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公開番号2024118798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025304
出願日2023-02-21
発明の名称発音器
出願人株式会社デンソーエレクトロニクス
代理人弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類H04R 1/02 20060101AFI20240826BHJP(電気通信技術)
要約【課題】破損を抑制することができる発音器を提供する。
【解決手段】発音器は、筐体1と、筐体1の内部に配置された発音体と、を備え、筐体1は、正面側と背面側に開口する筒状のベース2と、ベース2の正面側の開口部を覆うカバー3と、ベース2の背面側の開口部を覆うケース4と、を備え、ベース2には、ベース2を固定する固定部材100を取り付けるための取付部27が形成されており、カバー3には、取付部27を正面側から覆う保護部34が形成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
発音器であって、
筐体(1)と、
前記筐体の内部に配置された発音体(6)と、を備え、
前記筐体は、
正面側と背面側に開口する筒状のベース(2)と、
前記ベースの前記正面側の開口部を覆うカバー(3)と、
前記ベースの前記背面側の開口部を覆うケース(4)と、を備え、
前記ベースには、前記ベースを固定する固定部材(100)を取り付けるための取付部(27)が形成されており、
前記カバーには、前記取付部を前記正面側から覆う保護部(34)が形成されている発音器。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記保護部は、前記背面側に向かって傾斜している請求項1に記載の発音器。
【請求項3】
前記ベースには、前記発音体が発生させた音を前記筐体の外部に放出する放音孔(87)が形成されており、
前記保護部は、前記放音孔を覆うように形成されている請求項1または2に記載の発音器。
【請求項4】
前記取付部は、前記正面側から見て一部が前記保護部から突出している請求項1または2に記載の発音器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発音器に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の接近通報装置に用いられる発音器として、音を発生させる発音体と、発音体を収容する筐体とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-236520号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような発音器を車両に固定する際には、例えば筐体と車両とをブラケットによって固定することが考えられる。ブラケットの発音器への取り付け箇所としては、例えば筐体の側面が考えられる。
【0005】
接近通報装置に用いる発音器は、通常、車両の前方に配置される。したがって、前述のようにブラケットを取り付けた場合に、ブラケット取付部が発音器の正面から見えるようになっていると、前方の車両のタイヤから巻き上げられた飛び石等がブラケット取付部に衝突し、ブラケット取付部が破損して発音器が車両から脱落するおそれがある。
【0006】
本発明は上記点に鑑みて、破損を抑制することができる発音器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、発音器であって、筐体(1)と、筐体の内部に配置された発音体(6)と、を備え、筐体は、正面側と背面側に開口する筒状のベース(2)と、ベースの正面側の開口部を覆うカバー(3)と、ベースの背面側の開口部を覆うケース(4)と、を備え、ベースには、ベースを固定する固定部材(100)を取り付けるための取付部(27)が形成されており、カバーには、取付部を正面側から覆う保護部(34)が形成されている。
【0008】
これによれば、取付部の正面側が保護部によって覆われるため、飛び石等の衝突による取付部の破損を抑制することができる。
【0009】
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態にかかる発音器の正面図である。
第1実施形態にかかる発音器の上面図である。
第1実施形態にかかる発音器の右側面図である。
第1実施形態にかかる発音器の下面図である。
第1実施形態にかかる発音器の背面図である。
図1のVI-VI断面図である。
発音器にブラケットを取り付けた様子を示す斜視図である。
発音器にブラケットを取り付けた様子を示す背面図である。
発音器にブラケットを取り付けた様子を示す左側面図である。
図1のX-X断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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