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公開番号
2024116661
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-28
出願番号
2023022384
出願日
2023-02-16
発明の名称
口腔用組成物
出願人
ライオン株式会社
代理人
主分類
A61K
8/21 20060101AFI20240821BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、歯の再石灰化作用が高く、う蝕予防効果に優れた口腔用組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】(a)フッ素含有化合物を、フッ素濃度として3000ppm~15000ppmとなる量で含有することを特徴とする口腔用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)フッ素含有化合物を、フッ素濃度として3000ppm~15000ppmとなる量で含有することを特徴とする口腔用組成物。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
(a)フッ素含有化合物が、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化第一スズから選ばれる1種または2種以上である、請求項1記載の口腔用組成物。
【請求項3】
更に、界面活性剤、研磨剤、増粘剤、湿潤剤、溶剤、甘味剤、香料、冷感剤、pH調整剤、防腐剤、着色剤、懸濁剤、機能成分及び矯味成分から選ばれる1種又は2種以上を含有する請求項1又は2記載の口腔用組成物。
【請求項4】
界面活性剤が、下記(i)~(iii)に示すアニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上である請求項3記載の口腔用組成物。
界面活性剤が、
(i)アルキル硫酸塩、アシルサルコシン塩、アシルメチルタウリン塩、アシルグルタミン酸塩及びα-オレフィンスルホン酸塩から選ばれるアニオン性界面活性剤
(ii)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキルグルコシド、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体及び脂肪酸モノグリセライドから選ばれるノニオン性界面活性剤
(iii)脂肪酸アミドプロピルベタイン及びN-脂肪酸アシル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインから選ばれる両性界面活性剤
【請求項5】
研磨剤が、無水ケイ酸、ゼオライト、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸カルシウム、ハイドロキシアパタイト、水酸化アルミニウム及び酸化アルミニウムから選ばれる1種又は2種である請求項3又は4記載の口腔用組成物。
【請求項6】
増粘剤が、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カラギーナン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマー及び増粘性シリカから選ばれる1種又は2種以上である請求項3~5のいずれか1項記載の口腔用組成物。
【請求項7】
湿潤剤が、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、グリセリン、プロピレングリコール及びポリエチレングリコールから選ばれる1種又は2種以上である請求項3~6のいずれか1項記載の口腔用組成物。
【請求項8】
溶剤が、精製水及びエタノールから選ばれる1種又は2種である請求項3~7のいずれか1項記載の口腔用組成物。
【請求項9】
甘味剤が、サッカリン、サッカリンナトリウム及びスクラロースから選ばれる1種又は2種以上である請求項3~8のいずれか1項記載の口腔用組成物。
【請求項10】
香料が、メントール、アネトール、カルボン、オイゲノール、リモネン、n-デシルアルコール、シトロネロール、α-テルピネオール、シトロネリルアセテート、シネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、スペアミント油、ペパーミント油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、桂葉油、シソ油、冬緑油、丁子油及びユーカリ油から選ばれる1種又は2種以上であり、冷感剤が、N-エチル-p-メンタン-3-カルボキサミド、エチル-3-(p-メンタン-カルボキサミド)アセテート、N-(4-シアノメチルフェニル)-p-メンタンカルボキサミド、N-(2-(ピリジン-2-イル)-3-p-メンタンカルボキサミド)、2-イソプロピル-N,2,3-トリメチルブチルアミド、メントングリセロールアセタール、メントキシプロパン-1,2-ジオール、乳酸メンチル、コハク酸メンチル及びイソプレゴールから選ばれる1種又は2種以上である請求項3~9のいずれか1項記載の口腔用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、う蝕予防効果に優れた口腔用組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
う蝕は最も罹患患者数が多い口腔疾患の1つである。う蝕の発症は、う蝕の原因菌が歯表面にプラークを形成し、菌が飲食物由来の糖分を代謝する際に生成される酸により、歯表面のカルシウムやリン等のミネラル分が溶出する脱灰作用による。この脱灰作用の初期段階(初期う蝕)では、再石灰化させることにより歯の修復が可能である。この再石灰化を促進する成分としては、フッ素イオンが知られており、フッ素イオンを供給する成分として、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム及びフッ化第一スズなどが歯磨剤の多くに配合されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、歯の再石灰化作用が高く、う蝕予防効果に優れた口腔用組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、フッ素含有化合物を、フッ素濃度として3000ppm~15000ppmとなる量で含有することを特徴とする歯磨剤組成物を提供する。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、う蝕予防効果が優れている歯磨剤組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明につき更に詳述する。
【0007】
フッ素イオンを供給するフッ素含有化合物としては、特に限定されないが、歯磨剤組成物に配合し得るものであればよい。例えばフッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化スズなどが挙げられる。これらフッ素含有化合物は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0008】
フッ素含有化合物の配合量は、フッ素量として3000~15000ppmとなる量である。化合物としての配合量はフッ素含有化合物の種類により異なり、例えば、フッ化ナトリウムの場合は組成物中0.65~3.3質量%、モノフルオロリン酸ナトリウムの場合は組成物中2.2~11.4質量%、フッ化第一スズの場合は組成物中1.2~6.2質量%となる。
【0009】
本発明の歯磨剤組成物は、ペースト状、ゲル状などの形態に調製し、練歯磨剤、液状歯磨剤、潤製歯磨剤等の剤型にすることができ、その製造方法も剤型に応じた常法を採用することができる。
【0010】
本発明の歯磨組成物には、上述したフッ素含有化合物に加えて、本発明の効果を損なわない範囲で、通常歯磨組成物に使用されているその他の成分を必要に応じて配合することができる。前記配合できる任意成分としては、研磨剤、粘結剤、界面活性剤、湿潤剤、甘味剤、香料、pH調整剤、防腐剤、薬効成分等がある。
(【0011】以降は省略されています)
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