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公開番号2024118339
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024704
出願日2023-02-20
発明の名称発光ユニット
出願人古河電気工業株式会社,日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01S 5/02255 20210101AFI20240823BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】例えば、接合材のはみ出しによる不都合な事象を抑制することが可能となるような、改善された新規な発光ユニットを得る。
【解決手段】発光ユニットは、第一面を有し、第一方向にレーザ光を出力する発光装置と、第一方向と交差し当該第一面と面した第二面と、第一方向に向かうにつれて第一方向と交差した第二方向へ向かうように延び第一方向に出力されたレーザ光を第二方向へ反射する反射領域を有した第三面と、を有し、少なくとも第一面と第二面との間に介在した接合材によって発光装置に取り付けられ、第二方向における第二面の第一面に対する取付位置を変更することにより、反射領域で第二方向に反射されるレーザ光の光軸の第一方向における位置を変更可能な、光軸調整部材と、を備え、第一面および第二面のうち少なくとも一つに、凹部として、接合材の少なくとも一部を収容した第一凹部が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一方向と交差し当該第一方向を向いた第一面を有し、前記第一方向にレーザ光を出力する発光装置と、
前記第一方向と交差し当該第一面と面した第二面と、前記第一方向に向かうにつれて前記第一方向と交差した第二方向へ向かうように延び前記第一方向に出力されたレーザ光を前記第二方向へ反射する反射領域を有した第三面と、を有し、少なくとも前記第一面と前記第二面との間に介在した接合材によって前記発光装置に取り付けられ、前記第二方向における前記第二面の前記第一面に対する取付位置を変更することにより、前記反射領域で前記第二方向に反射されるレーザ光の光軸の前記第一方向における位置を変更可能な、光軸調整部材と、
を備え、
前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一つに、凹部として、前記接合材の少なくとも一部を収容した第一凹部が設けられた、発光ユニット。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第一凹部として、前記光軸調整部材の前記第二方向の反対方向の端部、または当該端部に対して前記第二方向の反対方向にずれた位置で開口した第一凹部が設けられた、請求項1に記載の発光ユニット。
【請求項3】
前記第一凹部として、互いに異なる複数の方向に延びて互いに交差した複数の部位を含む第一凹部が設けられた、請求項1または2に記載の発光ユニット。
【請求項4】
第一方向と交差し当該第一方向を向いた第一面を有し、前記第一方向にレーザ光を出力する発光装置と、
前記第一方向と交差し当該第一面と面した第二面と、前記第一方向に向かうにつれて前記第一方向と交差した第二方向へ向かうように延び前記第一方向に出力されたレーザ光を前記第二方向へ反射する反射領域を有した第三面と、を有し、少なくとも前記第一面と前記第二面との間に介在した接合材によって前記発光装置に取り付けられ、前記第二方向における前記第二面の前記第一面に対する取付位置を変更することにより、前記反射領域で前記第二方向に反射されるレーザ光の光軸の前記第一方向における位置を変更可能な、光軸調整部材と、
を備え、
前記第一面、および前記光軸調整部材のうち前記反射領域と前記第二面との間の第一部位、のうち少なくとも一つに、凹部として、前記第一面と前記第二面との間からはみ出した前記接合材を収容可能な第二凹部が設けられた、発光ユニット。
【請求項5】
前記第一部位は、前記第一面および前記第三面と交差した第四面を有し、
前記第二凹部は、前記第四面と前記第三面との間の境界に設けられた、請求項4に記載の発光ユニット。
【請求項6】
前記凹部は、前記第一方向および前記第二方向と交差した第三方向に延びた、請求項1または4に記載の発光ユニット。
【請求項7】
前記凹部として、前記第二方向における位置が異なる複数の凹部が設けられた、請求項1または4に記載の発光ユニット。
【請求項8】
前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一つが、第一領域と、当該第一領域より面粗度が小さい第二領域と、を含み、
前記第一領域に、前記凹部として複数の凹部が設けられた、請求項1または4に記載の発光ユニット。
【請求項9】
第一方向と交差し当該第一方向を向いた第一面を有し、前記第一方向にレーザ光を出力する発光装置と、
前記第一方向と交差し当該第一面と面した第二面と、前記第一方向に向かうにつれて前記第一方向と交差した第二方向へ向かうように延び前記第一方向に出力されたレーザ光を前記第二方向へ反射する反射領域を有した第三面と、を有し、少なくとも前記第一面と前記第二面との間に介在した接合材によって前記発光装置に取り付けられ、前記第二方向における前記第二面の前記第一面に対する取付位置を変更することにより、前記反射領域で前記第二方向に反射されるレーザ光の光軸の前記第一方向における位置を変更可能な、光軸調整部材と、
を備え、
前記第二面は、前記第一面との間の間隔が前記第二方向の反対方向に向かうにつれて大きくなるよう、前記第一面に対して傾斜した、発光ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光ユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーザ光を出力する発光装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7190065号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
レーザ光を出力する発光装置に、レーザ光の反射領域を有した光軸調整部材を、接合材を介して接合して一体化し、発光装置に対する当該光軸調整部材の取付位置や取付角度を調整することによりレーザ光の光軸の位置や方向を調整できるようにすれば、発光装置の製造ばらつき等に起因した光軸のずれを補償できるため、有益であると考えられる。
【0005】
この場合、発光装置と光軸調整部材との間から接合材がはみ出し、当該はみ出した接合材による不都合な事象が生じるのは避けるべきである。
【0006】
そこで、本発明の課題の一つは、例えば、発光装置と光軸調整部材とが接合材を介して一体化された発光ユニットにおいて、接合材のはみ出しによる不都合な事象を抑制することが可能となるような、改善された新規な発光ユニットを得ること、である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の発光ユニットは、例えば、第一方向と交差し当該第一方向を向いた第一面を有し、前記第一方向にレーザ光を出力する発光装置と、前記第一方向と交差し当該第一面と面した第二面と、前記第一方向に向かうにつれて前記第一方向と交差した第二方向へ向かうように延び前記第一方向に出力されたレーザ光を前記第二方向へ反射する反射領域を有した第三面と、を有し、少なくとも前記第一面と前記第二面との間に介在した接合材によって前記発光装置に取り付けられ、前記第二方向における前記第二面の前記第一面に対する取付位置を変更することにより、前記反射領域で前記第二方向に反射されるレーザ光の光軸の前記第一方向における位置を変更可能な、光軸調整部材と、を備え、前記第一面および前記第二面のうち少なくとも一つに、凹部として、前記接合材の少なくとも一部を収容した第一凹部が設けられる。
【0008】
前記発光ユニットでは、前記第一凹部として、前記光軸調整部材の前記第二方向の反対方向の端部、または当該端部に対して前記第二方向の反対方向にずれた位置で開口した第一凹部が設けられてもよい。
【0009】
前記発光ユニットでは、前記第一凹部として、互いに異なる複数の方向に延びて互いに交差した複数の部位を含む第一凹部が設けられてもよい。
【0010】
本発明の発光ユニットは、例えば、第一方向と交差し当該第一方向を向いた第一面を有し、前記第一方向にレーザ光を出力する発光装置と、前記第一方向と交差し当該第一面と面した第二面と、前記第一方向に向かうにつれて前記第一方向と交差した第二方向へ向かうように延び前記第一方向に出力されたレーザ光を前記第二方向へ反射する反射領域を有した第三面と、を有し、少なくとも前記第一面と前記第二面との間に介在した接合材によって前記発光装置に取り付けられ、前記第二方向における前記第二面の前記第一面に対する取付位置を変更することにより、前記反射領域で前記第二方向に反射されるレーザ光の光軸の前記第一方向における位置を変更可能な、光軸調整部材と、を備え、前記第一面、および前記光軸調整部材のうち前記反射領域と前記第二面との間の第一部位、のうち少なくとも一つに、凹部として、前記第一面と前記第二面との間からはみ出した前記接合材を収容可能な第二凹部が設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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