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公開番号2024120225
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023026878
出願日2023-02-24
発明の名称ペグ用工具
出願人株式会社IPS PLIERS
代理人個人
主分類B25D 1/04 20060101AFI20240829BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】 ペグの引き抜きに作業に際して、各種のペグに対応でき、且つ作業を効率的に行う事ができるペク用工具を提供する。
【解決手段】 左右一対の挟持体A,Bを交差枢結し、前記枢結箇所(枢結軸3)の先方を挟持作用部1a,1bとし、基方を適宜長さの把手部2a,2bとし、挟持作用部の対向面に把手部開閉操作によって挟持機能を発揮する挟持部4を設けた工具であって、挟持作用部1aの外側面に、打撃面を備えた打撃部5を設け、他方に嘴状に突出させた梃子鉤部6を設けてなる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
左右一対の挟持体を交差枢結し、前記枢結箇所の先方を挟持作用部とし、基方を適宜長さの把手部とし、前記挟持作用部の対向面に把手部開閉操作によって挟持機能を発揮する挟持部を設けた工具であって、挟持作用部の外側面の一方に、打撃面を備えた打撃部を設け、他方側に嘴状に突出させた梃子鉤部を設けてなることを特徴とするペグ用工具。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
挟持部が、先端開口箇所の突出部と、突出部の奥方に前記突出部より外方側に後退して形成した抱持部で構成してなる請求項1記載のペグ用工具。
【請求項3】
梃子鉤部の基部に適宜径の係止透孔を設けてなる請求項1記載のペグ用工具。
【請求項4】
打撃部を、挟持作用部に着脱自在に構成した打撃頭部としてなる請求項1乃至3記載の何れかのペグ用工具。
【請求項5】
打撃頭部における打撃面及の反対面に装着螺軸を設け、挟持作用部の所定箇所に、前記装着螺軸と螺合する装着螺孔を設けてなる請求項4記載のペグ用工具。
【請求項6】
打撃部を設けた挟持体における把手部側面の枢結箇所近傍に、透孔を備える紐装着部を突設してなる請求項1乃至3記載の何れかのペグ用工具。
【請求項7】
把手部における基方の握持部分を、対向する把手部側に近接する凹状に形成すると共に、表裏面をダイヤカット凹凸面に形成してなる請求項1乃至3記載の何れかのペグ用工具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペグの打ち込み並びに引き抜きに使用する工具に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ペグの打ち込み及び引き抜きの器具として、最も一般的なのは頭部が打撃部と鉤部を備えたペグ抜きハンマーである(特許文献1)。また適宜な把柄の下端にペグ抜き鉤を設けたペグ抜き用ゴムハンマー(特許文献2)も知られている。更にプライヤに打撃機能を付加してなる工具も公知である(特許文献3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
意匠登録1548755号公報。
実開平6-31968号公報。
登録実用新案3092193号公報。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ペグの打ち込み並びに引き抜き作業に際しては、上記した特許文献1記載のペグハンマーによるペグの引き抜き作業は、鉤部をペグの適宜箇所に係止し、地面を支点受けとして梃子のように把柄を煽り回動操作して行うようにしている。また特許文献2記載のペグ抜き器具は、鉤部をペグの上端屈曲部に引っ掛けて引き上げてペグ引き抜きを行うものである。
【0005】
しかし梃子作用でペグ引き抜きを行う器具では、最初の段階でペグを僅かに浮き上がらせるのみで、その後は、直接若しくは紐などを使用してペグ全体を引き抜くものであるが、地面に打ち込まれたペグを僅かに浮き上がらせた状態では、ペグと地面の摩擦抵抗が大きくペグ引き抜き作業は煩瑣である。
【0006】
またハンマー機能付きのプライヤをペグ工具として使用した場合は、梃子作用によるペグ引き抜き作業が行えないので、最初の地面からのペグ引き抜きが困難であり、しかも挟持部分がペグ頭部形状に対応していないのでペグ頭部の挟持引き抜き作業も適切に行う事ができない。
【0007】
そこで本発明はペグの引き抜き作業の容易化を実現する新規なペグ用工具を提案したものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の請求項1記載に係るペグ用工具は、左右一対の挟持体を交差枢結し、前記枢結箇所の先方を挟持作用部とし、基方を適宜長さの把手部とし、前記挟持作用部の対向面に把手部開閉操作によって挟持機能を発揮する挟持部を設けた工具であって、挟持作用部の外側面の一方に、打撃面を備えた打撃部を設け、他方側に嘴状に突出させた梃子鉤部を設けてなることを特徴とするものである。
【0009】
而して挟持体を閉じた状態で、左右の把手部を一体としてハンマーの把柄と同様に握持することで、一般的なペグハンマーと同様にペグの打ち込み、梃子作用によるペグ引き抜き(ペグの浮き上がり)を行い、更にペグ頭部を挟持部で挟持してペグを捩じりながら引き抜くことで、引き抜き作業が効率的に且つ容易に行う事ができる。
【0010】
また本発明の請求項2記載に係るペグ用工具は、上記工具において、特に挟持部が、先端開口箇所の突出部と、突出部の奥方に前記突出部より外方側に後退して形成した抱持部で構成してなるもので、ペグ頭部全体を抱持部で挟み付けると共に、突出部がペグ頭部の下方のくびれ部分に係止するので、ペグの引き抜きが確実に行える。
(【0011】以降は省略されています)

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