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公開番号
2024121011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2024107805,2020132720
出願日
2024-07-03,2020-08-04
発明の名称
夾雑物移送スクリーン装置
出願人
アクアインテック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E02B
5/08 20060101AFI20240829BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】上流側と下流側をつなぐ間隔を通過できずに上流側で該間隔を塞ぐ、液体に含まれていた夾雑物を、上流側で上方に向けて移送する夾雑物移送スクリーン装置に関し、固定スクリーン部材と可動スクリーン部材の間隔に関する工夫がなされた夾雑物移送スクリーン装置を提供する。
【解決手段】可動スクリーン部材621は、長手方向に間隔をあけ、隣合う固定スクリーン部材611に向けて突出した複数の間隔保持スペーサ6212が設けられたものであり、間隔保持スペーサ6212は、突出端部が可動スクリーン部材621に接触し、可動スクリーン部材621が循環動作を行うことで突出端部が固定スクリーン部材611に対して摺動するものである。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
上流側と下流側をつなぐ間隔を通過できずに該上流側で該間隔を塞ぐ、液体に含まれていた夾雑物を、該上流側で上方に向けて移送する夾雑物移送スクリーン装置において、
複数の固定スクリーン部材と、
隣合う前記固定スクリーン部材の間で該固定スクリーン部材と前記間隔をあけて配置され、循環動作を行うことで前記夾雑物を上方に移送する複数の可動スクリーン部材とを備え、
前記可動スクリーン部材は、長手方向に間隔をあけ、隣合う前記固定スクリーン部材に向けて突出した複数の間隔保持用スペーサが設けられたものであり、
前記間隔保持用スペーサは、突出端部が前記可動スクリーン部材に接触し、前記可動スクリーン部材が前記循環動作を行うことで該突出端部が前記固定スクリーン部材に対して摺動するものであることを特徴とする夾雑物移送スクリーン装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記可動スクリーン部材は、樹脂製のものであり、
前記間隔保持用スペーサは、前記可動スクリーン部材の樹脂よりも耐摩耗性が高い樹脂で形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の夾雑物移送スクリーン装置。
【請求項3】
前記固定スクリーン部材は、前記間隔保持用スペーサよりも耐摩耗性が高いものであり、
前記間隔保持用スペーサは、交換可能なものであることを特徴とする請求項1又は2記載の夾雑物移送スクリーン装置。
【請求項4】
前記可動スクリーン部材は、前記固定スクリーン部材よりも軽量であるが剛性は低いものであることを特徴とする請求項1記載の夾雑物移送スクリーン装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、上流側と下流側をつなぐ間隔を通過できずに該上流側で該間隔を塞ぐ、液体に含まれていた夾雑物を、該上流側で上方に向けて移送する夾雑物移送スクリーン装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
工場からの廃液や、工業用水や農業用水といった処理水や、汚泥であったりスカム等を含んだ汚水から夾雑物を分離する装置として、回転するスクリーンを通して夾雑物と液体を分離するドラムスクリーン装置が知られている。このドラムスクリーン装置では、スクリーンが目詰まりしやすいといった欠点がある。
【0003】
そこで本願出願人は、特許文献1や特許文献2において、夾雑物移送スクリーン装置を提案している。この夾雑物移送スクリーン装置は、複数の固定スクリーン部材と、これら複数の固定スクリーン部材の間に配置された可動スクリーン部材とを備えている。固定スクリーン部材は、斜め上方に向かってそれぞれ延在し、最上部が水槽の水面から突出している。また、固定スクリーン部材は、複数の固定段部が延在方向に並んで設けられた階段状をしている。可動スクリーン部材も、斜め上方に向かって延在し、複数の可動段部が延在方向に並んで設けられた階段状をしている。可動スクリーン部材は、固定スクリーン部材に対して上方および下方に繰り返し移動することによって固定スクリーン部材の最上部に向けて夾雑物を移送するものである。特許文献1および特許文献2に記載された夾雑物移送スクリーン装置では、固定スクリーン部材と可動スクリーン部材の間隔を通過できずに捕捉された夾雑物によって、その間隔が埋まって目詰まりしても、可動スクリーン部材を移動させると捕捉された全ての夾雑物がすぐに移送され始めるので、目詰まりを素早く解消することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-114574号公報
特開2015-017462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上説明した夾雑物移送スクリーン装置では、固定スクリーン部材と可動スクリーン部材の間隔が重要である。
【0006】
本発明は上記事情に鑑み、固定スクリーン部材と可動スクリーン部材の間隔に関する工夫がなされた夾雑物移送スクリーン装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を解決する夾雑物移送スクリーン装置は、
上流側と下流側をつなぐ間隔を通過できずに該上流側で該間隔を塞ぐ、液体に含まれていた夾雑物を、該上流側で上方に向けて移送する夾雑物移送スクリーン装置において、
複数の固定スクリーン部材と、
隣合う前記固定スクリーン部材の間で該固定スクリーン部材と前記間隔をあけて配置され、循環動作を行うことで前記夾雑物を上方に移送する複数の可動スクリーン部材とを備え、
前記可動スクリーン部材は、長手方向に間隔をあけ、隣合う前記固定スクリーン部材に向けて突出した複数の間隔保持用スペーサが設けられたものであり、
前記間隔保持用スペーサは、突出端部が前記可動スクリーン部材に接触し、前記可動スクリーン部材が前記循環動作を行うことで該突出端部が前記固定スクリーン部材に対して摺動するものであることを特徴とする。
【0008】
また、
前記可動スクリーン部材は、樹脂製のものであり、
前記間隔保持用スペーサは、前記可動スクリーン部材の樹脂よりも耐摩耗性が高い樹脂で形成されたものであることを特徴としてもよい。
【0009】
また、
前記固定スクリーン部材は、前記間隔保持用スペーサよりも耐摩耗性が高いものであり、
前記間隔保持用スペーサは、交換可能なものであることを特徴としてもよい。
【0010】
また、
前記可動スクリーン部材は、前記固定スクリーン部材よりも軽量であるが剛性は低いものであることを特徴としてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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