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公開番号
2024112178
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-20
出願番号
2023017071
出願日
2023-02-07
発明の名称
敷設材
出願人
有限会社大阪セーフティ
代理人
弁理士法人いしい特許事務所
主分類
E01C
5/00 20060101AFI20240813BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】路面や床面に用いられる敷設材において、防滑性を高める。
【解決手段】本発明の敷設材は、基板層2の表面に高分子化合物からなるコーティング層3を備えており、コーティング層3に層表面で開口した開口部5と、開口部5を層内部で連通させる立体網目状の微小孔4を成形して構成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基板層の表面に高分子化合物からなるコーティング層を備えた敷設材であって、
前記コーティング層に、層表面で開口した開口部と、該開口部を層内部で連通させる立体網目状の微小孔を成形したことを特徴とする敷設材。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
前記微小孔が、前記コーティング層の結晶粒界を拡張して成形されることを特徴とする請求項1に記載の敷設材。
【請求項3】
前記基板層と前記コーティング層が接する面に空隙が成形されることを特徴とする請求項1又は2に記載の敷設材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、路面や床面に用いられる敷設材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、路面や床面に用いられる敷設材の表面には、防水又は防汚対策や光沢効果を目的として、高分子化合物からなるコーティング材によるコーティング層が積層されている。このようなコーティング層が積層された敷設材は、本磨き仕上げされた敷設材と比較して安価かつ容易であるため、主流として利用されている(特許文献1及び2参照)。また、敷設材表面の光沢効果の劣化を敷設材に対して、その光沢効果を復元するために敷設材表面に塗布する樹脂ワックスも開示されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭52-11927号公報
特開2004-218213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、高分子化合物からなるコーティング層が積層された敷設材は吸水性又は浸水性を失うため、敷設材の表面に水が溜まる(水捌けが悪い)状態となり、歩行者が滑りやすく転倒して危険が伴うという問題があった。そのため、従来、防滑処理を行う際、高分子化合物からなるコーティング層を有する敷設材の表面に積層されたコーティング材を剥離する必要があった。その結果、従来の防滑施工では、施工後の敷設材の色や光沢が変異して外観や景観が変わってしまうという問題もある。また、光沢効果の復元のための樹脂ワックスを塗布した場合においても、敷設材表面にコーティング層を更に積層した構造となるため、その吸水性又は浸水性を失うこととなり、歩行者が滑りやすい状態も復元されてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記のような現状を検討して改善を施した敷設材を提供することを技術的課題としている。
【0006】
本発明に係る敷設材は、基板層の表面に高分子化合物からなるコーティング層を備えた敷設材であって、前記コーティング層に、層表面で開口した開口部と、該開口部を層内部で連通させる立体網目状の微小孔を成形したものである。
【0007】
本発明の敷設材は、前記微小孔が、前記コーティング層の結晶粒界を拡張して成形されるものとしてもよい。
【0008】
また、前記基板層と前記コーティング層が接する面に空隙が成形されたものであってもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、高分子化合物からなるコーティング材が積層された敷設材であっても滑りにくく、歩行者が転倒する危険性を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の敷設材を示す図であって、(A)は全体斜視図、(B)は側面図である。
第一実施形態の微小孔を示す敷設材の部分拡大断面図である。
第一実施形態の微小孔の成形領域の説明図であって、(A)はコーティング層にのみ微小孔が成形された部分拡大断面図、(B)は基板層及びコーティング層に微小孔が成形された部分拡大断面図である。
第二実施形態の微小孔を示す敷設材の部分拡大断面図である。
図1に示す敷設材における断面図であって、(A)~(C)が敷設材のX-X断面の構造及びY-Y断面の構造の組み合わせが異なる断面図である。
第二実施形態の敷設材の製造方法を説明するための部分拡大断面図であって、(A)は成形型の図、(B)は成形型にコーティング材を投入後の図、(C)は完成図である。
第三実施形態の微小孔を示す敷設材の部分拡大断面図である。
第四実施形態の微小孔を示す敷設材の部分拡大断面図である。
第四実施形態の空隙部を示す部分拡大断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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