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公開番号
2024116021
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-27
出願番号
2023021999
出願日
2023-02-15
発明の名称
感情推定装置及び感情情報取得装置
出願人
国立大学法人横浜国立大学
,
ヤマハ発動機株式会社
,
株式会社ミルウス
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
5/16 20060101AFI20240820BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ハードウェアリソースの設計自由度の低下を抑制しながら、前記対象者の納得感をより高めて感情推定の精度をより向上する。
【解決手段】生体情報Biに基づいた感情の推定に利用される感情推定モデル11を利用して記憶部20に記憶された対象者Uの生体情報Biに基づいて推定した対象者Uの感情を出力する制御部20を有する感情推定装置1である。制御部20から出力される推定感情情報Eiは、感情の強度の差および感情の種類の違いが異なる種類のグラデーションによって表現されるように、感情の強度の差が仮想円の半径方向に変化する濃淡のグラデーションによって表現され、且つ、感情の種類の違いが前記仮想円の周方向に変化する色調のグラデーションによって表現される色基準と、対象者Uの生体情報Biに基づいて推定された推定感情データdbとを関連付けることにより取得され、前記色基準に含まれる色データdaを含む。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
生体情報を記憶する記憶部と、
前記生体情報に基づいた感情の推定に利用される感情推定モデルを有し、対象者の生体情報を取得して前記記憶部に記憶し、前記感情推定モデルを利用して前記記憶部に記憶された前記対象者の生体情報に基づいて前記対象者の感情を推定し、前記推定した感情に関する情報を推定感情情報として出力する制御部と、
を有する、感情推定装置であって、
前記制御部から出力される前記推定感情情報は、
感情の強度の差および感情の種類の違いが異なる種類のグラデーションによって表現されるように、感情の強度の差が仮想円の半径方向に変化する濃淡のグラデーションによって表現され、且つ、感情の種類の違いが前記仮想円の周方向に変化する色調のグラデーションによって表現される色基準と、前記対象者の生体情報に基づいて推定された推定感情データとを関連付けることにより取得され、前記色基準に含まれる色データを含む、
感情推定装置。
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【請求項2】
請求項1に記載の感情推定装置において、
前記制御部から出力される前記推定感情情報は、
時系列の前記推定感情データと前記色基準とを関連付けることにより取得され、前記色基準に含まれる色データを含み、
前記色データは、
前記推定感情情報に含まれ且つ前記色基準に含まれる色データを時系列に並べて表示する際に、色の濃淡及び色調の変化が両方ともグラデーションによって表現されるようなデータである、
感情推定装置。
【請求項3】
請求項2に記載の感情推定装置において、
前記制御部は、
前記推定感情情報に含まれ且つ前記色基準に含まれる前記色データを時系列に並べて表示する際に、色の濃淡及び色調の変化が両方ともグラデーションによって表現されるように前記推定感情データを時系列に並べた後に、前記推定感情データを前記色基準と関連付けて前記色基準に含まれる色データを時系列で取得する、
または、
前記推定感情情報に含まれ且つ前記色基準に含まれる前記色データを時系列に並べて表示する際に、色の濃淡及び色調の変化が両方ともグラデーションによって表現されるように前記推定感情データの時系列変化に応じて前記色基準の中から色データを選択することにより、前記色基準に含まれる前記色データを時系列で取得する、
感情推定装置。
【請求項4】
感情を示す感情基準を記憶する記憶部と、
前記感情基準を表示する表示部と、
生体情報に基づいた感情の推定に利用される感情推定モデルの学習に用いられ、前記表示部に表示された前記感情基準に対する入力によって前記生体情報と関連する自己の感情を評価した自己感情評価情報を取得する評価情報取得部と、
前記評価情報取得部によって取得された前記自己感情評価情報を出力する制御部と、
を有する感情情報取得装置であって、
前記制御部が取得する前記自己感情評価情報は、
感情の強度の差および感情の種類の違いが異なる種類のグラデーションによって表現されるように、感情の強度の差が仮想円の半径方向に変化する濃淡のグラデーションによって表現され、且つ、感情の種類の違いが前記仮想円の周方向に変化する色調のグラデーションによって表現される、前記感情基準としての色基準に対して入力された位置に関する位置情報を含む、
感情情報取得装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、感情推定モデルを利用して、対象者の生体情報に基づいて前記対象者の感情を推定する感情推定装置、及び、前記感情推定モデルの学習に用いられ、前記生体情報と関連する自己感情評価情報を取得する感情情報取得装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
感情推定モデルを利用して、対象者の生体情報に基づいて前記対象者の感情を推定する感情推定装置が知られている。例えば、非特許文献1には、生体情報と教師モデルの知識情報とに基づいて学習(知識の蒸留)した感情推定モデルを利用して、対象者の生体情報に基づいて前記対象者の感情を推定する方法が開示されている。
【0003】
前記感情推定装置が有する感情推定モデルは、複数の生体情報に基づいて感情を推定する教師モデルの出力を利用した知識の蒸留により作成される。前記教師モデルの出力は、前記教師モデルが複数種類の生体情報に基づく学習によって得た、前記対象者の生体情報に基づいて感情を推定するための情報を継承している。つまり、前記感情推定モデルは、前記教師モデルの出力を利用することにより、学習に使用する生体情報には含まれない情報を継承している。よって、前記感情推定装置は、前記感情推定モデルを利用することにより、前記教師モデルでの前記対象者の感情の推定に必要な生体情報の種類数よりも少ない種類数の生体情報に基づいて、前記教師モデルの感情の推定精度と同等の推定精度を得られる場合がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
西原 翼,外7名,“マルチモーダルな生体信号に基づくドライバの感情推定システム”,2021年6月,ロボティクス・メカトロニクス講演会2021講演論文集,2P3-J17
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記非特許文献1のように、前記対象者の感情の推定に、前記対象者の生体情報に基づいて知識の蒸留により生成された感情推定モデルを用いることにより、前記対象者から簡便に取得可能な生体情報を感情の推定に使用することができる。よって、前記対象者の感情を推定する際の生体情報の取得における利便性を向上しつつ、知識の蒸留により生成されていない感情推定モデルを用いる場合に比べて感情推定の精度の向上を図れる。
【0006】
また、前記感情推定装置において、上述の前記非特許文献1の感情推定モデルを利用して、前記生体情報に基づいて前記対象者の感情推定を行うことにより、知識の蒸留により生成されていない感情推定モデルを用いる場合に比べて感情推定に用いる生体情報のデータ量を少なくすることができる。そのため、前記感情推定装置の演算負荷を軽減することができ、前記感情推定装置におけるハードウェアリソースの設計自由度を向上することができる。
【0007】
したがって、前記感情推定装置において、上述の前記非特許文献1の感情推定モデルを利用して、前記生体情報に基づいて前記対象者の感情推定を行うことにより、知識の蒸留により生成されていない感情推定モデルを用いる場合に比べて、感情推定の精度の向上及びハードウェアリソースの設計自由度向上の両方を実現できる。
【0008】
しかしながら、本発明者らは、前記感情推定装置の開発を進める中で、ある場面またはある対象者において、前記対象者の感情推定に対する納得感を高められる余地があるため、感情推定のさらなる精度向上が可能であることがわかった。
【0009】
そのため、前記感情推定装置において、ハードウェアリソースの設計自由度の低下を抑制しながら、前記対象者の納得感をより高めて感情推定の精度をより向上した構成が求められている。
【0010】
本発明は、前記感情推定モデルを用いて前記対象者の感情推定を行う感情推定装置において、ハードウェアリソースの設計自由度の低下を抑制しながら、前記対象者の納得感をより高めて感情推定の精度をより向上した構成を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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