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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024139722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2024036672
出願日
2024-03-11
発明の名称
樹脂組成物
出願人
三菱ケミカル株式会社
代理人
主分類
C08F
265/00 20060101AFI20241002BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】貯蔵安定性、成形加工時の取り扱い性に優れた樹脂組成物を提供することを目的
とする。
【解決手段】吸水率が5%以上の(メタ)アクリル系共重合体Aの表面が、吸水率が3%
以下で重量平均分子量が500000以上、2500000以下の(メタ)アクリル系共
重合体Bで被覆された樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
吸水率が5%以上の(メタ)アクリル系共重合体Aの表面が、吸水率が3%以下で重量
平均分子量が500000以上、2500000以下の(メタ)アクリル系共重合体Bで
被覆された樹脂組成物。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記樹脂組成物の合計100質量部に対して、(メタ)アクリル系共重合体Bを、0.
01質量部以上、5質量部以下含有している、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記(メタ)アクリル系共重合体Bの粒径が1nm以上、20μm以下である請求項1
又は2に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
前記(メタ)アクリル系共重合体Bのガラス転移温度(Tg)が60℃以上である請求
項1又は2に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、(メタ)アクリル系共重合体A1及び、前記(
メタ)アクリル系共重合体A1と異なる(メタ)アクリル系共重合体A2を含むブロック
共重合体又はグラフト共重合体である請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
前記(メタ)アクリル系共重合体A1が、下記式(1)で表される単量体単位a1を含
む請求項5に記載の樹脂組成物。
TIFF
2024139722000009.tif
58
100
(式中、R
3
は水素原子またはメチル基を表し、R
4
は炭素数1~4のアルキレン基を表
し、R
5
は炭素数1~6の炭化水素基を表し、pは1~10の自然数である。)
【請求項7】
前記(メタ)アクリル系共重合体A1が含む単量体単位の合計100質量%における前
記単量体単位a1の割合が70質量%以上である、請求項6に記載の樹脂組成物。
【請求項8】
前記単量体単位a1が、メトキシメチルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、
メトキシプロピルアクリレート、メトキシブチルアクリレート、メトキシポリエチレング
リコールアクリレート、メトキシメチルメタクリレート、メトキシエチルメタクリレート
、メトキシプロピルメタクリレート、メトキシブチルメタクリレート、メトキシポリエチ
レングリコールメタクリレートからなる群から選ばれる少なくとも一種以上の単量体に由
来する単量体単位である、請求項6に記載の樹脂組成物。
【請求項9】
前記(メタ)アクリル系共重合体A2のガラス転移点(Tg)が50~150℃である
、請求項5に記載の樹脂組成物。
【請求項10】
前記重合体A2が単量体単位a2からなり、
前記単量体単位a2が炭化水素基の炭素数が1~12である炭化水素基含有(メタ)ア
クリレートからなる群から選択される少なくとも一種の単量体に由来する単量体単位であ
る、請求項5に記載の樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、貯蔵安定性、成形加工に優れた脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
アクリル系重合体粒子は、ブロッキングにより重合体粒子が凝集すると、取扱い時の流
動性が悪く、溶剤へ溶解する際に長時間を要する等、取扱い性の面で改善が必要であった
。例えば特許文献1には、特定の溶解度パラメータのアクリル系重合体で、表面を被覆し
耐ブロッキング性を改善したアクリル系重合体粒子が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-6896号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1記載の方法では、吸湿性が高いアクリル系重合体粒子に関する、貯
蔵安定性、成形加工時の乾燥、取り扱い性の改善が十分ではなかった。本発明はこれらの
問題点を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の態様を有する。
<1>吸水率が5%以上の(メタ)アクリル系共重合体Aの表面が、吸水率が3%以下
で重量平均分子量が500000以上、2500000以下の(メタ)アクリル系共重合
体Bで被覆された樹脂組成物。
<2>前記樹脂組成物の合計100質量部に対して、(メタ)アクリル系共重合体Bを
、0.01質量部以上、5質量部以下含有している、<1>に記載の樹脂組成物。
【0006】
<3>前記(メタ)アクリル系共重合体Bの粒径が1nm以上、20μm以下である<
1>又は<2>に記載の樹脂組成物。
<4>前記(メタ)アクリル系共重合体Bのガラス転移温度(Tg)が60℃以上であ
る<1>~<3>のいづれかに記載の樹脂組成物。
【0007】
<5>前記(メタ)アクリル系共重合体Aが、(メタ)アクリル系共重合体A1及び、
前記(メタ)アクリル系共重合体A1と異なる(メタ)アクリル系共重合体A2を含むブ
ロック共重合体又はグラフト共重合体である<1>~<4>のいづれかに記載の樹脂組成
物。
【0008】
<6>前記(メタ)アクリル系共重合体A1が、下記式(1)で表される単量体単位a
1を含む請求項<5>に記載の樹脂組成物。
【0009】
TIFF
2024139722000001.tif
41
72
【0010】
(式中、R
3
は水素原子またはメチル基を表し、R
4
は炭素数1~4のアルキレン基を表
し、R
5
は炭素数1~6の炭化水素基を表し、pは1~10の自然数である。)
<7>前記(メタ)アクリル系共重合体A1が含む単量体単位の合計100質量%にお
ける前記単量体単位a1の割合が70質量%以上である、<5>又は<6>に記載の樹脂
組成物。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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