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公開番号
2024109131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-14
出願番号
2023013716
出願日
2023-02-01
発明の名称
魚釣用リール
出願人
グローブライド株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A01K
89/015 20060101AFI20240806BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】釣糸が挿通する釣糸案内体に配設される一対のローラの摩擦抵抗が軽減され、構造が簡単で組み込み性が良く、低コストのレベルワインド装置を有する魚釣用リールを提供する。
【解決手段】本発明の魚釣用リールは、リール本体の左右側板間に回転自在に支持されたスプールに対し、釣糸を均等に巻回するレベルワインド装置10を有する。レベルワインド装置10は、それぞれ軸芯方向に延出する貫通孔22aが設けられた一対のローラ22と、一対の各ローラ22の貫通孔22aに挿通されて、各ローラ22を回転可能に支持する一対のローラ固定軸24と、一対のローラ固定軸24を支持し、左右側板間に支持されたウォームシャフト11に係合する基部28と、を備えた釣糸案内体20を有し、一対のローラ22間に釣糸を挿通させたことを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
リール本体の左右側板間に回転自在に支持されたスプールに対し、釣糸を均等に巻回するレベルワインド装置を有する魚釣用リールにおいて、
前記レベルワインド装置は、それぞれ軸芯方向に延出する貫通孔が設けられた一対のローラと、前記一対の各ローラの貫通孔に挿通されて、各ローラを回転可能に支持する一対のローラ固定軸と、前記一対のローラ固定軸を支持し、前記左右側板間に支持されたウォームシャフトに係合する基部と、を備えた釣糸案内体を有し、
前記一対のローラ間に釣糸を挿通させたことを特徴とする魚釣用リール。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記一対のローラ固定軸は、連結部によって一体化されたフレーム構造を有することを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
【請求項3】
前記連結部は、前記左右側板間に配設されるガイド軸と係合されていることを特徴とする請求項2に記載の魚釣用リール。
【請求項4】
前記基部に金属製のプレートを設置し、前記プレートに前記一対のローラ固定軸の各端部を保持したことを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スプール前方の側板間に、スプールに釣糸を巻回案内するレベルワインド装置を備えた魚釣用リールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、両軸受型タイプの魚釣用リールには、左右側板間に回転可能に支持されたスプールに対して釣糸を均等に巻回するようにレベルワインド装置が配設されている。このレベルワインド装置は、一方の側板側に回転可能に配設されたハンドルの巻き取り操作に連動して、スプール前方で左右に往復動する釣糸案内体を備えており、前記釣糸案内体に釣糸が挿通されることで、スプールに対して釣糸を均等に巻回することが可能となっている。
【0003】
上記した釣糸案内体は、釣糸が接触しながら挿通する部分となるため、摩擦抵抗が大きいと、仕掛けをキャスティングした際の飛距離が低下する、釣糸が擦れる、仕掛けを自由落下させる際の落下速度が遅くなる等の問題が生じる。このような問題を解決するため、特許文献1には、左右側板間に回転可能に支持されたウォームシャフトに螺合する基部に釣糸を挿通させる一対のローラを配設した釣糸案内体を有するレベルワインド装置が開示されている。
【0004】
前記一対のローラは、それぞれの外周面が、釣糸挿通部内に露出するように回転可能に支持されており、各ローラの下端側は前記基部に保持され、上端側は受部に保持されている。そして、前記基部がウォームシャフトに螺合され、前記受部が左右側板間に支持された支柱に係合したカバー部材に保持されることで、前記釣糸案内体は、左右側板間で往復駆動される。一対のローラ間に挿通される釣糸は、その外周面によって摩擦抵抗を軽減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭56-131771号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記した従来のレベルワインド装置は、釣糸案内体を構成する一対のローラが、それぞれローラカバーによって覆われているため、各ローラの表面がローラカバーと接触し、十分な摩擦軽減効果が得られない。また、各ローラは、前記ローラカバーに保持されると共に、上端が硬質受部に保持されて前記カバー部材に対して一体的に組み込まれる構成のため、部品点数が多くなってガタ付きが生じ易い。更に、部品点数が多いため、組み込み性が悪く、コストも高くなってしまう。
【0007】
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、釣糸が挿通する釣糸案内体に配設される一対のローラの摩擦抵抗が軽減され、構造が簡単で組み込み性が良く、低コストのレベルワインド装置を有する魚釣用リールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した目的を達成するために、本発明は、リール本体の左右側板間に回転自在に支持されたスプールに対し、釣糸を均等に巻回するレベルワインド装置を有する魚釣用リールにおいて、前記レベルワインド装置は、それぞれ軸芯方向に延出する貫通孔が設けられた一対のローラと、前記一対の各ローラの貫通孔に挿通されて、各ローラを回転可能に支持する一対のローラ固定軸と、前記一対のローラ固定軸を支持し、前記左右側板間に支持されたウォームシャフトに係合する基部と、を備えた釣糸案内体を有し、前記一対のローラ間に釣糸を挿通させたことを特徴とする。
【0009】
上記した構成の魚釣用リールによれば、釣糸を挿通させる釣糸案内体を構成する一対のローラの夫々は、貫通孔にローラ固定軸を挿通させているため、各ローラの表面を露出した状態に回転可能に支持することが可能となる。このため、ローラ間に挿通される釣糸に対して摩擦抵抗力を軽減することができる。また、各ローラは、一対のローラ固定軸に保持されるだけであるため、部品点数が少なくなって構造が簡略化され、組み込み性が向上し低コスト化が図れる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、釣糸が挿通する釣糸案内体に配設される一対のローラの摩擦抵抗が軽減され、構造が簡単で組み込み性が良く、低コストのレベルワインド装置を有する魚釣用リールが得られる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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