検知部材及び満載検知センサを示す断面図。
(a)は検知位置に位置する満載検知部材を示す断面図、(b)は検知位置に位置する満載検知部材及び満載検知センサを示す断面図。
プリンタの制御ブロックを示すブロック図。
シート検知センサの信号を示す図。
満載検知制御を示すフローチャート。
モード選択制御を示すフローチャート。
(a)は上方位置に位置する満載検知部材を示す断面図、(b)は上方位置に位置する満載検知部材及び満載検知センサを示す断面図。
第2の実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図。
モード選択制御を示すフローチャート。
第3の実施の形態に係るモード選択制御を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施の形態>
〔全体構成〕
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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