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公開番号
2024114818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-23
出願番号
2024102722,2023089946
出願日
2024-06-26,2018-08-24
発明の名称
情報処理装置
出願人
丸市倉庫株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20240816BHJP(計算;計数)
要約
【課題】移動体の最適なルートとして、運転手に課せられるコンプライアンスの制限も加味したルートを逐次決定し、物品をユーザから預かるサービス等を効率的に運営することができる技術を提供すること。
【解決手段】拠点情報取得部80が、複数の拠点毎に、当該拠点の存在位置と所定単位時間あたりの物品の入出量とを含む拠点情報を取得し、倉庫情報取得部81が、複数の倉庫毎に、当該倉庫の存在位置と所定単位時間あたりの空き状況とを含む倉庫情報を取得し、運転手情報取得部85が、所定のコンプライアンスの制限を含む運転手に関する運転手情報を取得し、ルート決定部82が、複数の拠点毎の拠点情報と、複数の倉庫毎の倉庫情報と、運転手情報とに基づいて、1以上の移動体の夫々が移動するルートであって運転手の休息場所を含むルートを決定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
物品をユーザから引き取るか又はユーザに受け渡す複数の拠点と、物品を保管する複数の倉庫のうち、1の拠点と1の倉庫を少なくとも含むルートを経由して、1以上の物品を運搬する移動体のスケジュールを立案する情報処理装置であって、
前記移動体は、所定のコンプライアンスの制限が課されている運転手により運転され、
前記複数の拠点毎に、当該拠点の存在位置と所定単位時間あたりの物品の入出量とを含む拠点情報を取得する拠点情報取得手段と
前記複数の倉庫毎に、当該倉庫の存在位置と所定単位時間あたりの空き状況とを含む倉庫情報を取得する倉庫情報取得手段と、
前記所定のコンプライアンスの制限を含む前記運転手に関する運転手情報を取得する運転手情報取得手段と、
前記複数の拠点毎の前記拠点情報と、前記複数の倉庫毎の前記倉庫情報と、前記運転手情報とに基づいて、1以上の前記移動体の夫々が移動するルートであって前記運転手の休息場所を含むルートを決定するルート決定手段と、
を備える情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、物流を効率的に行う方法には高い需要があり、そのための技術も数多く提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上述の特許文献1に記載の技術によれば、荷物物流システムの円滑な運用を図るとともに、ユーザの問合せに対して荷物の運搬状況(現在位置等)を知らせることが出来る。このため、物品をユーザに配達するというようなサービスを行う場合には、非常に有用である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-334901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、タイヤ等の物品をユーザから預かるようなサービスを行う場合、荷物の運搬状況をユーザに知らせるだけではサービスを効率的に運用することは難しい。
このような場合には、ユーザがサービス提供者に対して効率的に物品を引き渡し、また、効率的に物品を受け取る必要がある。
特に、ユーザが引き渡すことを希望する物品が、タイヤのように重量のある物品であれば、物品を一度倉庫等に収納することも多く、複雑な経路を取る必要がある。
また、物品を輸送するための移動体(例えばトラック)を運転する運転手には、コンプライアンスの制限(例えば、1日の運転時間の制限)が課せれられる場合も多い。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、物品を輸送する移動体の最適なルートとして、運転手に課せられるコンプライアンスの制限も加味したルートを逐次決定し、物品をユーザから預かるサービス等を効率的に運営することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
物品をユーザから引き取るか又はユーザに受け渡す複数の拠点と、物品を保管する複数の倉庫のうち、1の拠点と1の倉庫を少なくとも含むルートを経由して、1以上の物品を運搬する移動体のスケジュールを立案する情報処理装置であって、
前記移動体は、所定のコンプライアンスの制限が課されている運転手により運転され、
前記複数の拠点毎に、当該拠点の存在位置と所定単位時間あたりの物品の入出量とを含む拠点情報を取得する拠点情報取得手段と
前記複数の倉庫毎に、当該倉庫の存在位置と所定単位時間あたりの空き状況とを含む倉庫情報を取得する倉庫情報取得手段と、
前記所定のコンプライアンスの制限を含む前記運転手に関する運転手情報を取得する運転手情報取得手段と、
前記複数の拠点毎の前記拠点情報と、前記複数の倉庫毎の前記倉庫情報と、前記運転手情報とに基づいて、1以上の前記移動体の夫々が移動するルートであって前記運転手の休息場所を含むルートを決定するルート決定手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、移動体の最適なルートとして、運転手に課せられるコンプライアンスの制限も加味したルートを逐次決定し、物品をユーザから預かるサービス等を効率的に運営することができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1の情報処理システムのうち、本発明の一実施形態のサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図1のサーバ、拠点端末、倉庫端末、ユーザ端末、及び運転手端末の機能的構成例を示す機能ブロック図である。
図3のサーバが実行するルート決定処理の結果の具体例を示す図である。
図3のユーザ端末に表示される、利用情報を提示する画面の一例を示す図である。
図3のサーバが実行するコンプライアンス付加型ルート決定処理の流れを説明するフローチャートである。
ユーザが荷物の輸送を依頼する際の入力フォームの具体例を示す図である。
ユーザが荷物の輸送を依頼する際の入力フォームの具体例を示す図である。
ユーザが荷物の輸送を依頼する際の入力フォームの具体例を示す図である。
入力フォームに入力された内容に基づき演算され表示された運行計画の具体例を示す図である。
入力フォームに入力された内容に基づき演算され表示された運行計画の具体例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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