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公開番号2024117511
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-29
出願番号2023023646
出願日2023-02-17
発明の名称画像形成ユニット及び画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20240822BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成部から現像剤カートリッジを取り外すときに現像剤が飛散しにくい。
【解決手段】画像形成ユニット(3)は、画像形成部(4)と現像剤カートリッジ(5)とを有する。現像剤カートリッジ(5)が画像形成部(4)に装着され、現像剤供給口(500)が現像剤受入口(470)と重なり、現像剤カートリッジ(5)が現像剤受入口(470)の周辺部(471)に接触し、シャッタ(51)が開位置にあるときに、収容部(50)から現像剤供給口(500)を通して現像剤受入口(470)に現像剤が供給される。操作部(53)の移動に連動してシャッタ(51)が開位置から閉位置に移動し、操作部(53)の移動に連動してロック係合部材(512L、…)が回転するときに、ロック係合部材(512L、…)が画像形成部(4)に係合して、現像剤カートリッジ(5)が周辺部(471)から離間する。
【選択図】図13

特許請求の範囲【請求項1】
現像剤受入口を有し、画像を形成する画像形成部と、
現像剤を収容する収容部、前記収容部に設けられた現像剤供給口、前記現像剤供給口を開状態にする開位置又は前記現像剤供給口を閉状態にする閉位置に移動するシャッタ、前記収容部に対して回転可能に備えられたロック係合部材、及び前記シャッタの移動及び前記ロック係合部材の回転が操作される操作部、を有する現像剤カートリッジと、
を有し、
前記現像剤カートリッジが前記画像形成部に装着され、前記現像剤供給口が前記現像剤受入口と重なり、前記現像剤カートリッジが前記現像剤受入口の周辺部に接触し、前記シャッタが前記開位置にあるときに、前記収容部から前記現像剤供給口を通して前記現像剤受入口に前記現像剤が供給され、
前記操作部の移動に連動して前記シャッタが前記開位置から前記閉位置に移動し、前記操作部の移動に連動して前記ロック係合部材が回転するときに、前記ロック係合部材が前記画像形成部に係合して、前記現像剤カートリッジが前記周辺部から離間する
ことを特徴とする画像形成ユニット。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ロック係合部材は、第1の係合部を有し、
前記画像形成部は、前記第1の係合部に係合する支持部を有し、
前記操作部の移動に連動して前記ロック係合部材が回転するときに、前記第1の係合部が前記支持部に係合して、前記現像剤カートリッジが前記周辺部から離間する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成ユニット。
【請求項3】
前記第1の係合部は、突起部である
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成ユニット。
【請求項4】
前記ロック係合部材は、第2の係合部を有し、
前記画像形成部は、前記第2の係合部に係合する第3の係合部を有し、
前記操作部の移動に連動して前記ロック係合部材が回転するときに、前記第2の係合部が前記第3の係合部に係合して、前記現像剤カートリッジが、前記周辺部に接触する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成ユニット。
【請求項5】
前記第2の係合部は、溝部である
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成ユニット。
【請求項6】
前記画像形成部は、前記現像剤カートリッジをガイドするガイド部を有し、
前記ガイド部は、前記現像剤供給口と前記現像剤受入口とが離間する離間方向に前記現像剤カートリッジをガイドする第1溝部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成ユニット。
【請求項7】
前記ガイド部は、前記現像剤カートリッジを前記離間方向とは異なる第1の引抜方向にガイドする第2溝部を有する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成ユニット。
【請求項8】
前記ガイド部は、前記現像剤カートリッジを前記離間方向とは異なり、前記第1の引抜方向より傾斜の急な第2の引抜方向にガイドする第3溝部を有する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成ユニット。
【請求項9】
前記ロック係合部材は、前記シャッタに備えられている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成ユニット。
【請求項10】
前記ロック係合部材は、前記シャッタとは別の構成として備えられている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成ユニット及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真プロセスによって画像を形成する画像形成部と、画像形成部に対して着脱自在な現像剤カートリッジとを有する装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-096422号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、画像形成部に装着されている現像剤カートリッジを画像形成部から取り外すときに、現像剤カートリッジの現像剤供給口の周辺部及び画像形成部の現像剤受入口の周辺部に付着している現像剤が周囲に飛散することがある。
【0005】
本開示は、画像形成部から現像剤カートリッジを取り外すときに現像剤が飛散しにくい画像形成ユニット及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の画像形成ユニットは、現像剤受入口を有し、画像を形成する画像形成部と、現像剤を収容する収容部、前記収容部に設けられた現像剤供給口、前記現像剤供給口を開状態にする開位置又は前記現像剤供給口を閉状態にする閉位置に移動するシャッタ、前記収容部に対して回転可能に備えられたロック係合部材、及び前記シャッタの移動及び前記ロック係合部材の回転が操作される操作部、を有する現像剤カートリッジとを有する。前記現像剤カートリッジが前記画像形成部に装着され、前記現像剤供給口が前記現像剤受入口と重なり、前記現像剤カートリッジが前記現像剤受入口の周辺部に接触し、前記シャッタが前記開位置にあるときに、前記収容部から前記現像剤供給口を通して前記現像剤受入口に前記現像剤が供給され、前記操作部の移動に連動して前記シャッタが前記開位置から前記閉位置に移動し、前記操作部の移動に連動して前記ロック係合部材が回転するときに、前記ロック係合部材が前記画像形成部に係合して、前記現像剤カートリッジが前記周辺部から離間する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、画像形成部から現像剤カートリッジを取り外すときに現像剤が飛散しにくいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る画像形成装置の構造を示す断面図である。
図1の画像形成装置(前面カバーが開けられ、画像形成ユニットが取り外されているとき)の構造を示す断面図である。
実施の形態に係る画像形成ユニットの構造を示す断面図である。
図3の画像形成ユニットのドラムユニット(画像形成部)と現像剤カートリッジ(装着前)とを示す断面図である。
図3の画像形成ユニットのドラムユニット(画像形成部)を示す斜視図である。
図3の画像形成ユニットのドラムユニット(画像形成部)のガイド溝とその周辺とを示す断面図である。
現像剤カートリッジの外観(斜め上から見たとき)を示す斜視図である。
現像剤カートリッジの外観(斜め下から見たとき)を示す斜視図である。
現像剤カートリッジのロック係合部材(回転部材)を示す斜視図である。
(A)は、現像剤カートリッジのロック係合部材(シャッタが閉位置にあるとき)を示す側面図であり、(B)は、現像剤カートリッジのロック係合部材(シャッタが開位置にあるとき)を示す側面図である。
(A)及び(B)は、現像剤カートリッジのロック係合部材(シャッタが開位置にあるとき)を示す側面図及び現像剤カートリッジのシャッタ(シャッタが開位置にあるとき)を示す断面図であり、(C)及び(D)は、現像剤カートリッジのロック係合部材(シャッタが閉位置にあるとき)を示す側面図及び現像剤カートリッジのシャッタ(シャッタが閉位置にあるとき)を示す断面図である。
画像形成ユニットの本体部(画像形成部)のガイド溝と現像剤カートリッジのガイドリブとの状態(現像剤カートリッジが装着され且つロック状態であるとき)を示す断面図である。
(A)、(B)、(C)は、現像剤カートリッジが装着位置にあり且つロック状態であるときの、ロック係合部材、シャッタ、ガイドリブをそれぞれ示す側面図、断面図、断面図であり、(D)、(E)、(F)は、現像剤カートリッジが装着位置にあり且つロック解除状態であるときの、ロック係合部材、シャッタ、ガイドリブをそれぞれ示す側面図、断面図、断面図であり、(G)、(H)、(I)は、現像剤カートリッジが持ち上げられた状態であるときの、ロック係合部材、シャッタ、ガイドリブをそれぞれ示す側面図、断面図、断面図である。
(A)及び(B)は、現像剤カートリッジが引抜開始状態にあるときの、ガイドリブの状態とシャッタ周辺の状態を示す断面図であり、(C)及び(D)は、現像剤カートリッジが引抜途中状態にあるときのガイドリブの状態とシャッタ周辺の状態を示す断面図である。
(A)、(B)、(C)は、現像剤カートリッジが挿入途中状態にあるときの、ロック係合部材、シャッタ、ガイドリブをそれぞれ示す側面図、断面図、断面図であり、(D)、(E)、(F)は、現像剤カートリッジが挿入途中状態にあるときの、ロック係合部材、シャッタ、ガイドリブをそれぞれ示す側面図、断面図、断面図であり、(G)、(H)、(I)は、現像剤カートリッジが挿入終了位置にあるときの、ロック係合部材、シャッタ、ガイドリブをそれぞれ示す側面図、断面図、断面図である。
(A)、(B)、(C)は、現像剤カートリッジが挿入終了位置にあるときの、ロック係合部材、シャッタ、ガイドリブをそれぞれ示す側面図、断面図、断面図であり、(D)、(E)、(F)は、現像剤カートリッジがロック状態移行中であるときの、ロック係合部材、シャッタ、ガイドリブをそれぞれ示す側面図、断面図、断面図であり、(G)、(H)、(I)は、現像剤カートリッジがロック状態であるときの、ロック係合部材、シャッタ、ガイドリブをそれぞれ示す側面図、断面図、断面図である。
現像剤カートリッジのロック係合部材(シャッタが閉状態であるとき)と、操作部と、操作部の動作をロック係合部材に伝達するギア列を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の実施の形態に係る画像形成ユニット及び画像形成装置を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本開示の範囲内で種々の変更が可能である。
【0010】
画像形成ユニットの基本的な構造は、左右(すなわち、現像剤カートリッジの長手方向の両端)で同じである。したがって、本実施の形態では、画像形成ユニットの左右の一方のみを説明する場合、及び左右の一方のみを図示する場合がある。画像形成ユニットの構造は、左右で同じあることが望ましいが、左右で異なる構造を採用することも可能である。画像形成ユニットの構成要素を示す符号の末尾の記号「L」及び「R」は、それぞれ左側の構成及び右側の構成を表しているが、このような構成要素の一方のみを備えることも可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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