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公開番号
2024122660
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030329
出願日
2023-02-28
発明の名称
箔転写装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65C
9/42 20060101AFI20240902BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】重送された転写予定でないシートに箔が転写されるのを抑制することを目的とする。
【解決手段】箔転写装置1は、筐体2と、箔転写部50と、供給ローラ11Aと、排出ローラ12Bと、重送検知センサSBと、制御部100を備える。箔転写部50は、加熱ユニット(加熱ローラ61)と、加圧ユニット(加圧ローラ51)を有する。加圧ユニットは、加熱ユニットとの間で箔フィルムFとシートSを挟む。供給ローラ11Aは、箔転写部50にシートSを供給するためのローラである。排出ローラ12Bは、箔転写部50を通過したシートSを筐体2の外に排出する。重送検知センサSBは、シートSの重送を検知する。制御部100は、重送検知センサSBによってシートSの重送を検知した場合には、離間処理を実行する。離間処理は、加熱ユニットと加圧ユニットを離間させる、または、離間した状態に維持する処理である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
箔を含む箔フィルムにシートを重ねて、シート上のトナー像に箔を転写する箔転写装置であって、
筐体と、
加熱ユニットと、前記加熱ユニットとの間で前記箔フィルムと前記シートを挟む加圧ユニットと、を有する箔転写部と、
前記箔転写部にシートを供給するための供給ローラと、
前記箔転写部を通過したシートを前記筐体の外に排出する排出ローラと、
シートの重送を検知する重送検知センサと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記重送検知センサによってシートの重送を検知した場合には、前記加熱ユニットと前記加圧ユニットを離間させる、または、離間した状態に維持する離間処理を実行することを特徴とする箔転写装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記重送検知センサは、前記加熱ユニットと前記加圧ユニットの間のニップ部よりも、シートの搬送方向上流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の箔転写装置。
【請求項3】
前記重送検知センサで検知されるシートの先端から前記ニップ部までの距離をL、前記加熱ユニットと前記加圧ユニットが、圧接した状態から離間した状態に切り替わるのにかかる時間をT、シートの搬送速度をVとして、
L>V・T
を満たすことを特徴とする請求項2に記載の箔転写装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記重送検知センサによってシートの重送を検知した場合には、
前記離間処理と、
シートへの箔の転写が完了していないことを報知する報知処理と、を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の箔転写装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記重送検知センサによってシートの重送を検知した場合には、
前記離間処理と、
重なったシートを前記排出ローラによって前記筐体の外に排出する排出処理と、を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の箔転写装置。
【請求項6】
前記制御部は、
複数のシートに対して箔を転写する場合に前記重送検知センサによってシートの重送を検知すると、
前記離間処理と、
重なったシートを前記排出ローラによって前記筐体の外に排出する排出処理と、
前記供給ローラによって次のシートを搬送する供給処理と、を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の箔転写装置。
【請求項7】
前記制御部は、
複数のシートに対して箔を転写する場合に前記重送検知センサによってシートの重送を検知すると、
前記離間処理と、
重なったシートを前記排出ローラによって前記筐体の外に排出する排出処理と、
前記供給ローラによって次のシートを搬送しない供給禁止処理と、を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の箔転写装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記重送検知センサによってシートの重送を検知した場合には、
前記離間処理と、
シートの搬送を止める搬送停止処理と、を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の箔転写装置。
【請求項9】
前記制御部は、
箔を転写するように設定されたシート上の箔転写領域を前記加熱ユニットと前記加圧ユニットで圧接し、シートの後端が、前記加熱ユニットと前記加圧ユニットの間のニップ部を通過する前の所定時点で、前記加熱ユニットと前記加圧ユニットを離間させる第1箔セーブモードを実行可能であり、
前記第1箔セーブモードを実行している場合に、前記重送検知センサによってシートの重送を検知すると、前記離間処理を実行しないで、前記所定時点で前記加熱ユニットと前記加圧ユニットを離間させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の箔転写装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記第1箔セーブモードを実行している場合に、前記重送検知センサによってシートの重送を検知すると、重送されたシートへの箔の転写が完了していないことを報知することを特徴とする請求項9に記載の箔転写装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、箔を含む箔フィルムにシートを重ねて、シート上のトナー像に箔を転写する箔転写装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、箔転写装置として、加熱ローラと、加熱ローラとの間で箔フィルムとシートを挟む加圧ローラとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-74248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、箔転写装置において、複数のシートが重なった状態で搬送される重送が発生すると、転写予定のシートとともに重送されたシートに不要に箔が転写されてしまい、シートが無駄になるおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は、重送された転写予定でないシートに箔が転写されるのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本願の第1の開示に係る箔転写装置は、箔を含む箔フィルムにシートを重ねて、シート上のトナー像に箔を転写する装置である。
箔転写装置は、筐体と、箔転写部と、供給ローラと、排出ローラと、重送検知センサと、制御部と、を備える。
箔転写部は、加熱ユニットと、加圧ユニットと、を有する。
加圧ユニットは、加熱ユニットとの間で箔フィルムとシートを挟む。
供給ローラは、箔転写部にシートを供給するためのローラである。
排出ローラは、箔転写部を通過したシートを筐体の外に排出する。
重送検知センサは、シートの重送を検知する。
制御部は、重送検知センサによってシートの重送を検知した場合には、離間処理を実行する。
離間処理は、加熱ユニットと加圧ユニットを離間させる、または、離間した状態に維持する処理である。
【0007】
第1の開示の構成によれば、制御部は、重送検知センサでシートの重送を検知すると、加熱ユニットと加圧ユニットを離間した状態にするので、重送された転写予定でないシートに箔が転写されるのを抑制できる。
【0008】
また、本願の第2の開示に係る箔転写装置は、第1の開示に係る箔転写装置の構成を有する他、以下の構成を有する。
重送検知センサは、加熱ユニットと加圧ユニットの間のニップ部よりも、シートの搬送方向上流側に位置する。
【0009】
第2の開示の構成によれば、重送検知センサがニップ部よりも搬送方向上流側に位置することで、重送された複数のシートの重なった部分がニップ部に到達する前に重送を検知できるので、重送された転写予定でないシートに箔が転写されるのをより抑制できる。
【0010】
また、本願の第3の開示に係る箔転写装置は、第2の開示に係る箔転写装置の構成を有する他、以下の構成を有する。
重送検知センサで検知されるシートの先端からニップ部までの距離をL、加熱ユニットと加圧ユニットが、圧接した状態から離間した状態に切り替わるのにかかる時間をT、シートの搬送速度をVとして、L>V・Tを満たす。
(【0011】以降は省略されています)
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