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公開番号2024121941
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029198
出願日2023-02-28
発明の名称コイル部品および回路基板
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 27/29 20060101AFI20240902BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】実装状態の識別性が高いコイル部品を提供する。
【解決手段】一態様に係るコイル部品によれば、磁性基体と、上記磁性基体の表面あるいは内部に設けられる導体と、上記磁性基体の表面に設けられて上記導体と接続される外部電極と、上記磁性基体の実装面となる第1面に上記外部電極の一部として設けられる第1部と、上記第1面と隣り合う上記磁性基体の第2面を見て、上記磁性基体の第1面側に上記外部電極の一部として設けられ、上記第1面から離れる方向への延伸距離が互いに異なる低部および高部を有する第2部と、を備える。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
磁性基体と、
前記磁性基体の表面あるいは内部に設けられる導体と、
前記磁性基体の表面に設けられて前記導体と接続される外部電極と、
前記磁性基体の実装面となる第1面に前記外部電極の一部として設けられる第1部と、
前記第1面と隣り合う前記磁性基体の第2面を見て、前記磁性基体の第1面側に前記外部電極の一部として設けられ、前記第1面から離れる方向への延伸距離が互いに異なる低部および高部を有する第2部と、
を備えることを特徴とするコイル部品。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記第2部は、前記低部、前記高部の少なくともいずれかが複数個所に存在していることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記第2部は、2つの前記低部が前記高部を挟んでいることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記第2部は、前記第1面と前記第2面とに平行な方向において、前記低部の合計の長さが前記高部の合計の長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記外部電極は、前記第1面に設けられ、前記第2面から離間していることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記外部電極は、半田が表面を覆っていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記高部は、前記第1面から離れた側の縁において、折れ線および曲線の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記第2部は、前記第1面に垂直な方向で見て、前記磁性基体の外形よりも内側に位置することを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか1項に記載のコイル部品と、
前記コイル部品が実装された基板と、を備えることを特徴とする回路基板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル部品および回路基板に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子部品は家電、通信に関連する用途に多く用いられてきた。近年は電子部品における用途の多様化が進み、より高い基本性能と長期の信頼性の両方が求められるようになっている。例えば、車の電子化によって多くの電子部品が車に用いられるようになり、温度や湿度による性能変化が小さく、振動などによる破損に耐えられる電子部品が必要となっている。
【0003】
電子部品が長期の信頼性を得るためには、基板への実装時に半田フィレットが形成され、実装状態が適切に評価されることが求められる。半田フィレットの状態評価により、電子部品の安定した実装が可能となって長期の信頼性が得られる。実装状態の評価手段としては、例えば自動光学検査(AOI)など、半田フィレットの形状およびサイズをカメラで画像解析する手法が普及している。半田フィレットは、基板の実装ランドおよび電子部品のサイズなどに応じた適切なサイズ等で形成されることが求められ、画像解析によって評価される。
【0004】
長期の信頼性が求められる状況はコイル部品でも同様である。例えば特許文献1には、実装安定性などを目的として、下フランジの凹部に外部電極が形成された巻線型電子部品が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-171054号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
コイル部品の中には、比較的大きな電流印加が必要な用途のものもあり、この用途のコイル部品は磁気飽和特性の確保のため磁性材料の占める体積が大きく、また重量が大きいものが多い。このため、基板に実装されたコイル部品が振動や衝撃によって破損したり、コイル部品が外れたりすることの防止を目的とした半田フィレットの形成が求められる。
【0007】
しかし、大きな半田フィレットが必要とされる場合、従来は、コイル部品の端面全体を覆う外部電極が採用され、例えば、特許文献1に開示されたタイプの外部電極を有するコイル部品では大きな半田フィレットは形成されなかった。このため、半田フィレットの画像解析による実装状態の識別も難しかった。
【0008】
上記事情に鑑み、本発明は、実装状態の識別性が高いコイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、磁性基体と、上記磁性基体の表面あるいは内部に設けられる導体と、上記磁性基体の表面に設けられて上記導体と接続される外部電極と、上記磁性基体の実装面となる第1面に上記外部電極の一部として設けられる第1部と、上記第1面と隣り合う上記磁性基体の第2面を見て、上記磁性基体の第1面側に上記外部電極の一部として設けられ、上記第1面から離れる方向への延伸距離が互いに異なる低部および高部を有する第2部と、を備える。
【0010】
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記第2部は、上記低部、上記高部の少なくともいずれかが複数個所に存在している。
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記第2部は、2つの上記低部が上記高部を挟んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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