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公開番号2024121422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028525
出願日2023-02-27
発明の名称コネクタ接続構造及びコネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 24/76 20110101AFI20240830BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタが接続されるユニットの搭載性を向上させることのできるコネクタ接続構造を提供すること。
【解決手段】コネクタ1と、当該コネクタ1が接続されるユニットとにより構築されるコネクタ接続構造では、ユニットが、コネクタとの接続面であるコネクタ接続面上に複数のユニット側分割コネクタ部を備えると共に、コネクタ1が、複数のユニット側分割コネクタ部にそれぞれ接続される複数のコネクタ側分割コネクタ部8をコネクタ接続面に対応するユニット接続面7上に備えている。コネクタ1は、ユニット接続面7に隣接して当該ユニット接続面7と平行に形成された配策層空間10を内部に備えると共に、配策層空間10内で配策された複数の配策材11を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コネクタと、当該コネクタが接続されるユニットとにより構築されるコネクタ接続構造であって、
前記ユニットが、前記コネクタとの接続面であるコネクタ接続面上に複数のユニット側分割コネクタ部を備えており、
前記コネクタが、複数の前記ユニット側分割コネクタ部にそれぞれ接続される複数のコネクタ側分割コネクタ部を、前記コネクタ接続面に対応するユニット接続面上に備えており、
前記コネクタが、前記ユニット接続面に隣接して当該ユニット接続面と平行に形成された配策層空間を内部に備えると共に、前記配策層空間内で配策された複数の配策材を備えている、コネクタ接続構造。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記配策材は、その一端が前記コネクタ側分割コネクタ部の端子に接続され、その他端が前記ユニット接続面に対して垂直な前記コネクタの側面から外部に導出されている、請求項1に記載のコネクタ接続構造。
【請求項3】
ユニットに接続されるコネクタであって、
前記ユニットとの接続面であるユニット接続面上に複数のコネクタ側分割コネクタ部を備えており、かつ、
前記ユニット接続面に隣接して当該ユニット接続面と平行に形成された配策層空間を内部に備えると共に、前記配策層空間内で配策された複数の配策材を備えている、コネクタ。
【請求項4】
前記配策材は、その一端が前記コネクタ側分割コネクタ部の端子に接続され、その他端が前記ユニット接続面に対して垂直な前記コネクタの側面から外部に導出されている、請求項3に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ構造及びコネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
エレクトロニクス機器の進化に伴い、当該機器のECU等の電子機器ユニットに接続される配線の数は増加傾向にある。従って、電子機器ユニットに設けられるコネクタ及びこのコネクタに接続される外部コネクタも大型化する傾向にある。コネクタの大型化によりユニットの側面への外部コネクタの接続が困難になる場合が多い。大型化された外部コネクタから導出されるハーネスも太くなるので取り回しが難しいということもその要因である。そこで、外部コネクタをユニットに対して側方から、即ち水平に接続するのではなく、垂直に接続することが検討される。下記特許文献1は、製品ではなく試験時に用いるものではあるが、複数のコネクタを垂直に一括接続することを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-100635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、ユニットに対して太いハーネスを有する外部コネクタを垂直に接続すると、ユニットの搭載に際してユニットに対して垂直方向のスペースが必要になり、ユニットの搭載がよくない。
【0005】
本発明の目的は、コネクタが接続されるユニットの搭載性を向上させることのできるコネクタ接続構造と、このコネクタ接続構造に適したコネクタとを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
発明の態様に係るコネクタ接続構造は、コネクタと、当該コネクタが接続されるユニットとにより構築されており、前記ユニットが、前記コネクタとの接続面であるコネクタ接続面上に複数のユニット側分割コネクタ部を備えており、前記コネクタが、複数の前記ユニット側分割コネクタ部にそれぞれ接続される複数のコネクタ側分割コネクタ部を、前記コネクタ接続面に対応するユニット接続面上に備えており、前記コネクタが、前記ユニット接続面に隣接して当該ユニット接続面と平行に形成された配策層空間を内部に備えると共に、前記配策層空間内で配策された複数の配策材を備えている。
【0007】
発明の態様に係るコネクタは、ユニットに接続されるコネクタであり、前記ユニットとの接続面であるユニット接続面上に複数のコネクタ側分割コネクタ部を備えており、かつ、前記ユニット接続面に隣接して当該ユニット接続面と平行に形成された配策層空間を内部に備えると共に、前記配策層空間内で配策された複数の配策材を備えている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コネクタが接続されるユニットの搭載性を向上させることのできるコネクタ接続構造及びコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るコネクタ接続構造を示す分解斜視図である。
上記コネクタ接続構造におけるコネクタと当該コネクタが接続される機器とを示す斜視図である。
上記コネクタの接続面を示す斜視図である。
上記コネクタと上記機器とが接続された状態の上記コネクタ接続構造を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて実施形態に係るコネクタ接続構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は実際の比率と異なる場合がある。また、下記の説明における「上下左右」については説明のための図中の上下左右であり、コネクタ接続構造やそれを構成するコネクタ及びユニットを設置する向きを限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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