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公開番号
2024122194
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029614
出願日
2023-02-28
発明の名称
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/04 20120101AFI20240902BHJP(計算;計数)
要約
【課題】検査の実行者に検査シナリオを容易に選択させること。
【解決手段】検査における検査シナリオの作成者の操作により入力された、前記検査シナリオに対応する検査シナリオ情報を取得するシナリオ情報取得部と、複数の前記検査シナリオに対応する、複数の前記検査シナリオ情報を記憶部に記憶させる記憶制御部と、前記検査の実行者の操作により入力された、前記検査の環境に関する検査環境情報を取得する環境情報取得部と、前記記憶部に記憶された複数の前記検査シナリオ情報と、前記検査環境情報に基づいて、前記実行者が実行する前記検査シナリオを選択する選択部と、を有することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
検査における検査シナリオの作成者の操作により入力された、前記検査シナリオに対応する検査シナリオ情報を取得するシナリオ情報取得部と、
複数の前記検査シナリオに対応する、複数の前記検査シナリオ情報を記憶部に記憶させる記憶制御部と、
前記検査の実行者の操作により入力された、前記検査の環境に関する検査環境情報を取得する環境情報取得部と、
前記記憶部に記憶された複数の前記検査シナリオ情報と、前記検査環境情報に基づいて、前記実行者が実行する前記検査シナリオを選択する選択部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記選択部は、前記検査シナリオ情報と前記検査環境情報に含まれる、前記検査の場所、前記検査の日時、前記検査シナリオの作成者、前記検査の実行者、及び前記検査シナリオに関連するキーワードに関する項目の内、予め定めた前記項目の値が一致する前記検査シナリオ情報に対応する前記検査シナリオを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記検査の実行計画に関する情報、及び前記実行者の勤務管理情報の少なくとも一つに基づいて、前記検査シナリオ情報を更新する更新部と、
を更に有する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記環境情報取得部は、前記実行者が有する機器により検出された位置情報に基づいて特定される前記検査の場所に関する情報を含む前記検査環境情報を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記環境情報取得部は、前記実行者が操作する機器に基づいて特定される前記検査の実行者に関する情報を含む前記検査環境情報を取得する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記検査シナリオ情報は、有効期限に関する情報を含み、
前記選択部は、前記検査の日時が前記有効期限の期限内である前記検査シナリオを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記検査シナリオ情報は、前記検査シナリオごとに割り当てられるバージョンに関する情報を含み、
前記選択部は、前記バージョンが最も新しい前記検査シナリオに対応する前記検査シナリオ情報に基づいて、前記検査シナリオを選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
第1端末装置と、第2端末装置と、前記第1端末装置及び前記第2端末装置と通信可能な情報処理装置を有する情報処理システムであって、
前記第1端末装置は、
検査における検査シナリオの作成者による、前記検査シナリオに対応する検査シナリオ情報を入力する操作を受け付ける操作受付部と、
前記検査シナリオ情報を前記情報処理装置に送信する第1通信部と、
を有し、
前記第2端末装置は、
前記検査の実行者による、前記検査の環境に関する検査環境情報を入力する操作を受け付ける操作受付部と、
前記検査環境情報を前記情報処理装置に送信する第2通信部と、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記第1端末装置から受信した前記検査シナリオ情報を取得するシナリオ情報取得部と、
複数の前記検査シナリオに対応する、複数の前記検査シナリオ情報を記憶部に記憶させる記憶制御部と、
前記第2端末装置から受信した前記検査環境情報を取得する環境情報取得部と、
前記記憶部に記憶された複数の前記検査シナリオ情報と、前記検査環境情報に基づいて、前記実行者が実行する前記検査シナリオを選択する選択部と、
前記選択部が選択した前記検査シナリオを特定する情報を前記第2端末装置に送信する第3通信部と、
を有する情報処理システム。
【請求項9】
検査における検査シナリオの作成者の操作により入力された、前記検査シナリオに対応する検査シナリオ情報を取得するステップと、
複数の前記検査シナリオに対応する、複数の前記検査シナリオ情報を記憶部に記憶させるステップと、
前記検査の実行者の操作により入力された、前記検査の環境に関する検査環境情報を取得するステップと、
前記記憶部に記憶された複数の前記検査シナリオ情報と、前記検査環境情報に基づいて、前記実行者が実行する前記検査シナリオを選択するステップと、
を有する情報処理装置が実行する情報処理方法。
【請求項10】
検査における検査シナリオの作成者の操作により入力された、前記検査シナリオに対応する検査シナリオ情報を取得するステップ、
複数の前記検査シナリオに対応する、複数の前記検査シナリオ情報を記憶部に記憶させるステップ、
前記検査の実行者の操作により入力された、前記検査の環境に関する検査環境情報を取得するステップ、
前記記憶部に記憶された複数の前記検査シナリオ情報と、前記検査環境情報に基づいて、前記実行者が実行する前記検査シナリオを選択するステップ、
を情報処理装置に実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
製造ラインで製造する製品等に対する検査において、検査対象をカメラ等の撮像装置で撮影した画像データに対して、予め撮影したマスタ画像とのマッチングを行うことにより、良品か不良品かの検査を行う技術が知られている。特許文献1には、画像マッチングにおける設定作業を簡易化する目的で、マスタ画像を容易に選択するための技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の技術では、検査の実行者が検査シナリオを選択することが困難な場合があった。また、実行者による検査シナリオの選択を不要とするために、検査対象の製品に検査シナリオを特定する二次元コード等の情報を添付するように予め準備を行うことは、作業コストの問題がある。
【0004】
本発明の実施形態は、上記課題に鑑み、検査の実行者に検査シナリオを容易に選択させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、検査における検査シナリオの作成者の操作により入力された、前記検査シナリオに対応する検査シナリオ情報を取得するシナリオ情報取得部と、複数の前記検査シナリオに対応する、複数の前記検査シナリオ情報を記憶部に記憶させる記憶制御部と、前記検査の実行者の操作により入力された、前記検査の環境に関する検査環境情報を取得する環境情報取得部と、前記記憶部に記憶された複数の前記検査シナリオ情報と、前記検査環境情報に基づいて、前記実行者が実行する前記検査シナリオを選択する選択部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の実施形態によれば、検査の実行者が、検査シナリオを容易に選択させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る情報処理システムの概略図の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る情報処理装置及び端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る情報処理システムにおける機能ブロックの構成図の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る検査シナリオ選択処理に関するシーケンスの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る検査シナリオ情報の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る検査の実行計画情報の一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る勤務管理情報の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
【0009】
[第1の実施形態]
<システム概要>
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの概略図の一例を示す図である。情報処理システム1は、例えば、インターネット等の通信ネットワーク2に接続する情報処理装置5、端末装置4、及び端末装置6などを含む。
【0010】
情報処理装置5は、検査シナリオの作成者が、例えば、デスクトップパソコン等の端末装置4を操作することにより入力した、検査のシナリオに対応する情報である検査シナリオ情報を取得する。検査シナリオは、製品の検査における検査の方法、手順、及び工程等を定めたものである。例えば、検査において検査対象をカメラ等の撮像装置3で撮影した画像データとマスタ画像とのマッチングを行う場合、製品を撮影する箇所や撮影する順序などが検査シナリオにより定められる。検査シナリオは、類似した製品ごとに、或いは同じ製品でも検査の目的ごとに異なる検査シナリオが用いられることがあるため、検査の実行者に、正しい検査シナリオを選択させることが重要である。検査シナリオ情報は、検査シナリオを特定するための情報として、検査シナリオを特定する識別子とともに、検査の場所、検査が実行される日時などの検査シナリオに対応又は付随する情報を含む。また、検査シナリオ情報は、検査シナリオの作成者が検査対象の定格銘板やラベル等を撮像装置3で撮影した画像データから抽出された検査対象の機種名や機種コードの文字列を含んでもよい。なお、検査シナリオ情報を、検査シナリオに対応又は付随するメタ情報等とよんでもよい。情報処理装置5は、取得した検査シナリオ情報を情報処理装置5の記憶装置(ハードディスクなど)に保存する。
(【0011】以降は省略されています)
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