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公開番号
2024118858
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-02
出願番号
2023025413
出願日
2023-02-21
発明の名称
半導体装置およびその製造方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
25/07 20060101AFI20240826BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】半導体素子が形成されるウェハにおける無駄な領域を抑制することができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本実施形態による半導体装置は、第1チップと、第2チップと、を有する半導体チップを備える。第2チップは、第1チップと電気的に接続するように、第1チップ上で第1チップと接合される。第2チップの面積は、第1チップの面積よりも小さい。第2チップは、第2チップの上面に設けられる第1パッドを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1チップと、
前記第1チップと電気的に接続するように、前記第1チップ上で前記第1チップと接合された第2チップと、
を有する半導体チップを備え、
前記第2チップの面積は、前記第1チップの面積よりも小さく、
前記第2チップは、前記第2チップの上面に設けられる第1パッドを有する、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2チップは、前記第2チップの上面側に設けられる半導体基板を有し、
前記半導体基板は、前記半導体基板の上面から下面まで貫通する凹部を有し、
前記第1パッドは、前記凹部の底面から前記半導体基板の上方まで延伸する配線と一体的に構成され、前記半導体基板の上方に設けられ、
前記第1パッドおよび前記第1チップは、互いに電気的に接続されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2チップは、
前記第1チップとの接合面に設けられる第2パッドと、
前記凹部の底面から前記第2パッドまで延伸するように設けられ、前記第1パッドと前記第1チップとを電気的に接続する柱状電極と、
をさらに有する、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記半導体チップが搭載される配線基板と、
前記第1パッドと、前記配線基板と、を電気的に接続するワイヤと、
をさらに備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記半導体チップは、前記第1チップの上面で前記第2チップが設けられる第1領域とは異なる第2領域に設けられるスペーサをさらに備え、
前記スペーサの上面は、前記第2チップの上面と略平行である、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記スペーサは、第1樹脂を含む、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記スペーサは、
上面が前記第2チップの上面と略平行であるスペーサチップと、
スペーサチップの周囲に設けられる第2樹脂と、
を有する、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記スペーサは、前記第1チップと、前記スペーサチップと、の間に設けられる接着層をさらに有する、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記スペーサは、前記第1チップと、前記スペーサチップと、の間において、前記第1チップの上面に設けられる絶縁膜と接するように設けられる絶縁膜をさらに有する、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2チップは、不揮発性メモリを有し、
前記第1チップは、前記不揮発性メモリを制御する制御回路を有する、請求項1に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
2つのウェハを貼合する半導体導体において、それぞれウェハの半導体素子のサイズ(面積)にミスマッチが生じる場合、無駄な領域が増加してしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-31669号公報
特開2004-79701号公報
特開2011-146527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体素子が形成されるウェハにおける無駄な領域を抑制することができる半導体装置およびその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体装置は、第1チップと、第2チップと、を有する半導体チップを備える。第2チップは、第1チップと電気的に接続するように、第1チップ上で第1チップと接合される。第2チップの面積は、第1チップの面積よりも小さい。第2チップは、第2チップの上面に設けられる第1パッドを有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第1実施形態による半導体装置の構成の一例を示す平面図である。
第1実施形態による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第1実施形態による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第1実施形態によるメモリセルアレイおよびトランジスタの構成の一例を示す断面図である。
第1実施形態による柱状部の構成の一例を示す断面図である。
第1実施形態による半導体装置の製造方法の一例を示す断面図である。
図7Aに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Bに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Cに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Dに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Eに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Fに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Gに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Hに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Iに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Jに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Kに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
図7Lに続く、半導体装置の製造方法の一例を示す斜視図である。
第1実施形態による回路チップおよびアレイチップのサイズの一例を示す図である。
比較例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
比較例による回路チップおよびアレイチップのサイズの一例を示す図である。
第2実施形態による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第3実施形態による半導体チップの構成の一例を示す断面図である。
第4実施形態による半導体チップの構成の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による半導体装置1の構成の一例を示す断面図である。図2は、第1実施形態による半導体装置1の構成の一例を示す平面図である。図2のA-A線は、断面図である図1に対応する断面を示す。
【0009】
尚、図1および図2は、配線基板10の表面に平行で互いに垂直なX方向およびY方向と、配線基板10の表面に垂直なZ方向とを示している。本明細書では、+Z方向を上方向として取り扱い、-Z方向を下方向として取り扱う。-Z方向は、重力方向と一致していても一致していなくてもよい。
【0010】
半導体装置1は、配線基板10と、半導体チップ20、30~33と、接着層40~43と、スペーサ50と、樹脂層80と、ボンディングワイヤ90と、封止樹脂91とを備えている。半導体装置1は、例えば、NAND型フラッシュメモリのパッケージである。
(【0011】以降は省略されています)
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