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公開番号2024119406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026287
出願日2023-02-22
発明の名称ペット用吸収性物品
出願人大王製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類A61F 13/56 20060101AFI20240827BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ペット用おむつにおいてパンツタイプとしてもテープタイプとしても使用する。
【解決手段】尻尾の付根から背中側を覆う背側領域Rと、尻尾の付根よりも下側における肛門及びその下側近傍を覆う臀部被覆領域Mと、臀部被覆領域Mよりも前側の腹部を覆う腹側領域Fと、幅方向D2における中間部分に配置された吸収体30とを有し、腹側領域Fは、幅方向D2の両端部にて背側領域Rに接合される腹巻領域FAを有し、腹巻領域FAの前後方向D1の全域に亘って幅方向D2に伸縮する伸縮部材13が設けられるとともに、腹巻領域FAの幅方向D2における両端部にフックテープ12a,12bが設けられ、背側領域Rにはターゲットテープ40が設けられ、フックテープ12a,12bとターゲットテープ40とは、互いに繰り返しの接合及び分離が可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
尻尾の付根から背中側を覆う背側領域と、
前記背側領域に第1の方向に連接し、尻尾の付根よりも下側における肛門及びその下側近傍を覆う臀部被覆領域と、
前記第1の方向にて前記臀部被覆領域の前記背側領域とは反対側に連接し、前記臀部被覆領域よりも前側の腹部を覆う腹側領域と、
少なくとも前記臀部被覆領域及び前記腹側領域にて前記第1の方向に直交する第2の方向における中間部分に配置された吸収体と、を有し、
前記腹側領域は、前記第2の方向の両端部にて前記背側領域に接合される腹巻領域を有し、該腹巻領域の前記第1の方向の全域に亘って前記第2の方向に伸縮する伸縮部材が設けられるとともに、前記腹巻領域の長手方向における両端部に、前記背側領域に接合されるための接合部材が設けられ、
前記背側領域には、前記接合部材に接合される被接合部材が設けられ、
前記接合部材と前記被接合部材とは、互いに繰り返しの接合及び分離が可能に構成されており、
前記接合部材は、前記腹巻領域のうち当該接合部材が取り付けられていない領域に対しても繰り返しの接合及び分離が可能に構成されている、ペット用吸収性物品。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記腹巻領域は、前記第1の方向の長さが80mm以上である、請求項1に記載のペット用吸収性物品。
【請求項3】
前記吸収体は、前記背側領域には配置されていない、請求項1に記載のペット用吸収性物品。
【請求項4】
前記吸収体は、前記腹側領域側の端部が、前記ペット用吸収性物品の前記腹側領域側の端部から10mm~40mmの領域となるように配置されている、請求項3に記載のペット用吸収性物品。
【請求項5】
前記吸収体の前記第1の方向における両側部に沿って延び、肌面に向かって立ち上がる一対の立体ギャザーを有し、
前記立体ギャザーの前記腹側領域側の立ち上がり端部は、前記吸収体の前記腹側領域側の端部よりも、前記ペット用吸収性物品の前記腹側領域側の端部側に0mm~5mmでかつ、前記ペット用吸収性物品の前記背側領域側の端部側に0mm~5mmの範囲内に位置している、請求項1に記載のペット用吸収性物品。
【請求項6】
前記立体ギャザーの前記背側領域側の立ち上がり端部は、前記ペット用吸収性物品の前記背側領域側の端部よりも、前記ペット用吸収性物品の前記腹側領域側の端部側に100mm~200mmの範囲内に位置している、請求項5に記載のペット用吸収性物品。
【請求項7】
前記腹巻領域は、前記吸収体に重なる第1の領域と、前記吸収体に重ならない第2の領域とを有し、
前記第2の領域は、前記伸縮部材によって前記第2の方向に伸縮し、前記第1の領域は、前記第2の方向に伸縮しない、請求項1に記載のペット用吸収性物品。
【請求項8】
前記伸縮部材は、当該伸縮部材が縮んだ状態における前記腹巻領域の前記第2の方向の長さに対して、1.5倍~3.5倍に伸張可能である、請求項1に記載のペット用吸収性物品。
【請求項9】
前記腹側領域は、前記伸縮部材及び前記接合部材が設けられた前記腹巻領域のみから構成されている、請求項1に記載のペット用吸収性物品。
【請求項10】
前記被接合部材は、前記背側領域の前記第2の方向における全域に亘って設けられている、請求項1に記載のペット用吸収性物品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット用吸収性物品に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
人用のおむつとしては、テープで固定するテープタイプと、パンツのように履かせることができるパンツタイプとが知られている。このうち、パンツタイプのものは、パンツのように履かせることができるため、テープタイプのものと比べて簡単に着用させることができるとともに、パンツのようなフィット感を得ることができる。そのため、一般には、生後しばらくはテープタイプのものを使用し、歩行ができるようになるとパンツタイプのものを使用する場合が多い。
【0003】
特許文献1には、股部と、胴回り部と、左端部係合部材と、右端部係合部材と、被係合領域とを有するパンツ型着用物品が開示されている。股部は、股下領域と、股下領域の前側の前見頃領域と、股下領域の後側の後見頃領域とを有する。胴回り部は、後見頃領域に中央領域が接合されている。左端部係合部材は、胴回り部の左端部に設けられており、右端部係合部材は、胴回り部の右端部に設けられている。被係合領域は、前見頃領域に設けられ、左端部係合部材及び右端部係合部材に係合される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-14368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、犬や猫等といったペット用の使い捨ておむつが知られている。しかしながら、ペット用の使い捨ておむつとしては、上述したテープタイプのものは知られているものの、パンツタイプのものは知られていない。また、特許文献1に開示されたものはパンツタイプであるが、人用のものであるためペット用として使用することはできない。
【0006】
また、ペットにおいては、その種類や大きさによってテープタイプとパンツタイプとを適宜選択できるようにすることが好ましい。
【0007】
本発明は、パンツタイプとしてもテープタイプとしても使用可能なペット用吸収性物品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明の第1の形態は、
尻尾の付根から背中側を覆う背側領域と、
前記背側領域に第1の方向に連接し、尻尾の付根よりも下側における肛門及びその下側近傍を覆う臀部被覆領域と、
前記第1の方向にて前記臀部被覆領域の前記背側領域とは反対側に連接し、前記臀部被覆領域よりも前側の腹部を覆う腹側領域と、
少なくとも前記臀部被覆領域及び前記腹側領域にて前記第1の方向に直交する第2の方向における中間部分に配置された吸収体と、を有し、
前記腹側領域は、前記第2の方向の両端部にて前記背側領域に接合される腹巻領域を有し、該腹巻領域の前記第1の方向の全域に亘って前記第2の方向に伸縮する伸縮部材が設けられるとともに、前記腹巻領域の長手方向における両端部に、前記背側領域に接合されるための接合部材が設けられ、
前記背側領域には、前記接合部材に接合される被接合部材が設けられ、
前記接合部材と前記被接合部材とは、互いに繰り返しの接合及び分離が可能に構成されており、
前記接合部材は、前記腹巻領域のうち当該接合部材が取り付けられていない領域に対しても繰り返しの接合及び分離が可能に構成されているペット用吸収性物品である。
【0009】
上記第1の形態によれば、接合部材と被接合部材とが接合された状態では、腹側領域が有する腹巻領域の第2の方向における両端部が背側領域にそれぞれ接合され、ペットの胴を通すためのウエスト開口部及び後脚を通すための左右一対の脚開口部が形成される。また、腹巻領域の第1の方向の全域に亘って第2の方向に伸縮する伸縮部材が設けられている。これにより、フィット感を得られるパンツタイプとして使用できる。また、腹巻領域の第2の方向における両端部と背側領域とは、腹巻領域に設けられた接合部材と、背側領域に設けられた被接合部材とによって、互いに繰り返しの接合及び分離が可能に接合される。そのため、接合部材と被接合部材とが分離した状態で着用していき、その後にこれらを接合することでテープタイプとしても使用可能となる。また、接合部材が腹巻領域の接合部材が取り付けられていない領域に対しても繰り返しの接合及び分離が可能に構成されていることで、大型ペットに対しては接合部材を被接合部材に接合させ、小型ペットに対しては接合部材を腹巻領域に接合させて使用できる。
【0010】
本発明の第2の形態は、前記腹巻領域は、前記第1の方向の長さが80mm以上である。
(【0011】以降は省略されています)

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