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公開番号
2024120265
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023026936
出願日
2023-02-24
発明の名称
滑り止め骨材を固着させるために用いる硬化性エポキシ樹脂組成物
出願人
株式会社コバヤシ
代理人
個人
主分類
C08L
63/00 20060101AFI20240829BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】 硬化後、滑り止め骨材を舗装の表面に固着でき、再生材料を含んでいても、可とう性が良好な硬化性樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】 本発明は、バイオマス材料を含み、硬化後の伸び率が10%以上である、滑り止め骨材を固着させるために用いる、硬化性エポキシ樹脂組成物を提供することができる。本発明は、エポキシ樹脂を少なくとも含む第1剤と、硬化剤を少なくとも含む第2剤とを有し、使用時に前記第1剤及び前記第2剤とを混合して前記硬化性エポキシ樹脂組成物に調製するために用いる、二液型硬化性エポキシ樹脂組成物用の組合せ製品を提供することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
バイオマス材料を含み、硬化後の伸び率が10%以上である、
滑り止め骨材を固着させるために用いる、硬化性エポキシ樹脂組成物。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記バイオマス材料が、再利用系バイオマス由来の殻粉末である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記バイオマス材料が、卵殻粉末又は貝殻粉末である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記バイオマス材料の平均粒径D50が、1~100μmである、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項5】
前記バイオマス材料が、10質量%以上である、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の組成物に調製するために用いる、エポキシ樹脂を少なくとも含む主剤用組成物。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の組成物に調製するために用いる、硬化剤を少なくとも含む硬化剤用組成物。
【請求項8】
エポキシ樹脂を少なくとも含む第1剤と、硬化剤を少なくとも含む第2剤とを有し、
使用時に前記第1剤及び前記第2剤を混合して、請求項1又は2に記載の組成物に調製するために用いる、
二液型硬化性エポキシ樹脂組成物用の組合せ製品。
【請求項9】
前記第1剤の粘度と前記第2剤の粘度との差が、2000mPa・s以内の範囲内にある、請求項8に記載の組合せ製品。
【請求項10】
前記第1剤の比重と前記第2剤の比重とが、それぞれ、1.00~1.40である、請求項8に記載の組合せ製品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、滑り止め骨材を固着させるために用いる硬化性エポキシ樹脂組成物、滑り止め骨材を固着させるために用いる二液型硬化性エポキシ樹脂組成物用組合せ製品、当該硬化性エポキシ樹脂組成物の硬化物等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
歩道や車道等の道路、運動場、広場、公園、駐車場、敷地等の舗装には、アスファルト、コンクリート、レンガ、タイル等の舗装材料が広く使用されている。アスファルト又はコンクリート等の舗装の表面に、滑り止め又は注意喚起などのための凹凸を設けるために骨材を配置又は固着させることが行われている。
【0003】
例えば、特許文献1では、熱可塑性合成樹脂からなるバインダー100重量部に対して、粒径0.5mm~5mmの滑り止め骨材を100~500重量部配合し、更にガラスビーズが5~500重量部配合されていることを特徴とする加熱溶融型舗装用材料が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-028850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
舗装の表面に、滑り止め又は注意喚起などのための凹凸を設けるための骨材(以下、「滑り止め骨材」ともいう)を固着させるものとして、滑り止め骨材の固着後に可とう性が良好なものが望ましい。また、近年、地球環境に配慮したリサイクル材料(再生材料)を利用することが推進されている。
そこで、本発明は、再生材料を含んでも、硬化後、滑り止め骨材を舗装の表面に固着でき、可とう性が良好な硬化性樹脂組成物を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、バイオマス材料を含み、硬化後の伸び率が10%以上である、硬化後、滑り止め骨材を表面に固着でき、可とう性が良好な、硬化性樹脂組成物を見出した。
【0007】
すなわち、本発明は、バイオマス材料を含み、硬化後の伸び率が10%以上である、滑り止め骨材を表面に固着させるために用いる、硬化性エポキシ樹脂組成物を提供することができる。
また、本発明は、エポキシ樹脂を少なくとも含む第1剤と、硬化剤を少なくとも含む第2剤とを有し、
使用時に前記第1剤及び前記第2剤を混合して、バイオマス材料を含み、硬化後の伸び率が10%以上である、
滑り止め骨材を表面に固着させるために用いる硬化性エポキシ樹脂組成物に調製するために用いる、二液型硬化性エポキシ樹脂組成物用の組合せ製品を提供することもできる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、再生材料を含んでも、硬化後、滑り止め骨材を表面に固着でき、可とう性が良好な硬化性樹脂組成物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本技術に係る硬化性樹脂組成物を、滑り止め骨材を表面に固着させるために塗布した後に硬化したときの滑り止め舗装の断面構成の一例を示す図であり、本技術はこれに限定されることはない。
塗膜収縮性の測定を説明するための概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものでない。
(【0011】以降は省略されています)
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