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公開番号
2024122624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030280
出願日
2023-02-28
発明の名称
帳票編集装置
出願人
株式会社トヨタエンタプライズ
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/0484 20220101AFI20240902BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ネットワークを介して任意のフォーマットの帳票を円滑に回覧し、かつ編集できる帳票編集装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】画像変換部及び帳票編集装置を備えるサーバにおいて、帳票編集装置は、オリジナル帳票画像メモリ、編集履歴メモリ、合成帳票画像生成部、合成帳票画像メモリ、基準座標メモリ、ポインタ座標比較部、編集内容特定部及び編集部を備え、オリジナル帳票画像メモリにオリジナルの帳票の画像をオリジナル帳票画像として保存させ、編集履歴メモリに、オリジナル帳票画像に施された第n編集の内容を保存させる合成帳票画像生成部に、第n編集の内容が反映された合成帳票画像を生成させる第n基準座標に基づき第nエリアに含まれる座標が第nポインタ活性座標として特定されると、第nポインタ活性座標に紐付けられた第n編集の内容を特定させ、編集部に、編集内容特定部により特定された第n編集の内容を編集させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
オリジナルの帳票の画像をオリジナル帳票画像として保存するオリジナル帳票画像メモリと、
前記オリジナル帳票画像に施された第n編集の内容を保存する編集履歴メモリと、ここに前記第n編集は前記オリジナル帳票画像の第nエリアにおいてなされている、
前記オリジナル帳票画像に第n編集の内容が反映された合成帳票画像を生成する合成帳票画像生成部と、
前記合成帳票画像を保存する合成帳票画像メモリと、
前記第n編集の内容に紐付けて第n基準座標を保存する基準座標メモリと、ここに第n基準座標に基づき前記第nエリアに含まれる座標が第nポインタ活性座標として特定される、
入力されたポインタの座標と前記第nポインタ活性座標とを比較するポインタ座標比較部と、
前記ポインタの座標が前記第nポインタ活性座標と一致したとき、前記第nポインタ活性座標に紐付けられた前記第n編集の内容を特定する編集内容特定部と、
前記編集内容特定部により特定された第n編集の内容を編集する、編集部と、
を備えてなる、帳票編集装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記編集部は、特定された前記第n編集が施された第nエリアの位置の変更、前記第n編集自体の削除又は前記第n編集の内容の変更を行う、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第n編集の内容はテキストデータを少なくとも含み、該テキストデータには第n編集を行った編集者を特定するデータが含まれる、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
請求項1に記載の帳票編集装置を備えたサーバと、前記合成帳票画像を画面表示可能なクライアントと、を備えた帳票編集システムであって、
前記クライアントのディスプレイに表示された合成帳票画像においてポインタされた座標から前記合成帳票画像の座標を特定する、座標特定部を備え、
前記ポインタ座標比較部は、前記座標特定部により特定された前記合成帳票画像の座標を前記入力されたポインタの座標とする、帳票編集システム。
【請求項5】
前記サーバは前記クライアントのディスプレイに編集モードを表示させ、
該編集モードが活性化されたときに、前記座標特定部が活性化する請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記座標特定部が活性化された状態において、前記n基準座標に基づき前記第nポインタ活性座標が特定され、前記クライアントのディスプレイ上のポインタの座標が前記第nポインタ活性座標に一致したとき、
前記クライアントから前記編集部を操作して、前記編集内容特定部で特定された第n編集の内容を編集可能とする、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記第n編集の内容に対する編集が完了した後、前記クライアントの操作書が編集者として前記編集履歴メモリに保存される、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
オリジナル帳票画像メモリ、編集履歴メモリ、合成帳票画像生成部、合成帳票画像メモリ、基準座標メモリ、ポインタ座標比較部、編集内容特定部及び編集部を備えてなる帳票編集装置を用いる帳票編集方法であって、
前記オリジナル帳票画像メモリにオリジナルの帳票の画像をオリジナル帳票画像として保存させ、
前記編集履歴メモリに、前記オリジナル帳票画像に施された第n編集の内容を保存させ、ここに前記第n編集は前記オリジナル帳票画像の第nエリアにおいてなされている、
前記合成帳票画像生成部に前記オリジナル帳票画像に第n編集の内容が反映された合成帳票画像を生成させ、
前記合成帳票画像メモリに前記合成帳票画像を保存させ、
前記基準座標メモリに、前記第n編集の内容に紐付けて第n基準座標を保存させ、ここに第n基準座標に基づき前記第nエリアに含まれる座標が第nポインタ活性座標として特定される、
前記ポインタ座標比較部に入力されたポインタの座標と前記第nポインタ活性座標とを比較させ、
前記編集内容特定部に、前記ポインタの座標が前記第nポインタ活性座標と一致したとき、前記第nポインタ活性座標に紐付けられた前記第n編集の内容を特定させ、
前記編集部に、前記編集内容特定部により特定された第n編集の内容を編集させる、
帳票編集方法。
【請求項9】
オリジナル帳票画像メモリ、編集履歴メモリ、合成帳票画像生成部、合成帳票画像メモリ、基準座標メモリ、ポインタ座標比較部、編集内容特定部及び編集部を備えてなる帳票編集装置のコンピュータ用のコンピュータプログラムであって、
前記オリジナル帳票画像メモリにオリジナルの帳票の画像をオリジナル帳票画像として保存させ、
前記編集履歴メモリに、前記オリジナル帳票画像に施された第n編集の内容を保存させ、ここに前記第n編集は前記オリジナル帳票画像の第nエリアにおいてなされている、
前記合成帳票画像生成部に前記オリジナル帳票画像に第n編集の内容が反映された合成帳票画像を生成させ、
前記合成帳票画像メモリに前記合成帳票画像を保存させ、
前記基準座標メモリに、前記第n編集の内容に紐付けて第n基準座標を保存させ、ここに第n基準座標に基づき前記第nエリアに含まれる座標が第nポインタ活性座標として特定される、
前記編集内容特定部に、前記ポインタの座標が前記第nポインタ活性座標と一致したとき、前記第nポインタ活性座標に紐付けられた前記第n編集の内容を特定させ、
前記編集部に、前記編集内容特定部により特定された第n編集の内容を編集させる、
コンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は帳票編集装置の改良に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
会社、行政機関その他の組織において稟議書などの帳票は担当者間で回覧され、担当者の権限において修正、加筆が行われる。
昨今の帳票は電子化されており、電子ファイルとしてネットワークを介して担当者へ送付され、またその担当者から次の担当者へ送付される。
理想的には、組織において全ての帳票のフォーマットを統一すべきである。しかし、変化の激しい昨今においては新たな課題に対応する稟議書等は都度、担当者が独自のフォーマットで作成することがある。また、異なる組織との合併があれば、同じ課題に対する稟議書であってもそのフォーマットが異なることが生じる。
担当者によっては、そのPCが帳票のフォーマットに適用していないおそれもある。
この発明に関連する先行技術文献として特許文献1~3を参照されたい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-192120号公報
特許第4345726号公報
特許第6965826号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
回覧すべき帳票のフォーマットに統一性が無いと、ネットワークを介してこれを円滑に回覧できないし、また編集することもできない。
他方、既存の異なるフォーマットで作成された帳票の全てを、統一したフォーマットにマニュアルで作り変えることは現実的ではない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、その第1局面は次のように規定される。
オリジナルの帳票の画像をオリジナル帳票画像として保存するオリジナル帳票画像メモリと、
前記オリジナル帳票画像に施された第n編集の内容を保存する編集履歴メモリと、ここに前記第n編集は前記オリジナル帳票画像の第nエリアにおいてなされている、
前記オリジナル帳票画像に第n編集の内容が反映された合成帳票画像を生成する合成帳票画像生成部と、
前記合成帳票画像を保存する合成帳票画像メモリと、
前記第n編集の内容に紐付けて第n基準座標を保存する基準座標メモリと、ここに第n基準座標に基づき前記第nエリアに含まれる座標が第nポインタ活性座標として特定される、
入力されたポインタの座標と前記第nポインタ活性座標とを比較するポインタ座標比較部と、
前記ポインタ活性座標メモリを参照して、前記ポインタの座標が前記第nポインタ活性座標と一致したとき、前記第nポインタ活性座標に紐付けられた前記第n編集の内容を特定する編集内容特定部と、
前記編集内容特定部により特定された第n編集の内容を編集する、編集部と、
を備えてなる、帳票編集装置。
【0006】
このように規定される第1局面の帳票編集装置によれば、帳票が画像として取り扱われる。よって、オリジナルの帳票が如何なるフォーマットで作成されていても、これを画像データ化することで、ネットワークにのせる帳票のフォーマットが統一される。
かかるオリジナル帳票画像のデータとしては、汎用的でかつ編集が可能な画像データとする。例えば、JPEGやPNG等のデータ形式を採用することができる。帳票を閲覧するPCは当該画像データを編集可能な編集ソフトを備えているものとする。
【0007】
ネットワーク上で、即ちペーパーレスで回覧される帳票につき、担当者Kはその権限に応じてコメントを加えることがある。例えば、不明な記述に対して、その旨と質問の内容をオリジナル帳票画像の所望の領域に編集ソフトを用いて書き込んで(第1編集)、前担当者K-1へ送り返す。
この第1の局面の帳票編集装置では、第1編集の内容とその内容が表示されるべきオリジナル帳票画像の第1エリアが編集履歴メモリに保存される。
合成帳票生成部がオリジナル帳票画像に第1編集の内容を反映させた合成帳票画像を生成する。即ち、合成帳票画像では、オリジナル帳票画像の第1エリアに第1編集の内容が書き込まれている。前担当者K-1が帳票を閲覧するときは、この合成帳票画像が表示される。
【0008】
帳票が返却された担当者K-1は、第1編集の内容を検討して、帳票に必要な修正を加える。ここに、担当者K-1も編集ソフトを用いて、合成帳票画像の任意のエリア(第2エリア)へ修正内容を書き込むことができる(第2編集)。
なお、修正内容を書き込む位置が第1エリアと重なってそのポインタの座標が第1エリアの座標と一致すると、編集内容特定部が作用して第1編集の内容が特定され、編集部により、編集ソフトを用いて、第1編集の内容を編集できる。
このように、第1局面の帳票編集装置によれば、統一された画像データ(オリジナル帳票画像)が用いられるので、ネットワークにかかる負荷が小さくなる。帳票を閲覧、編集するソフトが統一できるからである。また、画像データであっても、任意に編集が加えられるので、組織内の稟議が効率的に行える。
【0009】
この発明の第2局面は次のように規定される。即ち、第1局面の帳票編集装置において、前記編集部は、特定された前記第n編集が施された第nエリアの位置の変更、前記第n編集自体の削除又は前記第n編集の内容の変更を行う。
このように規定される第2局面の帳票編集装置によれば編集に大きな自由度が確保される。
【0010】
この発明の第3局面は次のように規定される。即ち、第2局面の帳票編集装置において、前記第n編集の内容はテキストデータを少なくとも含み、該テキストデータには第n編集を行った編集者を特定するデータが含まれる。
このように規定される第3局面の帳票編集装置によれば、テキストデータとして編集が可能であるので、編集内容の情報量と正確さを担保できる。また、編集者も特定されるため、編集の責任の所在が明確になる。
(【0011】以降は省略されています)
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